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ボク、運命の人です・恋空 [日本ドラマ]

ドラマ「ボク、運命の人です」を観ました。2017年の作品。


ボク、運命の人です。 Blu-ray BOX

ボク、運命の人です。 Blu-ray BOX

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2017/10/04
  • メディア: Blu-ray

メチャクチャ楽しかった。文句なしに私好みのドラマでした。これぞラブコメ。しかも色んなシンクロニシティが起こることが本当に楽しかった。これだけのシンクロが起こっていたら本当に人生は楽しすぎる。


自称・神(山下智久)と名乗る男が、「あと30年したら地球が隕石にぶつかってしまう。それを回避するためにどうしても運命の人と早く結婚してもらいたい。二人の子供が救世主になるのだから」と言って、正木(亀梨和也)に晴子(木村文乃)が運命の人だから、早く結婚してほしいとけしかける。


毎回自称・神にいろんな課題が課せられる正木。営業件数を取ってきて10万円をゲットせよ、クラッシック音楽100曲の題名と作者を覚えよ、嫌いなニンジンを上司に克服してもらえ、会話を4文字以内でしろ、見ただけで指のサイズがわかるようにせよ、温泉に行ったらお湯をぬけなどなど。そしてそれらがすべてうまくいき、晴子との結婚へとうまく向かわせる。


意味ある偶然の一致があちこちに毎回ちりばめられてあり、とってもハッピーな気持ちになれました。私は実生活でもシンクロニシティが大好きなので、このドラマに起こるシンクロニシティを観ているだけでとってもハッピーでした。自称・神の山Pと正木演じる亀梨くんのやり取りも、テンポよくて結構笑えました。神はとてつもなく軽くてこれまたおかしく、一方真面目で一生懸命な正木がとっても好感持てました。日々の中には意味ある偶然が本当はたくさん散りばめられているんだろうなあと思います。それを捕らえられるかどうか。それを楽しもうとするかどうか。ドラマの中でこれだけたくさんの偶然が重なっていたら(小さな時に一緒に写真に写っていた、人生で一番落ち込んだときにお互いが声を掛け励まし合っていた、会社は隣で席は背中合わせだった、野球の試合をしてスコアボードが携帯番号になった、コンサートに行ってスタンディングオベーションを2人だけが揃って微妙に早くしていた、虹の下を通った人と結婚したいと小さな時に言っていた彼女は彼が気づかずに虹の看板のコンビニの下を通ったのに気づいたなどなど)もうそれは運命としか言えないです。


「きっと運命とは、諦めずに信じ続けたものだけが受け取れるご褒美のようなものだ」「きっと運命とは、ただの偶然だと切り捨てているものの中に紛れこんでいる宝石のようなものだ」…二人のセリフです。ハッピーになれるドラマ。お勧めです。



それとドラマ「恋空」。2008年作品。
恋空 スタンダード・エディション [DVD]

恋空 スタンダード・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2009/02/04
  • メディア: DVD
新垣結衣ちゃん、生田斗真くんの映画「恋空」は観たことがあるのですが(当時、泣いたと思う)、ドラマ版もあることに気づき、瀬戸康史くんが出ていたので観てもいいなあと思い気軽に観ましたが、毎回毎回涙、涙、涙で涙無くしては観れず、すごく良かったです。映画よりも(昔観たので映画の細かな部分は忘れてはいますが)尺がある分、ドラマのほうが丁寧に描かれていると思いました。
たまに大泣きするのも精神上のデトックスになる。ヒロインは水沢エリナちゃんという女の子も可愛らしかっし。また松下奈緒さんや波瑠 さんも出ていて、皆若かったです。



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麗~花萌ゆる8人の皇子(月の恋人~歩歩驚心麗) [韓国ドラマ]

「麗~花萌ゆる8人の皇子」(月の恋人~歩歩驚心麗)(Moon Lovers:Scarlet Heart Ryeo)を観ました。2016年の作品。


麗(レイ)~花萌ゆる8人の皇子たち~ BD‐BOX1(コンプリート・シンプルBD‐BOX6,000円シリーズ)(期間限定生産) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: Blu-ray
麗(レイ)~花萌ゆる8人の皇子たち~ BD‐BOX2(コンプリート・シンプルBD‐BOX6,000円シリーズ)(期間限定生産) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: Blu-ray

中国でヒットしたドラマの原作「歩歩驚心」の韓国版。人を助けるために池に飛び込んだら1000年前の高麗時代の宮廷にタイムスリップしてしまい、そこではへ・ス(IU)と呼ばれる女の子になっていた…。

現代からタイムスリップしているので考え方も行動も目立ってしまい、第10皇子(ベクヒョン・EXO)と取っ組み合いのけんかをし、誕生日に歌を歌い踊り、恐れられている第4皇子(イ・ジョンギ)の無礼な態度に物おじせず正々堂々と文句をつけるへ・ス。そのうち皇子たちの人気を勝ち取り、気に入られるようになる。そして文武両道で優しい第8皇子(カン・ハヌル)にどんどん惹かれていき、ついには結婚の約束までする。そこくらいまではラブコメのノリで楽しく気軽に観ていられました。

しかし、ドロドロの王の座を巡る権力争いがヒートアップし始めると、どんどんシリアスさを増します。へ・ス自身に及ぶ数々の不幸がすごいのです。お茶に毒を盛り王の暗殺を謀った容疑者として牢屋に入れられ、足が後に不自由になるほど鞭で打たれ、絞首刑一歩手前までいき、身代わりにお茶担当の長官で良くしてくれた人が殺されるのですから。また現国王の妃として任命されますが、(体に瑕のあるものは妃にはなれないため)自ら手首を切りそれを拒否したため、洗濯女へと大きく格下げされるのですから。

頼りにしていた第8皇子は、王暗殺の黒幕が野心家の妹と繋がっていることを知り、お家の存続のために犯人を突き止めることができず、しまいには何となくヘ・スを見て見ぬふりのような感じです。がっかりするへ・ス。そして一匹狼で何となく守ってくれる第4皇子に心を移していきます…。へ・スの顔からどんどん笑顔も消えていきます。


その後も皇子同士、宮廷内の色んな仲たがい、殺し、陰謀、妬みが渦巻いて、一体誰が敵で味方なのか、誰が王になるのか、幸せな時は本当に一瞬だなあと思わせるほど、落ち着いた状態がなく、それに巻き込まれた波乱万丈な皇子たちの人生とへ・スの人生。第4皇子が王の地位に就き光宗になり、彼との幸せな生活もつかの間、仲の良かった侍女が疑われ殺されると、へ・スはもう耐えきれなくなり、第14皇子と形だけ結婚することで宮廷の外に出て(宮廷を出るには結婚しないと出られないしきたりがあった)、その後第4皇子=光宗の子供を産み亡くなってしまします。第4皇子=光宗は王になってから次から次へと取り巻きがいなくなります。へ・スから来ていた手紙を第14皇子のものと思い、無視して読まずにいて後から彼女が本当に第4皇子=光宗が好きで迎えに来てほしいと願っていることを知り、最後第4皇子=光宗は大泣きするのです。


へ・スは現代に戻りました。でも第4皇子=光宗の怖い顔の夢をいつも見て泣きながら起きます。それが何なのかよくわかりません。仕事場の近くで高麗時代の展示会があり、ふと入ると自分が実際に見てきた高麗時代のことが思い出され、これは夢でなく実際にあったことだと確信します。また人を容易に切り殺すことで悪名高い王は、彼女が第4皇子=光宗に「兄弟を大切にしてほしい」と言い続けたことで、その評価は無くなっていました。「時代が違えばもっと自由に好きなだけ愛し愛されるのに」とヘス。「おまえと私の世界が同じでなければ、私がおまえを探しに行くよ」と第4皇子=光宗。高麗時代の二人の会話が蘇ります…。


結構いろんなところで泣いてました。色んな人の感情が渦巻き、切なく、辛く、悲しかったです。第10皇子は早い時期に殺されました。前夜に夫婦でタオルを使って船やら人形やらの形に作って楽しんでいるのがあまりにも幼くて微笑ましく痛ましかった。第13皇子は好きになった相手が自分の先祖に家族皆殺しにされたという因縁の相手で、その相手は地方の姫でもあったため出身地の民のためまた王の悪政の抵抗のため身を投げてしまうのです。

また第4皇子=光宗の子を宿しているへ・スを、最後まで看取った第14皇子が切ないこと。彼は純粋にへ・スが大好きでした。へ・スの心は第4皇子=光宗に向かっているのに。

個人的には紳士的で優しい第8皇子が私の好みでした。彼とへ・スが一緒になってほしかった。途中「権力がないと何もできないことがつくづくわかった。だから王になる」とそれほど権力に魅了されていなかった第8皇子がへ・スに断言し、権力争いに自ら加わり、結局は王になれず、へ・スとも距離がどんどん離れ、結ばれることがありませんでした。本当はずっとへ・スが好きだったのに。悲しすぎる。


20話という長いドラマだったので長い分すごく見ごたえがありました。でもこのドラマはお茶らけて軽いラブコメが前半なら、涙、涙の苦しいヒロインの人生と権力争いに明け暮れる皇子たちの人生が後半で、気持ちが本当に大きく揺さぶられました。回想シーンと音楽がとっても有効的に使われてもいて、このドラマを観終わっても悲しみが深く、かなり長い間落ち込んでいました。友人の勧めで気軽に観た韓国ドラマでしたが、結構どっぷりドラマにのめり込み、ちょっと気持ちが沈みすぎて危険だなあと思いました。韓国ドラマにはまる人が多いというのもうなづける韓国ドラマの代表のようなドラマでした。naonaoお勧め度★★★★★


追記:IMDbでの評価は8・6と高い作品でした。


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桜蘭高校ホスト部・家族ノカタチ [日本ドラマ]

ドラマ「桜蘭高校ホスト部」を観ました。2011年の作品。


桜蘭高校ホスト部 DVD-BOX

桜蘭高校ホスト部 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2012/02/08
  • メディア: DVD

少女コミックが原作。良家のご子息・ご令嬢が通う名門私立桜蘭学院の“ホスト部”が舞台。暇をもてあます美男子6人が、同じく暇をもてあますお嬢様をもてなすこの部に、成績優秀な特待生で入学した庶民のハルヒが迷いこんでのドタバタ劇‥。美男子は山本裕典、千葉雄大、中村昌也などが演じる6人。そして主役のハルヒは川口春奈。結構楽しく観ました。千葉雄大くんがいつもピンクのうさぎのぬいぐるみを持っていてハニー先輩と言われ、スイーツ好きで空手上級者という設定。でも女子以上にメチャクチャ可愛いかった。喋り方もしぐさも何もかもが。

また「おっさんズラブ in the sky」にも出てた戸次重幸さんが女装して出ているのに衝撃を受けました。役者さんは何でもやってるんだなあと変に納得しました。それに土屋太鳳ちゃんは全然今と変わらないなあと思いました。これを観てると「花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス」を思わず思い出します。あと「花より団子」とか「オトメン」とか学園もののラブコメも。このドラマは映画化もされていますが、ドラマのほうが映像時間が長い分丁寧に描かれているようです。


また「家族ノカタチ」を観ました。2016年の作品。


家族ノカタチ [Blu-ray]

家族ノカタチ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2016/08/10
  • メディア: Blu-ray



ホームドラマの王道を行く、その見本のようなとってもいいドラマでした。
39歳独身を謳歌する永里(香取慎吾)と32歳のバツイチのハナコ(上野樹里)が主人公。それぞれがこの先も独身を貫こうとしているところに、それぞれの親(西田敏行、風吹ジュン)が我が子のマンションに転がりこんできます。永里もハナコも生活のペースを崩され、二人はお互いに共通する親の悩みや愚痴を共にすることで連帯感が生まれてきます。クレーマーのハナコさんは永里の会社の常連クレーマーであることが発覚し、いがみあい、いいたいことを言いあえる仲にも。同じマンションということだけでなく、ジムも一緒、合コンしたり、カフェでお茶したり、永里の部下の入江(千葉雄大)の結婚式をお膳立てたり、家でパーティーしたり…といろいろ顔を見合わせ、最後には人に言いたくても言えない大切な秘密や悩みをお互いが打ち明けることができる信頼関係を築きます…。親が周りの人をいろいろ巻き込んで、たくさんの人との交流が生まれ、そのために独身の子供たちは一人でなくて二人でもいいなあと思わせる環境になっていきます。最後に永里の父は亡くなってしまいますが、その葬式中にハナコにプロポーズするのはちょっとびっくりでしたが、素敵でした。
個人的にはハナコが赤毛のアンが好きという設定が私も赤毛のアン好きなので楽しくなったし、千葉雄大くんが今どきの若者サラリーマン役で、結婚式の新郎のタキシード姿を観れて満足です。花嫁姿の川口春奈ちゃんも素敵でお似合いでした。
それにしても上野樹里ちゃんとかやっぱりふんわりした感じが好きだなあと思いました。他にも水原希子ちゃん、水野真紀さん、観月ありささん、田中圭くん、森本レオさんなど個性あり実力ある役者さんも勢ぞろいのドラマでした。

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ファイナルファンタジーXIV~光のお父さん・盤上の向日葵 [日本ドラマ]

「ファイナルファンタジーXIV~光のお父さん」を観ました。2017年のドラマ。



ファイナルファンタジー XIV 光のお父さん DVD-BOX

ファイナルファンタジー XIV 光のお父さん DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2017/09/27
  • メディア: DVD

父との会話があまり得意でないゲーム好きな青年(千葉雄大)が、父(大杉漣)の退職を機にゲーム機を送り、父をゲームの中に誘い出し、ゲーム世界で友情を育み言葉を掛けあい冒険の旅に出て親孝行するという計画の物語。この話は実話で、このドラマで使われたキャラクターは実際にオンラインゲームの中で使われたものだという。


肩を張らずに気楽に観れ、またゲームを知らない私にも結構楽しく見られました。ゲーム世界といえども一緒に戦って敵をやっつけていけば自然と友情も芽生えるし、びっくりしたのがその友情の延長線上には現実世界でも結婚してしまったという人がいることでした。ゲームの中で仲間たちが祝う結婚式もしてますが、仮想世界が現実世界にまでこれほど影響を及ぼしていることに驚愕でした。

ドラマのメインは父と息子の物語で、時にニヤリと、時にほろりとさせられました。現実世界では話せない息子がゲームの中では身分を明かさず父に何でも話しかけては聞きたいことを聞き、父もゲームに満更ではなく楽しくやっているのが結構微笑ましかったです。息子の会社員生活も織り込み、父の言葉に励まされて仕事を頑張ったり、女子にアプローチされてるのに鈍感で気づかなかったり、島耕作大好きキャラの先輩が出てきたり…。千葉雄大くんも等身大の主人公を演じていて無理のない役だったので良かったのではないかなと思いました。


また「盤上の向日葵」を観ました。2019年のドラマ。


(2)「鬼殺しの弟子」

(2)「鬼殺しの弟子」

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: Prime Video

すごく重々しいドラマでした。原作者がこの小説を「将棋界を舞台にした「砂の器」」と言っていますが、まさに「砂の器」のような重厚感を感じるドラマにもなっていました。将棋界に現れた異端の棋士、上条佳介(千葉雄大)が大きなタイトルのかかった将棋の勝負の中、山中の死体と一緒に大変貴重な将棋の駒が見つかり、警察が動き始めます。上条の過酷な半生とは?そして彼は人を殺したのか、否か?


最後は泣けました。本当、砂の器みたいな重々しさと鑑賞後の余韻そのものまでが似てる気がする。上条の背負った半生が重すぎた。でも最後は救いがあり涙、涙です。上質なドラマでした。千葉雄大くん、素晴らしかった。また竹中直人さんの演技も、素晴らしかった。


上条(千葉雄大)は大学生の時、真剣師と言われる賭け棋士の東明(竹中直人)と出会います。しかし破天荒な東明に騙され真剣試合の旅行に同行させられ、子供の頃将棋を教えてくれた恩師(柄本明)から譲り受けた大切な将棋の駒を肩代わりにされてしまうのです。その後一生懸命働き、IT企業の社長にまで上り詰めた上条の前に、金を無心にくる父が現れ、そして将棋を刺そうと東明が再び現れます。金の無心にくる父を許せず東明に殺人をお願いする上条。父と思っていた人は本当の父ではなく、自分の本当の父は母親と同じ血の流れる実の兄であることが判明します。自分が実の父(母にすれば実の兄)に似れば似るほど気がおかしくなって自殺した母のことを聞き、気がおかしくなる上条。

病気を患っていた東明は上条にお願いがあるといって山中に一緒に行き、将棋を刺します。東明は「これは真剣だ。俺が勝ったら俺を殺してここに埋めてくれ、でもおまえが勝ったらそのまま俺を放って帰ってくれ」と上条に言い、そして「おまえは棋士になれ」と強く訴えるのです。東明は負け、自ら命を絶ちました。


世間が注目する将棋の勝負、ここ一番で上条は負けました。警察が上条を逮捕。その間上条は電車に飛び込もうとします。犯行動機も物的証拠も上条の自供もほぼ揃い、警察官たちが皆上条が犯人だと言ってる中、佐野(蓮佛美沙子)だけが上条が犯人ではないと言い張り、その場で訴えます。自分が年齢制限で棋士になることをあきらめたこと、その後少しは世のために役立ちたいと警察官になったこと、上条の活躍が希望であり救いであったこと、だからまたやり直してほしいこと。人々の光になってほしいこと。何より一緒に東明と共に埋まっていた貴重な将棋の駒は東明への敬意の証であることではないのか?その言葉を聞き、自暴自棄になっていた上条は殺人を犯していないとぽつりと言います。


母と手を繋いで幼い時に見たたくさんの向日葵。そしてそこで抱き合っていた若き日の母と父の残像。盤上には向日葵がたくさん咲いて、眺めていると刺すべき場所に向日葵が残る。その映像が印象的なドラマでした。そして東明が言った「人生も将棋も、意のままにならない。でも、…面白い」と言った言葉が心に残りました。救いはあったけど、今観たいドラマではなかったかも。すごい出来の素晴らしいドラマだったけど、気分が重たい。千葉雄大くん主演で観たドラマで、千葉くんの羽織袴姿を観れたのは良かったですが、あまりにも重すぎてしばらくこの重たい気分を引きずるのがちょっと辛いです。

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