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通学シリーズ~通学電車・兄に愛されすぎて困ってます [日本映画 恋愛]

「通学シリーズ~通学電車」を観ました。2015年の作品で、千葉雄大くん主演。

「通学シリーズ」には「通学電車」と「通学途中」があり、千葉くん主演の「通学電車」に中川大志くんがチラリと出演し、逆に中川くん主演の「通学途中」には千葉くんもチラリと出て2本のこの映画は関係しているらしいのですが、千葉くんの「通学電車」を観ました。



通学シリーズ 通学電車 DVD

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2016/03/16
  • メディア: DVD

通学電車で気になる他校の男の子ハル(千葉雄大)を見つけて嬉しくなるユウナ(松井愛莉)。ある日ユウナの家にドッペルゲンガーのハルがいて、色んな話をする。家庭の悲しい出来事、夢を断たれたハルを知るユウナ。また現実世界ではトラウマとなっているサッカーのキックをユウナがさせたことで、ハルは意識を失い入院してしまう。現実世界は三角関係でもごちゃごちゃ。そしてどんどん衰弱していくハル。ドッペルゲンガーのハルは何故か出ることのできなかったユウナの家から出ることができ、現実世界のハルへと戻り、お互いに好きだとわかって「落ち着いたら必ず迎えに来るから」といって別れるが、何年か後にちゃんと迎えにやって来てハッピーエンド...。

学生の可愛い恋物語でした。ドッペルゲンガーを使ったファンタジーです。フワフワした感じの映画で、ティーネージャー向きの映画でした。学生時代の青春真っ盛りの甘酸っぱい思いが優しくほんわかと集約されていているような映画でした。


また「兄に愛されすぎて困ってます」も観ました。


映画「兄に愛されすぎて困ってます」(通常版) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2018/01/10
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2017年の映画。振られてばかりの女子高生せとか(土屋太鳳)のもて期が到来。せとかの初恋の相手で医者の高嶺(千葉雄大)や王子さま系先輩の千秋、英語の実習で来ている先生(ノンスタイル井上)。でも彼女の兄はるか(片寄涼太)が何となくいつも妹のせとかを必要以上に守っている。高嶺と付き合うとせっかく絞ったのに、実はせとかとはるかが血のつながりがないという事実を知り、兄と妹はお互いに意識し始めます…。

ラブコメ全開は最初だけ。後半は結構爽やかな青春ドラマの作りになっていました。ノンスタイル井上のハンサムになり切った演技が結構笑えて面白かった。千葉雄大くんのストレートな表現をする高嶺という医者役が、2015年の「通学シリーズ~通学電車」のハルと比べるとすごい大人の役で、2年でこんなに大人びて飛躍的な演技になるのかと目を見張ってしまいました。グイグイ女の子を引っ張ってすごく格好いい役柄でした。しかも「自分に心がすべてが向いていないのは、僕の彼女失格だから」「ぼくが、せとかを振ったんだから」っていう最後の別れのセリフが、よく考えるとせとかに気を遣わせずに他の男性へと向かわせる言葉になっていてなかなかでした。表面上は自分が悪役になり別れるように見せ、実際には自分が好きな人のためにスマートに身を引く。グッときます。血のつながらない兄と妹の恋愛物語でちょっと設定は良くなかったのですが、太鳳ちゃん可愛かったし、胸キュンシーンも結構あり楽しめました。

この映画に先立ちドラマも作られているようで、ドラマのほうが評判良いようです。機会あればドラマもトライしてみます。

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ソースさんの恋・彼女が恋した職人さん~マリーは匠に首ったけ・尽くす女 [日本ドラマ]

千葉雄大くん目当てでいくつか観ていた作品。
まず「ソースさんの恋」
美大生でコンビニでアルバイトしながら画家を夢見る19歳の正直(千葉雄大)と、4年前に事故で夫を亡くし、そのショックから記憶喪失になっているミカ(ミムラ)との年の差10歳離れた恋愛物語。2017年の作品。
(4)「彼女がソースを買う理由」

(4)「彼女がソースを買う理由」

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Prime Video
大自然の中で写生をしていたらその絵が飛ばされ、拾ってくれた女性にその絵の出来を大層褒められます。「あなたが書いた絵を探しに私は世界中どこにでも出かけて行きます」と。その体験を大切にしていた正直。のちに恋をした年上の女性が実はその女性であり、同じ場所に立って過去に出会っていたことを悟るというストーリー展開。今やっている朝ドラ「エール」でも主役の二人が過去に教会で出会っていて、お互い同じ時に同じ場所にいたことを悟るシーンがありました。この運命じみたストーリー展開、大好きで心にグッときてしまいました。

美大へと後押しをし、画家への道を決定づけてくれたミカは正直にとって女神さまのような存在。途中ミカの記憶が戻る過程で彼女の入退院があり、正直がバイトや絵の制作で忙しく会えず、また二人の恋を邪魔する夫の弟の存在がありますが(その人は夫になりすましてミカの愛を勝ち取ろうという気持ちの悪い手段を使います)ミカが記憶をとり戻し、何年か雲隠れしたのち、再び画家となった正直の目の前に現れてこの再会で物語は終わりました。
3年前なので千葉雄大くんは28歳。なのに19歳の役。全然違和感ありません。とっても若く見える。学生の役がそのまま似合う。ミムラはきれいで上品で良かったです。このドラマはDVDになっていないのですが、千葉くんも観れて、そしてミムラも結構好きなので満足でした(今、ミムラと言わず美村里恵と改名してますね)


また「彼女が恋した職人さん~マリーは匠に首ったけ」を観ました。


彼女が恋した職人さん~マリーは匠に首ったけ~【テレビ東京オンデマンド】

彼女が恋した職人さん~マリーは匠に首ったけ~【テレビ東京オンデマンド】

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2016/01/22
  • メディア: Prime Video

2015年製作。カナダ人のマリーと日本人のタクミ(千葉雄大)が堺の鍛冶屋、東京の飴細工、江戸切子、江戸指物、金沢の加賀友禅、九谷焼を訪れ、日本の匠の技、職人さんにスポットを当てたコミカルなタッチのドラマ。

マリーがフランス人形みたいで可愛らしく、難しい日本語も駆使しながら「~でござる」とか会った早々のタクミに「貴様」と呼んだりするので笑えました。大げさな演技でまるで漫画の世界から抜け出たみたいで可愛くて。千葉雄大くんに負けず劣らず可愛い。職人さんたちの真摯な仕事に向き合う姿勢や後継者がいない問題など、テレビ東京でやっている「和風総本家」を思い出すような内容を盛り込んでいます。後継者不足で伝統工芸品などこれからもどんどん廃れてしまうのでとても心配だと改めて思いました。

ドラマの中に出てきた大阪のみたらしとろとろや、金沢の焼きいなりがとってもおいしそうでした。


他に、「ちょいドラ」を観ました。


ちょいドラ

ちょいドラ

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Prime Video

3つの短いドラマ。本当に短い。1話が10分のドラマ。その中の「尽くす女」を観ました。離婚危機の男性役が千葉雄大くん。カウンセリングを受けている中トランスジェンダーであることをカミングアウト。カウンセラー役は優香さん。カウンセリングがうまく功を奏して徐々にやりたいことがはっきりとして口に出すことができ、生きる方向が決まります。「やりたいことを言ってもいいんですか?」というセリフにはちょっとびっくりしました。でも悩んでいる、病んでいるということはそういうことなのですね。「尽くす女」とは千葉くんが演じる人のことでした。カウンセラーの優香さんがとっても光ってました。


別のドラマ「ダークマターな女」には「いいね!光源氏くん」で共演した伊藤紗莉ちゃんが出てます。「いいね!~」を観なければ伊藤紗莉ちゃんの存在さえ知らなかったのですが、彼女が子役から活躍していて昔から色んなものに出ていることを最近知りました。彼女も注目していきたいと思ってます。

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私の名前は… [フランス映画]

今、アップルリンククラウドでフランス映画「私の名前は…」を5月17日まで無料配信しています。


またDVDも出ています。


わたしの名前は… [DVD]

わたしの名前は… [DVD]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2016/11/16
  • メディア: DVD

公式映画サイト:https://www.uplink.co.jp/mynameis/


ファッションデザイナーのアニエスベーが製作した2013年のロードムービーです。父親に性的虐待を受けていた少女が遠足で出かけた先でトラックに乗り込み家出をします。そのトラックの運転手、スコットランド人と言葉の壁がありながら心を通わせます。最後は警察に捕まり、スコットランド人のドライバーの突然の自殺、そして少女はカウンセリングを受け、成長して彼女が子供を授かっても父から受けた傷が癒えることがなく、誰にもそのことを言うことができずに今後も生きていくという場面で終わっています。


大好きなロードムービー。でも苦しかった。特に父親がろくでないので、この父を見ていて胸糞悪く、父親は結局何の裁きを受けることなくて、その代りに人の良いスコットランド人の命が奪われてしまい、ショッキングこの上なかったです。

あれこれ質問もせず自然に接してくれる気のいいドライバー、ピーター。彼は家族全員を亡くしていたのです。口が裂けても少女が実の父に手を出されてるなんてことを警察に言いたくなかったのだろうし、自分の人生に疲れて投げやりになっていたのかもしれません。

道の途中、森の中で白塗りのアジア人のダンスパフォーマンスを観たり、たき火をしていると見知らぬ旅人もやってきたり、二人一緒に写真を撮ったり、海岸で遊んだり、墓を見たり、公衆浴場に行ったり、カフェでお茶したり…。ルーティン化しているピーターの日常にも、家出してきた12歳の少女にとってもつかぬ間の幸せな風が吹いた時間だったように思います。


暗すぎてコロナの自粛にあまりいい映画ではない気がしますが、フランスの片田舎の風景を見ることができたのは楽しかったです。少し旅行した気分になれました。またフランスのお墓って初めて見ました。デザインが素敵でした。

皆旅に出たがりますが(映画の中でもカフェで働く女性が旅したいと話したり、カフェの客が実際にトラックに乗せてもらって少しの間一緒に旅します)、仕事で旅をしているピーターのような人にとってはそれが日常で、何ともないこと。逆にもうそんな生活に飽きが来ていたかもしれません。私も世界一周2年間をやったとき、当初の予定では特に年数を決めずに旅立ち3年くらいになるかもしれないと漠然と思っていました。でも長く旅をすれば旅は日常と化し、特別なものではなくなり、旅のストレスみたいなものも出てきて、最後は何を見ても感動しなくなり、そうなったらもう旅は潮時だと旅を終えました。そんなことを思い出しました。

人はないものねだりです。中庸、ほどほどが一番ですね。

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黒崎くんの言いなりになんてならない [日本映画 恋愛]

「いいね!光源氏くん」で千葉雄大くんの可愛らしさにすっかりやられ、千葉雄大くんの過去出演したドラマや映画をチェックしている今日この頃です。

「いいね!光源氏くん」は平安時代からタイムスリップしたおっとりして優美でチャーミングな千葉雄大くん演じる光源氏くんの現代とのギャップ、感動するとすぐに雅な和歌にするところ、それにOL役の伊藤紗莉ちゃんとのコンビネーション、衣装や小道具の色使いの素敵さなどチェックポイント満載。カラフルな御簾なんかとっても色彩豊かで欲しくなるし、紗莉ちゃんが着る服の色合いとかも好みだし。ゆるい癒し系のラブコメで本当に何から何まで可愛いドラマ。幸せになれます。千葉雄大くんの魅力全開で、今は毎週楽しみに観てます。


そして千葉雄大くんをもっと観たさに観た映画は「黒崎くんの言いなりになんてならない」2016年の映画。中島健人くん、小松菜奈ちゃん、千葉雄大くんとの三角関係の恋愛模様を描く学園もの。


黒崎くんの言いなりになんてならない 豪華版(初回限定生産)[Blu-ray]

黒崎くんの言いなりになんてならない 豪華版(初回限定生産)[Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2016/08/17
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かつては中島健人くんに胸キュンだった時期もありました。そして、あっという間に何とも思わなくなり、情報も追わなくなり忘れ行き、マイカテゴリーの中島健人くんも消しても良いかなあとまで思ったりもしますが、この映画の主演は何といっても中島健人くんでした。ケンティやっぱりすごいね!と思いました。そしてお目当ての千葉雄大くんの魅力も満載で、胸キュンの嵐でした。漫画の原作なのでちょっとそれはないでしょう!?と思う場面も多々ありますが、スピード感あってグイグイ迫って胸キュンが止まらず、ラブコメ好きの私には楽しかったです。


黒王子=黒崎(中島健人)はドSでぶっきらぼう、不愛想。一方、白王子=白河(千葉雄大)は優しくて穏やか、好青年の見本。二人は幼馴染で親友で熱い友情で結ばれている。女子から二人は絶大な人気があり、そこへ転校してきたゆう(小松菜奈)を巡って黒王子と白王子のバトルが始まる。黒王子と白王子の二人の間で、特に黒王子に翻弄させられるゆう。初めは優しく接してくれる白王子に心奪われていたゆうだが、どんどん乱暴でグイグイ迫ってくる黒王子に心奪われてしまう。


壁ドン、顎クイ、耳かじり?、騙されて入った男湯、のぼせ気を失って男物のワイシャツを着せられてのお姫様だっこ、観覧車でのキス、ピアノを弾く後ろから覆いかぶさるような形でのレッスン…と何かこれぞ漫画でしょうという世界でしたが、胸キュンが止まりません。翻弄されてる菜奈ちゃんは可愛かったし、ケンティも雄大くんも照れずにこれをスマートにやってのけられるのは流石です。たぶんこの役ってこの二人にしかできないでしょうね。はまり役。ブラボーです。王子という名に恥じない二人だと思いました。


私なら黒王子でなく白王子の優しい人柄を選ぶのになあと思いました。「花だん」で道明寺を取らず花沢を取るみたいに。また最近テレビでやってた「恋は続くよどこまでも」が胸キュンで話題になっていましたが、「恋つづ」の胸キュンは小さいかなあ。もっとたくさんの胸キュンを体験したければこの映画を是非観てもらいたいです。現実離れしている分、胸キュンが大きくて連続して経験できます。


4年前の映画なので雄大くんは27歳。高校生役でも無難にこなしてるのがすごすぎる。(ケンティは当時22歳、菜奈ちゃんは20歳だけど)映画は何も考えずに観れるラブコメが一番だね!とやはり思ってしまいました。


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マイ・ブックショップ [イギリス映画]

2017年のイギリス、スペイン、ドイツ映画「マイブックショップ」を観ました。


マイ・ブックショップ [DVD]

マイ・ブックショップ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ココロヲ・動かす・映画社〇 
  • 発売日: 2019/09/03
  • メディア: DVD

ペネロピ・フィッツジェラルドの原作の映画化。

1950年代のイギリスの小さな町に戦争で夫を亡くしたフローレンス(エミリー・モーティーマー)が念願であった本屋を一人で開くのですが、町の有力者であるバイオレット(パトリシア・クラークソン)に嫌がらせを受けます。しかし隠遁生活をしている読書家のエドマンド(ビル・ナイ)が応援してくれていました…。


イギリスの田舎町でのどかな本屋さんの話かと思って気楽に観ましたが、結構ストーリーがそんな気楽なものでもなく、早い話がいじめの物語でした。主人公がどんなに頑張ろうが最後は店を畳むことに…。時代の問題、田舎である問題、でも本当は他人のちょっとした悪意という普遍的な問題なのかもしれませんが、排他的で保守的な人たちの前で主人公の夢は途中で途切れてしまいます。

ただ救いは本の注文をしてフローレンスを応援してくれるエドマンド老人。でも彼は途中で亡くなってしまうのです。そしてラスト30秒で本屋で働いていた女の子クリスティーンが、あることを仕出かし(それは犯罪だし褒められたことではないけれどちょっと胸がスカッとする)、そして何年も経ってからこの女の子が大きくなって本屋で働いているシーンがあったのですが、それが救いになるかなあという感じでした。


1950年代のイギリスの田舎の風景や洋服、調度品などは観てて好きでしたが、ストーリーがどうなのよ、という感じ。何だか映画の中ではやはりハッピーエンドであってほしかった。役者さんたちはとっても素晴らしく特に主役のエミリーモーティマーは役にぴったりでした。

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