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偉大なる、しゅららぼん [岡田将生]

ニノのドラマはちょっとお休み。

映画「偉大なる、しゅららぼん」を観ました。

偉大なる、しゅららぼん スタンダード・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD


岡田将生くんが主演であること、万城目学原作の「鴨川ホルモー」「鹿男、あをによし」「プリンセストヨトミ」の映画やドラマを以前観ていて(原作は何一つ読んでないのに)この作品も早くから関心があったこと、去年旅行で行った琵琶湖周辺が舞台になっていたこと。その3点から観たいと思っていた映画でした。

ストーリーは琵琶湖周辺で不思議な力を与えられた日出家本家のもとに分家の涼介(岡田将生)がやってきて、同じ高校生の本家の淡十郎(濱田岳)と共に赤い学ランを着て高校へ通いながら、師匠の涛子(貫地谷しほり)のもとで弟子入りをします。そして同じように琵琶湖周辺で不思議な力を持つ棗一族の長男の広海(渡辺大)がまた同じ高校に通っているのですが、ある日その3人が通う高校の校長が日出家に、そして敵対している棗家にやってきて「すぐに日出家(および棗家)はここから出ていけ」と言い放ち、不思議な力で抑え込んでしまいます。仲の悪い日出家と棗家の両家は協力して校長のその不思議な力は何なのか探ろうとします・・・。

いがみ合っている日出家と棗家なのにお互いが情けを掛けあう部分は物語としても良かったです。また実際には船頭の源治郎(笹野高史)が彼もまた不思議な力を持ち合わせていたために、先代から力を封じ込めさせられ、竹生島のお神酒を飲むことで封印された50年間の記憶が一気に蘇り、人生を奪われてしまった悲しみから校長を操り力を発揮したという顛末なのですが、日出家を代表して淡十郎が謝るなか龍の怒りを買って命を落としてしまい、日出家の人々も眠ったまま、棗家も時間を遡るという技法を使って一家消滅と思いきや、皆初めから元に戻ってやり直し、最後はめでたしめでたしで終わるのがホッとしました。

本当はすごい力を持っているはずなのに、お神酒をちゃんと飲まなかった淡十郎。その自覚のなさが源治郎にお神酒を飲ませてしまい、混乱を招きました。その道で生きていこうと決意するまでには時に人は右往左往することがあるでしょうが、特別な家に生まれ特別な能力があるというのはやはり意味あることなので、それを生かして世に貢献する義務があったのでしょう。こんな不思議な能力のある一家がいたら傍から見ていて面白そうだけど、いろいろ修行とかあって大変そうです。私には務まらないのでこんな能力はいらないな~と思いながら観てました。

映画には長浜の黒壁エリアとか彦根城の周辺、彦根城など去年行ったところがロケに使われていて馴染みの風景なので懐かしかったです。また竹生島は相当昔に行ったことがありますが、こちらも懐かしかった。いいところなのでまた行く機会あったらいいなあと思いました。

涼介のおどおどした家来まがいの役が岡田将生くんにすごく合っていて、良かったです。彼はこういう役が何故かとっても似合います。岡田くんは透明感あってやはり好きな役者さんだなあと思いました。それに淡十郎(濱田岳)のお姉さん(深田恭子)のぶっきらぼうな感じとか、師匠の涛子(貫地谷しほり)のふわふわした感じが実に合っていてすごく良かったです。特に深キョンはニノと出てた「南くんの恋人」で観たばかりだったので、ちょっと興味深々で観てしまいました。「南くんの恋人」では可愛いお人形のようだったけど(そういえば「セカンド・バージン」では意地でも離婚しない妻を演じていてました)彼女の演技ももっと観たいなと思いました。


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naonao

>nice!をくださった皆様、ありがとうございます。

by naonao (2014-10-19 16:44) 

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