しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス [カナダ映画]
カナダ・アイルランド合作映画「しあわせの絵の具~愛を描く人 モード・ルイス」を観ました。
2016年の作品。IMDb評価は7・6。カナダの画家モード・ルイスの半生を描く。絵が可愛らしく、グランマ・モーゼスをもっと植物なり動物なりをズームアップした感じの絵だなあと思いました。この映画によってモード・ルイスの存在を知ることができて良かったです。
リウマチのために足を引きずって歩くモード(サリー・ホーキンス)は、魚の行商人エベレット(イーサン・ホーク)が家政婦の広告を出しているのを見て、彼の家に押しかけ住み込みで働くことにします。初めはギクシャクしてうまくいかなかったけれど、二人は次第に心を通わせ結婚することに。ニューヨークから来ていたサンドラがモードが家の中に描いていた絵を見て、彼女に絵を描いてくれるよう依頼。その後評判となりニクソン大統領からも注文が来るようになるのです…。
兄にも叔母にも邪見にされ、居場所のないモード。エベレットは孤児院育ちで不愛想。住み込みの家さえも電気もなければ水道も通っていない小さな家。彼女自身はリウマチなので歩くのも不自由だし、少しずつ手も言うことが効かなくなります。二人がそれでも何とか夫婦となってお互いがなくてはならない存在となり、モードの絵も評判となり売れていきます。本当に良かった。実際の彼女の絵がカナダの美術館にあり、家の中に描かれた絵も残っているらしいので、いつかまた旅行できるときが来たら行って実際に観てみたいなあと思います。楽しみが増えました。
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2021-02-27 15:50)