フリーバッグ シーズン2 [イギリスドラマ]
イギリスドラマ「フリーバッグ シーズン2」(Fleabag season2)を観ました。
2019年の作品。IMDb評価は8・7。30分×6話の短いドラマ。「フリーバッグ」のシーズン2で、友人の彼氏と寝たことで友人が亡くなってしまったという衝撃的なシーズン1の終わりでしたが、シーズン2はそのトラウマを抱えながらカトリック司教の彼氏に恋し、精神科に通い、姉とも父とも義母とも何となくうまくやっていくようなラストでした。シーズン1よりもシーズン2のほうが良くて、シーズン1とシーズン2の両方で一つの作品として観れて良かったドラマでした。
フリーバッグが恋し、そして恋されるお相手のカトリック司祭役はアンドリュー・スコットでBBC「Sherlock」のモリアーティ役でお馴染みでした。フリーバッグと彼はお互いが好きなのに、彼が司祭なので付き合うことができず別れますが「すぐに忘れるから(大丈夫)」と彼が慰めの言葉として彼女に告げるのが切なかったです。自分も同じような体験があり、それがオーバーラップしてしまいました。フリーバッグの父が再婚のために結婚式を挙げ、その最中に姉はフィンランドの同僚の彼を追っていき(夫とは離婚)、みんな落ち着くところに落ち着く感じでした。相変わらずクスッと笑えるところがあり、特にトロフィーを壊してしまったところは笑えた。シーズン1から繋がる女性裸体像を急遽トロフィー代わりに持ってきて、それを受賞者に渡し後から事情を話して戻してもらい、実母に返し、そしてまたトロフィーを盗んでくるというのが、何とも彼女らしくてニヤリとしました。シーズン1がメチャクチャ弾けすぎだったのですが、シーズン2はセックスなども自制し禁欲するなど落ち着いた展開で、より良かったです。naonaoお勧め度★★★★★