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インターステラ― [アメリカ映画 賞受賞]

アメリカ・イギリス映画「インターステラ―」を観ました。


インターステラー [Blu-ray]

インターステラー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2015/11/03
  • メディア: Blu-ray

2014年の作品。IMDb評価は8.6。クリストファー・ノーラン監督作品のSF。とても奥の深い映画でした。ディカプリオ主演のやはりクリストファー・ノーラン監督映画「インセプション」と同じような映画鑑賞後の余韻、感覚があり、しばらくはこの世界観から抜け出せずにいました。それくらいインパクトの強い映画でした。


砂嵐で作物は大打撃を受け食糧難。新鮮な空気も奪われて肺を患っている人々。そんな中、人類を救うために他の星を探しに行く選ばれた宇宙飛行士のクーパー(マシュー・マコノヒ―)。1時間が7年にもなる星に着き作業しただけで一気に地球時間の23年もの月日を費やしてしまい、地球から送られてくるビデオレターで自分の子供が成人し家庭子供を持ち、また自分の父が亡くなったことに涙する飛行士たち。また人類の凍結受精卵を新天地で孵化させ、種を保存する計画があり、その計画こそが本来の計画であることを打ち明けたマン博士(マッド・デイモン)。彼は自分が見つけた星のほうが有利であるとでっち上げたデータを作りクーパーを半殺しにしたが、アメリア(アン・ハサウェイ)が助けてくれ、クーパーは娘との約束を果たすべく地球に戻る選択をし、彼女はもう一つの人類が生きることのできる可能性ある星に向かった。

そしていつ帰ってくるかもわからないから行ってほしくないと言う娘マーフ(ジェシカ・チャステイン)とのやり取りを、クーパーは宇宙に放り出されたときに観て(そこはどうやら4次元の世界で過去も現在も未来も同じところに存在している)、彼女にモールス信号で自分を宇宙に行かせるなと知らせる。その後も送られてきた様々なデータを未来のために娘に知らせ娘はそれを読解した。

ふと気づくと土星近くのステーションにいて、自分が生きていると気づくクーパー。そして娘は既に自分より老いていてたくさんの孫たちに囲まれていた。アメリアを探しに行ってほしいという娘の言葉に応え、クーパーはまた宇宙船に乗り込む…。


地球がもはや住むことのできない世界で、新天地を求めて他の星に行かなければならない時代がこの先来るのでしょうか?この映画ではその新天地が見つかり人類はそこで生活をしていました。娘マーフが本がひとりでに落ち、意味ある暗示をしていることを幽霊と読んでいましたが、宇宙のどこかに落ちたクーパーがその本を一生懸命落として意味ある暗示を作っている張本人でした。過去も現在も未来も一緒くたにある4次元の世界。とっても興味深いです。


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はるかぜ

この映画衝撃的でした~娘とあの本のやり取りは、実際に私たちの現実でも起こっているのでは?と感じたほどです。見えない存在からのメッセージのような。あり得ると感じます。もう一度見たくなりました~ご紹介ありがとうございます!
by はるかぜ (2021-03-09 01:58) 

naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。

>はるかぜさん、コメントありがとうございます。
私がこの映画で最も心惹かれたシーンは、やはり娘とクーパーのやりとりを本棚の後ろから未来のクーパー本人が見て、必死に本を落としてメッセージを送ってるシーンでした。本当にあり得ますよね。未来の自分が現在の自分にメッセージを一生懸命送っているかもしれませんよね。そう考えると楽しくなります。
by naonao (2021-03-11 21:13) 

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