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MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 [日本映画 恋愛]

「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」を観ました。

MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 Blu-ray 通常版

MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 Blu-ray 通常版

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: Blu-ray

山下達郎の「クリスマス・イブ」の詞をモチーフにし、中村航の小説を映画化。クリスマス映画です。大好きなクリスマスのスタンダードナンバー”Christmas song”や”Have yourself a merry little Christmas”も使われていて観終わったあとはほんわかとした暖かい気持ちになりました。

光(相葉雅紀)と杏奈(榮倉奈々)とソヨン(ハン・ヒョジュ)と北山(生田斗真)の4人の恋物語。光は漫画家志望の書店の店員。サンタクロースの裏の顔を持つデビクロくんというキャラクターを使って定期的に本音を書いている。光の幼馴染の杏奈は光のそばに住んでいて、オブジェを作るアーティストの卵。杏奈は光に長年淡い恋心を抱いているのですが、ある日、光が思い描いていた運命の女性と出会ったというので、彼の恋の応援をすることに。しかも運命の女性とは杏奈の仕事仲間の照明アーティストのソヨンだった…。

時々デビクロくんの漫画が飛び出して、いろいろ光に忠告のような含蓄ある言葉を発するのが良かったし、デビクロくん自体がキュートで癒されました。また相葉くん演じる光が何とも心優しくお人よしでまっすぐなので、それが元々の相葉くんのイメージにダブっていてとっても好感が持てました。このキャラは相葉くんをおいて他に演じることができないでしょうと思えるくらいに彼にピッタリ。はまり役でした。杏奈の気持ちに鈍感すぎて光のセリフに笑えるシーンもあったし、小さな女の子に教わって運命の人が見つかるおまじないを光が真剣にやるシーンが何かとってもほのぼのしたし、ミスタードーナッツのロゴがクローズアップされて光がドーナッツを食べるシーンが笑えたし、いろいろ突っ込みどころも満載だったけど、この映画は光=相葉くんの性格の良さそれだけで、半分以上成功している映画だと思いました。相葉くん、結構やるじゃん、と思いました。彼のこういう心優しい役の映画ならまた観てみたいです。ほのぼのしていて癒される。ちょっとにわか相葉ファンになってます。

また相手役の奈々ちゃん演じる杏奈の片思いに、ずっとこちら側は感情移入してしまい、結構切なく胸がキュンキュンしてました。奈々ちゃんの自然な演技もなかなか良かったです。また好きな人が幸せになるために、自分が身を引いてその人を応援するという構図が杏奈と光の間に、そして光とソヨン(光と北山)の間に垣間見れ、そういうストーリーも二重丸でした。私はこの構図に弱いのです。

「泣いてもいいよ。僕が笑う。笑ってもいいよ。僕も笑う」

「転んでも飛び込んだらいい。でも僕は今転んでしまって飛び込めない」

「すべてがゼロになったら、大切なものだけが残る」

「僕はいる。昔も、今も、未来も」

他にもデビクロくんのいろんな名言がありました。原作には名言がいろいろ出てくるのでしょうか?名言知りたさに、原作も読んでみたくなりました。

デビクロくんの恋と魔法

デビクロくんの恋と魔法

  • 作者: 中村 航
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/11/27
  • メディア: 単行本

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2015-06-14 14:38) 

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