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アオハライド [三木孝浩監督]

「アオハライド」を観ました。

映画公式サイト:http://www.aoha-movie.com/

アオハライド DVD 通常版

アオハライド DVD 通常版

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD


咲坂伊緒による人気コミックを実写映画化した青春ラブストーリー。「アオハライド」とは青春(アオハル)にride(ライド=乗る)という造語で、一生に一度の青春に一生懸命乗れ!という意味合い。「陽だまりの彼女」「くちびるに歌を」「ホットロード」の三木孝浩監督作品。本田翼と東出昌大の共演。

三木孝浩監督の映画がどれを観てもいいので、この「アオハライド」も観てみました。本田翼ちゃんは可愛くて天真爛漫で一生懸命さが伝わってとっても良かったし、東出昌大くんは少し高校生役としては無理がややあるかもと思いつつ、それでもそれをカバーする演技があり、そして時々松潤に見えることがありなかなか良かったです。青春は熱くて一生懸命で、でもとっても爽やかで突き抜けていて、切なくて楽しくて苦しくて…。この映画、とっても素敵でした。

中学1年で同級生だった双葉(本田翼、田爪愛里)と洸(東出昌大、板垣瑞生)はお互いに淡い恋心を抱きながらも、突然の洸の引っ越しで別れ離れになります。しかしそれから4年経って高校2年の時、洸が転校生として双葉の高校へやってきます。洸は苗字が田中から馬淵に変わり、中学の時のような優しい彼ではなく、クールで影のある感じになり、双葉は戸惑います。しかし徐々に双葉は昔の洸を彼に見出し彼に惹かれるようになります…。

4年間の双葉が知らなかった洸。中学一年の時、双葉と夏祭りの約束をしながら洸は夏祭りに姿を現さず、そのまま長崎へと引っ越していたのでした。それは洸の両親が離婚して母親と暮らすためでしたが、その間洸は母をガンで亡くし、一人になってしまった洸は、高校の教師をしている兄と暮らすためにまた戻ったのでした。母を守れなかったことを悔い、同じように両親が離婚し父を亡くした鳴海(髙畑充希)に同情しいろいろ相談に乗る洸。お互い好き同士なのに、「俺、吉岡(双葉)とは付き合えない」と双葉に言ってしまう洸。そして「僕なら放したりしないから」「双葉が好き」と双葉に言い放つ菊池(千葉雄大)。

自分の本心を見せずに取り繕って友人と付き合っていた双葉は、洸の出現でそういったものを払拭しようとします。積極的にリーダー会のリーダーに名乗りを上げ、そこで友情を育み、友人と洸の恋のライバルになり、美しい朝日を仲間と眺めて「みんなで観たことを決して忘れない」と言い、また文化祭のコンサート会場でのアクシデントで洸とキス。そして別の部屋でちゃんとしたキスをして、長崎の恋のライバルの鳴海と連絡を頻繁にとっている洸にそのキスの意味を問いただし、そして「洸、好き」と告白をし、自分の気持ちにケリをつけようとする双葉。

胸キュンだったし、青春っていいなあと思う映画でした。

また洸の母親が自分の病気のことを祈りに教会に通っていたのではなく、子供の洸の幸せのことだけを祈りに来ていたことを、長崎に戻ったときに洸は知るのですが、そのシーンが泣けました。

三木孝浩監督の映画、私の感性にすごく合っています。映像の取り方とか、色とか、音とか、編集の仕方とか、流れとか、そういうものすべてひっくるめていいんだよなあ~。まだ見ていない彼の作品がありますが、また観ていきたいです。


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naonao

>nice!を頂き、皆様ありがとうございます。
by naonao (2015-08-07 21:02) 

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