ダンガル きっと、つよくなる [インド映画]
インド映画「ダンガル きっと、つよくなる」をよみうりホールで観てきました。
映画公式サイト:http://gaga.ne.jp/dangal/
アーミル・カーン主演の映画。本国インドほか、世界でも大ヒットを飛ばしている実話を元に描かれたレスリング映画。レスリング一直線の熱血パパが二人の実の娘にコモンウェルスゲーム(かつての英国植民地の国々で今もなお4年に一度集まって行うスポーツの祭典=オリンピックみたいなもの)で金メダルを獲らせたいためにハッスルする物語。
結構うまくまとまっていました。音楽は色々映画の中でかかっていましたが、インド映画にあるお決まりの踊りは影を潜め、そうい意味ではインド映画らしくないインド映画でした。勿論、舞台はインドだし、インド人のオールスターキャストなので、インド色一色で観ていて楽しかったのですが、カラフルなサリーを着て、バンバン踊るようなインド映画ではなかったです。その点がちょっと期待はずれだったので残念でした。
アーミル・カーンはこの役のために体重を増やしたらしく、確かにとっても貫禄あり、ちょっと別人の様に見えました。何だか見ていて、ビリー・ジョエルに見えてくるから不思議。インド人は基本的に色を白くしたら白人、って誰かが言っていたけど本当にそうですね。目が大きくて彫が深くて。しかしこの映画がもっとコミカルな映画かと思っていましたが見事裏切られ結構正統派の映画でした。ちょっとうまくまとまりすぎてハリウッド映画を意識してるのだろうか。娘に自分の夢を託す父と、その夢を叶えようとする娘たち。ちょっとした感動映画になっていて悪くはないけれど、でも私はアーミル・カーンの映画なら「きっと、うまくいく」のほうが、好きだなと思いました。
2018-03-20 19:44
nice!(11)
コメント(1)
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2018-03-23 22:35)