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バグダッドカフェ [ドイツ映画]

映画「バグダッドカフェ」を観ました。

バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版 Blu-ray

バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版 Blu-ray

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: Blu-ray

1987年のドイツ映画です。1994年に完全版、2008年にディレクターズカット版が作られました。この映画で使われたジェベッタ・スティールのCalling Youは大ヒットし、数多くのアーティストにカバーされています。

今ならGyaoで無料配信中です。今月末まで観れるようです。http://gyao.yahoo.co.jp/player/00569/v08435/v0828500000000527370/

ドイツのローゼンハイムから旅行に来ていたジャスミン(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)は夫婦げんかして車を降りてしまい、アメリカのラスベガス近郊のモハーヴェ砂漠の「バグダッドカフェ」にたどり着きます。そのカフェはモーテルであり、ガソリンスタンドであり、カフェなのですが、やはりジャスミンと同じように夫婦げんかをして夫が出て行ってしまったブレンダがこの「バグダッドカフェ」を切り盛りしており、そりが合わなかった二人はいつしか仲良くなってカフェを盛り上げていきます・・・。

映画の中で使われているCalling Youのけだるい音楽と、砂漠の中にあるバグダッドカフェのまるで時が止まりその空間だけが置いてけぼりにされたような感じが見事にマッチしています。そこにドイツ人のジャスミンが現れたことで、はじめは怪訝そうで、いつもガミガミ口うるさいことばかり言っていたブレンダが少しずつ心を許していきます。ブレンダの子供たちもなつき、そして、元舞台装置の専門家であり今は絵を描くアーティストのおじいさんはジャスミンの絵を描き始めます。店にはタトゥー彫りの女性もいてアンニュイな雰囲気いっぱいのバグダッドカフェです。ジャスミンとブレンダが組んで歌と踊りとマジックのショーをすることになり、バグダッドカフェが一気に活気を取り戻すのが見物です。

去年の4月に「バチカンで会いましょう」というマリアンネ・ゼーゲブレヒト主演の映画を観たのですが、その時彼女がこの映画「バグダッドカフェ」に出ていることを初めて知りました。《あの「バグダッドカフェ」の女優さん》という書かれ方をしていたので、実はすごくこの映画「バグダッドカフェ」が気になっていました。でも忙しさに紛れてそんなことはすっかり忘れていました。ところがGyaoを久々に観たら、《あの「バグダッドカフェ」》がやっているではありませんか。しかも皆の評価もすごく高くて、これは観ないといけないなあと思いました。観て正解です。ミニシアターでヒットした映画というのがとってもよくわかりました。こういう映画大好きだなあと思いました。ストーリーも出てくる人たちも、音楽も映像も言うことなし。映画を観た後のちょっとした幸せ気分もいいです。ルート66にあるこのバグダッドカフェ。こんな風景実際にいつか見てみたいなあとも思いました。お勧めです。


おまけ:

1月から始まったドラマ。気になったものをちらりと観ましたが、「流星ワゴン」ダントツにいいです。過去に戻ってやり直すというストーリーにとっても弱い私なので、1話観ただけでとっても好きなドラマだと思いました。山Pのドラマ「プロポーズ大作戦」、岡田将生のドラマ「未来日記」、黒木メイサのドラマ「タイムスパイラル」、ジェイク・ギレンホールの映画「ミッション:8ミニッツ」、堤真一の映画「メトロに乗って」、マイケル・J・フォックスの映画「バックトゥーザフューチャー」なども過去と現在を行き来するものですが、これらのドラマも映画も大好きです。この「流星ワゴン」は、それだけでもワクワクですが、1話目から泣け、涙が止まりませんでした。 今年も出だしがいいなあと我ながら嬉しいです。

ストーリーはリストラされ、妻(井川遥)から離婚届けを突き付けられている主人公、一雄(西島秀俊)が、すでに亡くなっている運転手(吉岡秀隆)の車で運命を左右する大切な場面に連れていかれ、そこで人生を修正しようとするのです。そこには何故か自分と同じ年の父親(香川照之)も現れ、一緒に行動しています。自分が小さな子供の時には理解できなかった出来事が大人になった今わかったり、勘違いしていたことがわかったり、それを知って主人公の心のわだかまりが消えていきます…。父親との溝もあるので、それを埋める物語でもあります。始まったばかりなので、今から観ても十分間に合います。お勧めです。

また、今年は映画「バックトゥーザフューチャー パート2」で行った未来2015年に当たる年で、アメリカではこの映画に出てきた宙に浮かぶスケボー(ホバーボード)が発売されるとのこと。またロンドンではミュージカルが既に決定しているし、ちょっと「バックトゥーザフューチャー」が脚光を浴びそうな年です。一部このシリーズのパート4の映画が作られるとの噂も飛び交ってますが、エイプリール・フールの4月1日に映画会社が発表し、またYoutubeのパート4の予告編は2010年に何かの特番で作られた動画を、ファンが勝手にパート4とロゴを入れてしまったとのことで、残念ながら映画はなさそうです。本当に映画作られたら楽しそうだったのに…。残念です。


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コメント 3

Zunko

フェースブックで、私の友達が、ルート66を走って、このバグダッドカフェの写真を載せていまして。。この映画の事や、Calling youが思い出されたばかりでした。私は、VHS(笑)で見ましたが、又是非見たい、と思って、Gyaoをクリックしてみましたが、日本国内しか見られないみたいです。。

又是非、この映画を見て、今度はルート66を走って、バグダッドカフェに行ってみたいです。
by Zunko (2015-01-24 14:56) 

はるかぜ

naonaoさんのお陰で昨年は楽しいドラマライフを送ることが出来ました。情報ありがとうございます。Back to the future Part4情報もありがとうございました。だまされて自分のブログに書いてしまいました…(^_^;)即刻削除しました。「流星ワゴン」楽しみですね!
by はるかぜ (2015-01-25 12:44) 

naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。

>Zunkoさん、ありがとうございます。
ふと思い出したことをまた別のところで目にする…。シンクロしてますね。最近、縁があることはやはり出会うんだなあと思っていたところでした。ルート66はやはり皆の憧れですよね。

>はるかぜさん、ありがとうございます。
はるかぜさんのブログにBack to the future Part4のことをコメントしたかったのですが、コメントできずに結局自分のブログに書いてしまいました。かえってすみません。
「流星ワゴン」は毎回泣けますね。本当に楽しみです。
by naonao (2015-01-31 01:14) 

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