弱くても勝てます [二宮和也(嵐・ニノ)]
ニノ主演のドラマ「弱くても勝てます」を観ました。
弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~ Blu-ray BOX
- 出版社/メーカー: バップ
- メディア: Blu-ray
このドラマを観ていて、ブラピ主演の映画「マネーボール」を思い出しました。「マネーボール」は評価の低い選手を探してきてはチームに入れて低予算の中でやりくりしつつ勝利へと導くという型破りなアイディアで勝利を勝ち取る野球の映画でしたが、「弱くても勝てます」も弱いままで勝つという型破りなアイディアでチームを勝利へと導く、映画同様実話の野球物語でした。途中でいろんな映画やらドラマやらを観たため、途切れ途切れでの鑑賞となり、またとりわけ野球が好きというわけでもなく、セリフがやや硬めで理屈っぽかったので、途中で観るのをやめてしまおうかなあと思ったりもしましたが、最後まで観なければこのドラマの良さもわからないと思い、何とか鑑賞し終えました。
ニノがやっている高校教師の役は、もともとは研究職でそこから食べていくために教師をしている役で、かつて自分も野球をやっていたがそこから逃げ出した立場でありその負い目もあり、ちょっと偏屈なところが結構鼻につく役ではありました。しかし独特の研究者らしい理論でへっぽこ野球部をまとめ、最終回の15分くらいのニノの長い長い生徒一人一人へのメッセージは、なかなか感極まったシーンで良かったです。この長いセリフはニノが一人で考え、ワンショットで撮影が完了したとのこと。15分近くのセリフを良くも情感込めて演じきることができたなあと、ひたすらその役者魂と才能に感心でした。またニノの新しい面を観た気がしました。この人本当に多才なんだなと。作品としてはそんなに好きではありませんが、勝負に勝つにはやはりちょっと型破りな発想で臨まないと勝つことはできないことを学び、またニノに惚れてしまいました。
弱いのだから守備練習にかけている時間はなく、徹底的に打撃の練習をし大量得点をあげてコールド勝ちにもっていくこと、守備はきわどい球は切り捨て正面に飛んできた球だけ取る練習をする、弱いのだから弱いままで勝てるという仮説を立て実験をし、それを証明してみせようじゃないかということ…と、この発想、かなり変わっていて面白いなと思います。
「あまちゃん」でブレイクした福士くんや有村架純ちゃんも出てましたが、福士君は「きょうは会社休みます」の田之倉くんのほうが良かったし、架純ちゃんは「失恋ショコラティエ」のまつりちゃんよりも更に勝気な役で、何となくキャラが同じに見えてしまいました。他にも麻生久美子、薬師丸ひろ子、笹野高史、荒川良良…と役者さんはたくさん揃っていましたが、いまひとつ何かが足りず(脚本だろうか?編集だろうか?)面白さに欠けたちょっと間延びした感じのドラマでした。残念です。
ずっと追ってきたニノのドラマや映画でしたが、一通り観たいものは観たのでこの辺で止めにしようと思います。(「硫黄島からの手紙」「大奥」なども観てますがレビューにしていません。観てから時間が経ってしまったので書くのが難しい。でも「硫黄島からの手紙」は素晴らしかったので観てない人は観てもらいたいです。ストーリーも良かったし、ニノの演技も素晴らしかった。イーストウッドが絶賛してるのがわかります。「大奥」はニノのファンになるかなり前に観たのですがかなり軽い感じの印象の映画でした)制作発表されたニノ出演の今年のドラマ「赤めだか」や、映画「母と暮らせば」をいまから楽しみに、今後もニノの活躍を期待したいと思ってます。
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2015-02-08 16:05)
>To the person who commented in English in my blog,
I am so sorry to deleted your comment cause you leads to a certain home page in Korean language, which I don't understand your intention and I am so uncomfortable.
Please stop this,and I hope you enjoy my blog simply.
Thanks.
by naonao (2023-10-24 20:24)