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胡同(フートン)のひまわり [中国映画]

胡同(フートン)のひまわり を見てきた。文化大革命のあと強制労働から戻った父と子の愛と葛藤の物語。バックに流れる音楽が素敵で、また胡同(フートン)という北京の下町のようなごちゃごちゃした路地の風景も何だか懐かしい感じで、これは中国版のALWAYS三丁目の夕日っぽいなと思いました。
今でもこの地域は実際あるらしいのですが、2008年の北京オリンピックでなくなってしまうらしく、何となく残念な気がしてなりません。
主人公の男の子が映画の中で三回も変わるのにも拘らず、三人が同じような雰囲気をもち、きっと成長したらこんな風になるだろうなと思わせる同じような姿で登場し、すごく自然でした。これにはびっくりです。
それと残念だったのは老けていく両親が、髪の毛はいい具合に白く後退していったものの、肌までには気が回らなかったようで、特にお母さんの肌のぴちぴちさは、ちょっと違和感ありました。
それでも、文革からの今に至る中国の歴史の流れの中で、がんこ親父とその子供の対立やその子供の成長がうまく描かれていました。
会場からはすすり泣く声も聞こえ、まあまあの感動作 になってます。


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