きみに微笑む雨 [韓国映画]
「きみに微笑む雨」を観ました。
2009年の映画。韓国人のドンハは出張で中国成都を訪れる。成都の観光地、杜甫草堂で働いている留学時代の中国人の友人メイと再会。二人は当時の淡い気持ちを持ちながらも再会を楽しむが、メイは心に大きな傷を抱えていた…。
ドンハ役の美男子はチョン・ウソン。「サッド・ストーリー」や「私の頭の中の消しゴム」にも出演していて観ているはずなのですが、「サッド・ストーリー」ではひょうきんな三枚目の役回りのチャン・テヒョンに夢中だったし、「私の頭の中の消しゴム」では女優のソン・イェジン目当てで観た映画だったので、全く眼中にありませんでした。でもチョン・ウソンが中々いい味出していて、この映画にぴったりでした。
またメイ役はカオ・ユアンユアンという中国人の女優さんで初めて見ましたが、線が細すぎでした。モデルさんなので仕方ないのかもしれません。
韓国人と中国人の二人が英語をやり取りしながら会話をして、舞台は中国の成都という今までには全くない設定が新しい感じで良かったです。映画もしっとりしていて落ち着いていて、いつもの韓国映画でないみたい。四川大地震を絡ませたストーリーでした。
四川省辺りは実際地震が多く、私自身も四川を含めて中国の旅行を3か月+1か月くらいしたので中国で地震がある度に気になってきました。特に四川省に近い雲南省がチベット自治区に並んで好きだし、麗江(リージャン)の街並みが地震によって大きく破壊された時にはとってもショックでした。旧市街とか今はもう復興したのでしょうか?映画で成都が出てきて、成都では三国志の舞台だったのでその作り物みたいなもの(劉備や諸葛孔明などの人形)がたくさんあってそれらが見世物になっていて、日本に戻ったら三国志を勉強しないとなあと思って当時帰ってきたのに未だに何もしていず、また小吃(シャオチ―)=ちょっとした食べ物の食べ歩きを留学生の女の子と朝から晩まで一緒にした思い出があり、そのことを思い出したりしていました。一個5円くらい?のものを一個買って、二人でシェアしちょっと食べてはまた違うものを買って食べるということを朝から晩まで繰り返してました。おいしかったし、面白かったなあ。
話は脱線しましたが、映画は様々な記憶を引き出し懐かしさをも運んでくれるからいいです。
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2019-08-24 11:16)