マッチ・ポイント [Woody Allenウッディ・アレン]
ウッディアレン監督脚本の「マッチポイント」見てきました。
運があるか、ないか、人生はそれによって決まる。そんな感じの映画でした。
投げた指輪が柵を越えて向こう側に落ちるか、こちら側に落ちるか。テニスでマッチポイント(最後の一点での勝負)の時、ボールがネットに引っかかって、ボールは向こう側に落ちるのか、こちら側に落ちるのか。それが人生ですべての決めて、という映画でした。
アカデミー賞の脚本賞にノミネートされてるだけあって、ストーリーがおもしろかった。またウッディアレン初のNYを脱出してのロンドンを舞台にした映画で、特に上流階級の物語なので、上流階級の生活が垣間見れ、また音楽もオペラが使われ、画面も上質な洗練された感じに仕上がってました。
ウッディアレンはもう72歳になるとか。彼のお気に入りの女優さんを今までにも彼の作品に使ってきましたが、今回はスカーレット・ヨハンソンを見出して、この映画が作られたとのこと。作品も若々しく、とても72歳の人が作った作品には思えませんね。
ストーリーの最後も私は大満足。結構人生そんなものよ、と思え、妙にリアリティがありました。
お勧めです。
(追記:2006-09-14
この「マッチポイント」は「陽のあたる場所」に酷似してるため、今訴訟が起きてるらしいです。もともとこの「陽のあたる場所」という映画自体もセオドア・ドライサーによる小説『アメリカの悲劇』をベースに作られたもので、2度映画化されるも、最初の映画化の時には小説を歪めたとして訴訟が起きてます。2度目の「陽のあたる場所」(1951年)はエリザベス・テーラーやモンゴメリ・クリフト主演で大ヒットとなりました。
「マッチポイント」と「陽のあたる場所」やっぱり似てるでしょうかね!?)
先日は私のブログに訪問していただき、
ありがとうございました。
私もウディ・アレンはよく見てる方です。
見てるだけで面白いですよね。
感想読ませていただいて、これも見たくなりました。
by (2006-09-04 00:16)
juliaさん、こんにちは。
私もウッディアレンの映画は好きで観てます。
アニーホール、ラジオディズ、アリス、ボギー俺も男だ、おいしい生活、などなど。
スカーレットヨハンソン(マッチポイントの主役女優)を使っての次回作も決まってるらしいので、これからまた楽しみですね。
by naonao (2006-09-04 17:38)
こんばんは。
私のブログにご訪問、ありがとうございました。
naonao さんもウディ・アレンのファンでいらっしゃるんですか!
私も大ファンなんです。ほとんどの作品を見ました。
新作の「スクープ」楽しみですね。また時々お邪魔させてくださいね。
by coco030705 (2006-09-08 21:24)
coco030705さん、遊びに来てくれてありがとうございます。
こちらこそ、またcoco030705さんのブログにお邪魔させていただきたいです。
coco030705さんのブログにはウッディアレンファンが集っていてびっくりしました!!
by naonao (2006-09-09 14:28)