30だけど17です [韓国ドラマ]
韓国ドラマ「30だけど17です」(Still 17/Thirty But Seventeen)を観ました。
2018年の作品。IMDb評価は7.8。ヒーリングラブコメディ。主役の二人がおっとりしていて心温まるラブコメで観るのが毎回楽しみでした。
バイオリニストを夢見ていた17歳の高校生ソリ(シン・ヘソン)はある日事故に遭い、13年もの間病院のベッドの上で昏睡状態に。30歳にして目覚めると育ての叔父夫婦は姿を消し、家もなく、無一文の状態。昔住んでいた家を訪ね、一カ月ほど住まわせてもらうことになります。一方、そこに住んでいる舞台美術デザイナーのウジン(ヤン・セジョン)は高校生の時に初恋の人を自分のせいで死なせてしまったと思い込んでいて、その頃から自分を閉ざしていました。ソリもウジンも高校生で時が止まっていました。そして実はソリこそがウジンの初恋の人で亡くなったのは違う人であると後からわかるのでした…。
シン・ヘソンさん、「青い海の伝説」「彼女はキレイだった」で観ていましたが主役を観るのは初めて。17歳からいきなり30歳になって戸惑い中味はまだまだ17歳で天真爛漫な役を演じていました。その相手役のヤン・セジョンくん、初めて観ますが、心を閉ざし自分の中に籠ってしまう繊細な役どころ。彼はソリに出会うことで心を開き、徐々に明るくなっていきます。明るくなって彼女がどんどん好きになる辺りから観てるこちらまでいつも幸せ気分を味わっていました。ウジンがぼそぼそしゃべり、ソリが結構おっとりした感じなのでこのふたりがある種ヒーリング効果を生んでいるような気がしました。そういう意味では本当にキャスティングが素晴らしかったです。それとほっこりする音楽も効果抜群でした。
また元気いっぱいでソリを好きなウジンの甥っ子ヒョンテ(アン・ヒョソブくん「タンタラ」とは全く違う役だったので全然気づきませんでした)や独特な雰囲気で古今東西の引用を多用する家政婦ジェニファー(イェ・ジウォン「プロデューサー」では変わったぶっ飛んだ役どころでした)、ウジンの事務所の代表ヒス(チョン・ユジン「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「W~君と僕の世界」でお馴染)など、周りの人たちのキャラもとても良かったです。
幸せ感が高いドラマで、大好きなドラマでした。時間を置いてもう一度観たいです。naonaoお勧め度★★★★★
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2021-07-25 10:17)