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SPY TIME スパイ・タイム [スペイン映画]

「SPY TIME スパイ・タイム」をセルバンテス文化センターにて観てきました。

ポスター画像

スペインの人気コミックが原作で、その30年後を描いたスペインでの話題作。アナクレイト(イマノル・アリアス)は、息子のアドルフォ(キム・グティエンス)にとってはいつも冴えない父親だったが、実はすごいスパーエージェントであることがわかる。息子アドルフォも自分の遺伝子に気づき、最後はスパイになっていく…。

もともとがコミックなので、いろんなところで笑わせてくれました。ちょっとコミカルなスパイ映画でした。父親のアナクレイトは豚を飼い、豚をミンチにしてソーセージなどにしていましたが、実はそれは仮の姿。宿敵のバルケスの対決を最後にスパイを引退しようと思っていました。しかしその息子のところに中国人の暗殺者が送りこまれ、息子は父の農場でも敵に襲われ銃撃戦に遭い、そこで初めて父親が普通の農夫ではないと気づくのです。息子アドルフォは活発な彼女(アレクサンドラ・ヒメネス)に振られたばかりでしたが、小さなときから知らないうちに父からの特訓を受けていて、それを自然にマスターし父と同じスパイとしてやっていける能力に気づき、元気を取り戻していきます…。

スペイン人なら誰もが「アナクレイト」というとわかるそうです。その国民的スパイの30年経ったその姿を映画化したのですから、スペイン中が熱狂したことは容易に想像できます。気晴らしに観るのには楽しい映画でした。007やボーンと比較してはちょっとかわいそうなくらい間が抜けてるのですが、これはこれで違ったテイストの肩の張らない映画でした。


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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2016-01-24 18:20) 

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