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オペラジャワ(第7回東京フィルメックス) [インドネシア映画]

インドネシア映画の「オペラジャワ」見てきました。

この映画は、「東京フィルメックス」で上映された映画で、アジアを中心に世界から独創的な作品を集めた国際映画祭が、11月17日~26日まで有楽町朝日ホールやシネカノン、国際フォーラムなどで行われています。

ここ何年かの間に、東京ではいろんな映画祭がやっているので楽しいです。

さて「オペラジャワ」はジャワの古典劇と現代美術をミックスさせ、映画全編にガムランの音楽が流れ、それにあわせて歌い踊るという、いわゆるミュージカル仕立ての映画でしたが、ブロードウェイミュージカルやインド映画(インド映画は皆ミュージカルですね)にあるような華やかさがなく、あくまでもしっとり、静かに何だか見終わった後は頭の中でガムランの音がずっと鳴り響き、悲惨でグロテスクな内容にも拘らず、何故か癒された気分になっていました。

「妻が別の男性と浮気をすることで陶器商の夫は、相手の男性も妻も殺してしまい、最後は妻の心臓までくり抜く」といった激しい内容なのですが、全編に流れるガムランと踊りと歌と、布や藁製品など効果的に使ったアートで、内容とは裏腹に少し抑え気味な、静かな印象の映画になってました。

インドネシアに旅行すると必ずガムランを聞きますが、このガムランの音色はたまに聴くとたまらなくいいです。α波が脳から出まくった2時間だったと思います。疲れてる方には特にガムランの音色はお勧め。気持ちよくなって眠りたくなってしまうかも。ガムランは癒しの音ですね。それを再認識した映画でした。


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naonao

makoさん、nice!ありがとうございます!!
by naonao (2006-12-01 16:33) 

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