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小さな家のローラ、森のプレゼント、大草原の小さな家~ローラのふるさとを訪ねて [本]

今期はいろんなドラマを鑑賞してました。


「偽装不倫」~宮沢賢治の銀河鉄道の夜に出てくるジョバンニとカンパネラが丈と鐘子(鐘はイタリア語でカンパネラ)と名前まで似ているというロマンチックな逸話も盛り込み、ラブコメだったので楽しく見ました。ただ鐘子が既婚者でなく独身だと本当のことを言うまでちょっと長かったかな。見るのを止めちゃおうかと思った時もあったけど、おねいさん夫婦のごたごたが激しくなる中盤以降、ドラマも面白くなってきました。また丈が命を脅かす脳の病気で死ぬかもしれないことから自分から身を引くため丈もうそをつき、また手術が成功しても後遺症が残ったことや、鐘子に新しい恋人ができたことで、またも丈は身を引くため記憶喪失になったふりをする。そこが泣けた。好きな人のために自分が身を引くという話の展開に私は弱いので、結構好きなドラマでした。丈が鐘子にプレセントした銀河鉄道の夜の指輪がとっても素敵で、花巻まで探しに行ってみようかなあと思ってしまうほどでした。


「ルパンの娘」~瀬戸康史くん観たさに観始めたけど、キャストのキャラが皆濃くて笑え思わずはまってしまいました。瀬戸くんの凛々しくも可愛い姿と、相変わらずの深キョンの可愛らしさに癒されたし。毎回突然ミュージカルシーンがあり、歌って踊っても楽しかった。日産のCMまでお母さん(小沢真珠)が出演してる凝りようで、他に例がない斬新さ。瀬戸くんとゆきのちゃんが朝ドラ「まんぷく」で夫婦役だったけどここでもカップルとなり、俳句に「まんぷく」という言葉を入れてしまうのに思わずニンマリ。遊び心あるなあ~と思いました。花婿の瀬戸くんが結婚式場から深キョンたちにさらわれ、さて来週最終回ですがどうなるのでしょう。警察官と泥棒の許されぬ恋は、深キョンのおばあちゃんと瀬戸くんのおじいちゃんも同じだったことも明かされ、さて深キョンたちはいかに!?結構楽しいドラマで毎週楽しみでしたが、来週で終わりとは悲しい…。



「凪のお暇」~「半分、青い」に出てた、まあくん役の中村倫也くんがここでもゆるいキャラで、黒木華ちゃんと共に癒されました。高橋一生さんの役がかなりイライラでイヤでしたが。武田真治さんのママ役も似合ってて、全体的にゆる~い感じがほっとさせられるドラマでした。誰かがかなり前のドラマ「すいか」に雰囲気が似ていると書いていて(市川美日子さんが「すいか」にも出てる)観たことあったかなあと調べたらたぶん観てるドラマでした。映画の「かもめ食堂」とか「めがね」にも通じるドラマでした。


「なつぞら」~結構泣かされることが多く、涙腺は緩みっぱなし。とっても良くできているドラマで、言うことなしです。残りももうわずかで残念だなあ~。しかも今月に入り「大草原の小さな家」の話まで出てきて懐かしくなり、それをきっかけに最近「大草原の小さな家」のことをいろいろ調べていました。


「大草原の小さな家」といえばテレビドラマ。小学生、中学生、高校生、大学に入っても観ていてその間も何度も何度も再放送されていて大好きなドラマでした。中南米に旅行したときに中南米でも放送していたことも思い出しました。私がテレビドラマを観ていた当時、ビデオに全部録画もしましたが、9年前の引越しの際DVDが出ているからビデオはもう古いなと思って捨ててしまったのです。観直しする時はDVDでも借りればいいかと。また原作も原語の英語バージョンのものを高校の時アルバイトして、1巻から9巻までを買い、当時途中まで読みそのまま放置していました。引越しで捨ててはいないつもりなのですが、家の中に見当たらず。読み返したいと思いたち、ただいま探し中です。引越しで捨てていなければいいなあと思っていますが…。


そして、知らない間にこんな素敵な本が出ておりこちらを先に読みました。


小さな家のローラ

小さな家のローラ

  • 作者: ローラ・インガルス・ワイルダー
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2017/03/09
  • メディア: 単行本

安野光雅さんの絵がふんだんに使われていてそれはそれは素敵なのです。その絵は全部カラ―で贅沢です。また安野光雅さんが翻訳もし、監修してます。いわば安野光雅さんヴァージョンの「大きな家の小さな家」です。子供だけでなく大人もワクワクして読み直しができます。家族愛に満ち、西部開拓時代のたくさんのお楽しみが書かれています。本当は大変な苦労なのかもしれないけれど、全然苦労と思わず生活を喜々として楽しんでいる様子が生きる勇気を与えてくれる。この本をプレゼントされたら誰もが皆喜ぶでしょう。




森のプレゼント

森のプレゼント

  • 作者: ローラ・インガルス・ワイルダー
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2015/11/20
  • メディア: 単行本


「森のプレゼント」は「小さな家のローラ」(大きな家の小さな家)のクリスマスの部分のみ書かれている本で、こちらも安野光雅さんの絵と翻訳のものです。微妙に絵も文章も「小さな家のローラ」と変えています。絵も共通のものも多いですが、この本独自の絵も入ってました。クリスマスの内容なのでクリスマスのプレゼントに良さそうですが、どうせなら「小さな家のローラ」のほうが盛りだくさんで(クリスマスの部分だけでないから)いいです。




大きな森の小さな家 LITTLE HOUSE IN THE BIG WOODS

大きな森の小さな家 LITTLE HOUSE IN THE BIG WOODS

  • 作者: ローラ・インガルス・ワイルダー
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2015/09/12
  • メディア: 単行本


「大きな家の小さな家」の一部を原文と日本語訳、CDをつけての本。こちらも安野光雅さんの絵と翻訳です。この本も絵が素敵なのでプレゼントに最高。



大草原の小さな家―ローラのふるさとを訪ねて (求龍堂グラフィックス)

大草原の小さな家―ローラのふるさとを訪ねて (求龍堂グラフィックス)

  • 作者: ウィリアム・T. アンダーソン
  • 出版社/メーカー: 求龍堂
  • 発売日: 2013/11/01
  • メディア: 大型本

アメリカにあるローラの博物館やら実際に住んでいた家屋、定住地を求めてローラが転々としたいろいろな場所を取材をしていて写真がタップリです。ローラが生きていた頃、実際にファンレターを送った日本人3人の手紙やそのお返しにもらった手紙の紹介、当時の新聞記事なども載せていて興味深かったです。実際にアメリカに行って観光しようとすればローラはあちこちに引越ししたので、行くのにかなりの時間と労力を費やすと思いますが(アメリカ全土なので)読んでいるとすっかりいった気分になれます。



大草原のローラ物語―パイオニア・ガール[解説・注釈つき]

大草原のローラ物語―パイオニア・ガール[解説・注釈つき]

  • 作者: ローラ・インガルス・ワイルダー
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2017/12/16
  • メディア: 単行本


ローラ・インガルス・ワイルダーが手書きで書いた最初のもの。それに注釈がいろいろ書いてあり、いろんな事実が浮き彫りにされています。登場人物の詳細や新聞で実際にそういうことがあったのかどうか、また統計やら戸籍、地図など調べてもいます。娘であり作家であったローズなくしてはこの「小さな家」シリーズは発行されていませんでした。ローラが書いて、娘ローズがタイプして改訂したもの、そのまた改訂版、そして子供向けと大人向けと書いてあることがまちまちで、それに合わせて話を入れたり削ったり。またローラの話を膨らませて娘ローズは自分の小説にしました。時系列がまちまちで、ローラが記憶違いなこともたくさんあり、実際ローラ自身が体験しなくとも体験したように書いた部分もあり、「小さな家シリーズ」がノンフィクションとフィクションが混ざった作品であることもわかりました。娘のローズや妹のグレイスが日記をつけていたので、のちのローラのことも詳細にわかる部分もあり、ローラの研究家によってこの本は作られましたが、かなりのマニア向けの本でもあります。分厚い本でしたが、興味深く読み終えました。



興味があったので、今回テレビドラマ「大草原の小さな家」の色んなゴシップもネットを通じて見てました。4,5年前にNBCの番組で出演者たちが一同に会するインタビュー番組があり、当たり前ですが皆老けてて、時の流れは容赦ないなあと思いました。(観たい人はYouTubeで簡単に観られます)

その番組にはローラ、お母さん、メアリー、キャリー、アルマンゾ、ネリ―、アルバートのそれぞれの役の人たちが出ていて、それとお父さん役のマイケル・ランドンの代わりに実の息子も出ていました。


ローラ役のメリッサ・ギルバート、メアリー役のメリッサ・スー・アンダーソン、ネリ―役のアリソン・アーングリンがそれぞれに「大草原の小さな家」に出演当時の暴露本なども何年か前に次々に発表していました。特に衝撃的だったのはローラ役のメリッサは実生活では養女として育てられるもその養父母が離婚。また養父が亡くなり自分の居場所もなくなって、撮影現場しか居場所がなかったようなのです。父親役のマイケル・ランドンを実の父のように慕っていたため、そのマイケル・ランドンが54歳の若さで亡くなったとき、大変な落ち込みようで観ていられなかったとネリ―役のアリソンが書いています。またメリッサは酒、ドラッグに溺れ、ロブ・ロウなど色んな男性と付き合い、結婚しては離婚を繰り返し、その度に子供が流産、また子供が生まれ、今では三度目の結婚をしてるようです。劇中仲の悪いことになっているネリ―役のアリソンとは大の仲良し、その代りメアリー役のメリッサ・ス―とは仲がとても悪かったというのも驚きでした。またやはり何年か前にメリッサは舞台の「大草原の小さな家」で母親役を務めたらしく、その舞台を観に行った人が感想を書いているブログも発見しました。

マイケル・ランドンが亡くなったとき、ニュースになり私自身も覚えているのですが、それが54歳の若さだったとは、今改めてその年齢を確認して驚きです。そんなに若かったのだと。また最後に大草原の小さな家のセットをすべて燃やしてしまった理由が、「今後誰にも使ってほしくなかったから」というものと「もともとセットは更地にして返す約束だったので、ちょうど物語の中で燃やすことが都合が良かったから」というのが書かれてあり、確か当時我が家で取っていた新聞にマイケル・ランドンへのインタビューがかなりのページを割いてしかも連載されていて、「大草原の小さな家を完結するため」みたいな理由だったように記憶していて、「誰にも使ってほしくない」というのに近かったのではなかったかなと思いました。その当時の新聞があれば読み返してみたいものです(確かその当時は読売新聞を取っていた気がする)


ネルソン夫人役の女優さんは去年亡くなったようです。またネリ―がドラマの中で結婚したパーシバル役の俳優さんは今でいうLGBTでエイズにかかり若くして亡くなり、実生活でもこの二人は仲が良かったようでした。


「大草原の小さな家」は今思うと、私にとっては幸せの象徴みたいなもので、私自身もあのドラマを観ているときは父がいて母がいて、弟がいて、幸せな家族の記憶があり、ドラマも素晴らしくて良かったけれど、自分自身も幸せの中にどっぷりと浸かっていたのだなあと思い出します。これを機会に、ドラマももう一度観直してみようかなあと思いました。


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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2019-11-04 18:13) 

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