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ハンティング・パーティ [戦争関連映画]

「ハンティング・パーティ」をヤクルトホールで観てきました。
リチャード・ギア主演のジャーナリストの実話を元にした話。ボスニア紛争中、セルビア人指導者として大量虐殺した戦争犯罪人がCIAや国連など諸機関が捜索するも全く捕まらないその謎を、3人のジャーナリストたちが突き止めます。「ありえないと思う部分こそ真実」と映画では謳っています。
戦場カメラマンや戦場リポーター。世界のどこかで戦争があり、彼らはそこに急行します。仕事場はいつも血なまぐさい戦場。「恐怖でアドレナリンが出まくり、それを体験することが生きている証」みたいなことを彼らは映画の中で語ります。5000万ドルの懸賞金を懸けられた戦争犯罪人はなかなか捕まりません。実は捕まらない理由はCIAや国連にあることがわかります。ジャーナリストとして復帰をかけ、はっきり居場所も知らぬままにも追跡をするリチャード・ギア演じるジャーナリストと、長年コンビを組み第一線から退こうとしていたカメラマン、そしてテレビ局の副社長の息子という立場を使って入社した頼りない新人ジャーナリストのコンビでたくさんの難局を乗り越えます。
全体的にハラハラドキドキ。きっと戦場のジャーナリストはいつもこんな感じで仕事をしてるのだろうなあと思わせ、まさに命がけの商売なのだなあと思いました。命がいくらあっても足りません。平穏無事とは程遠い職業です。危機一髪の連続。そして彼らは最終的にその戦争犯罪人を捕まえますが、賞金を得ずにある粋な計らいで戦争犯罪人を処分します。
103分の映画でしたがあっという間に終わってしまいました。見ている観客もアドレナリン全開でした。リチャード・ギアはかなり年を取りました。1995年にインドのダラムサラで何度も見たときもそんなに若いという感じには思えませんでしたが、この映画ではしわくちゃな感じで年月が確実に流れてる感じがします。つまり自分も年を取ったということなのでトホホですけどね・・・。
ハンティング・パーティ (扶桑社ミステリー シ 24-1)

ハンティング・パーティ (扶桑社ミステリー シ 24-1)

  • 作者: リチャード・シェパード
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2008/04/17
  • メディア: 文庫

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たいちさん

私もこの映画の試写会を狙って応募しています。当たるよう祈っています。日本人戦場カメラマン・記者の犠牲が最近あったので、余計に観たいと思っています。
by たいちさん (2008-04-20 00:11) 

八四六(やしろ)

いいっすよね、欧米は。

戦場カメラマンや戦場リポーターが英雄として扱ってもらえるから。

我が国ときたら、危ないメにあったら…とか、親や国や会社に迷惑をかけるなとか…

困ったもんです。
by 八四六(やしろ) (2008-04-21 16:00) 

Mimosa

確かに、リチャード・ギア、歳とっちゃいましたね~。最初の写真、誰かわかりませんでした!
この映画、戦場のジャーナリスト達の様子がハラハラドキドキしながら見れそうで面白そうですね。見に行きたくなりました~♪
by Mimosa (2008-04-22 00:27) 

naonao

>たいちさん、いつもありがとうございます。
是非当たって観れるといいですね。
私も当たるよう祈ってます!

>八四六さん、ありがとうございます。
確かに自己責任論とか、日本では本当に酷かったですね。
何に価値を置くか、全く日本は世界と違ってるのが笑えます。

>Mimosaさん、いつもありがとうございます。
みんな年取りますね。残念ですが仕方ないですね~。

>toshiさん、toraneko-toraさん、miffyさん、いつもnice!ありがとうございます。


by naonao (2008-04-23 20:48) 

カエル

早く観に行きたいです!リチャードギアは、なんてかっこいいのだろう。。。とミーハーでもあります。
by カエル (2008-04-25 15:49) 

naonao

>カエルさん、ありがとうございます。
リチャードギアはインドのダラムサラで見たとき(滞在中何度も見てました)普通のおじさんで背が低かったのでちょっと私はガッカリしました。たぶん今でも毎年インドのダラムサラにチベット暦の正月(2月~3月)のダライラマ法王がいるときにリチャードギアも行ってるので簡単に会うことができます。機会があれば是非!!

>xml_xslさん、Yakohaさん、nice!ありがとうございます。

by naonao (2008-04-29 12:20) 

naonao

>りゅうさん、いつもnice!ありがとうございます。
by naonao (2008-05-05 11:53) 

バラサ☆バラサ

ボスニア系は重い作品が多いのですが、想像していたより大娯楽作品でした。
期待とは違いましたが、逆の意味で満足しています。
by バラサ☆バラサ (2008-06-02 01:44) 

naonao

>バラサ☆バラサさん、いつもありがとうございます。
確かに重いテーマなわりに娯楽的で良かったですね。
by naonao (2008-06-05 21:26) 

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