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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑 [イギリス映画]

イギリス映画「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」(Peter Rabbit2)を観ました。

【Amazon.co.jp限定】ピーターラビット2/バーナバスの誘惑 ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定)(ビジュアルブックレット(24P)付) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2021/09/24
  • メディア: Blu-ray
2021年の作品。IMDb評価は6・2。ピーターラビット第二弾。都会のウサギ、バーナスに出会うピーター。湖水地方の仲間を引き連れてバーナスたちとドライフルーツを盗む計画をするのですが…。いつもの通り元気いっぱいのピーターたち。動きが早くて目まぐるしくて愛嬌たっぷりで何も考えずに観るのに相変わらずピッタリの映画でした。

ビア(ローズ・バーン)とマグレガー(ドーナル・グリーソン)の結婚式から始まります。それからビアの出版を機にロンドンにみんなで出かけるのですが、ピーターだけが外に出て都会のウサギのバーナスに出会います。バーナスはピーターの父と知り合いだったと言います。盗みを働きペットショップに売られ一般家庭に売られてそこを脱出。一度は湖水地方に戻りますが、その後またバーナスのところにピーターの仲間みんなで出かけ、ファーマーズマーケットでドライフルーツを盗む計画を立てそれを実行。するとピーターの仲間皆がペットショップに捕まりいろんなところに売られてしまうのです。ビアとマグレガーは必死になって彼らを連れ戻します。ピーターとマグレガーの仲も打ち解け、みんな湖水地方に戻りビアとマグレガーの子供もでき、めでたしめでたし…。

1時間半の映画なのであっという間。ピーターたちの表情、動き、喜怒哀楽ぶりがもう人間。マグレガーが相変わらずピーターたちについて行けない感じが面白かったけれど、ピーターとちょっとは和解できて良かったです。naonaoお勧め度★★★★

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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ [イギリス映画]

イギリス映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(No Time To Die)を観ました。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ ブルーレイ+DVD (ボーナスブルーレイ付) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2022/03/02
  • メディア: Blu-ray

2021年の作品。IMDb評価は7・3。ダニエル・クレイグ主演のボンド役としては5作目で最後のボンド。彼の1作目「007/カジノ・ロワイヤル」を観てからもう16年も経つなんて信じられません。相変わらずのアクションとスピード感、ハラハラドキドキでした。

イタリアでボンド(ダニエル・クレイグ)とマドレーヌ(レア・セドゥ)は一緒にいたが、彼女が裏切って自分の居場所を敵に知らせていると思ったボンドは彼女と別れる。その5年後リタイアしてジャマイカにいたボンドに呼び出しがかかり、キューバ、そしてイギリス・ロンドン、日本とロシア両国が領土を主張する島へと向かうのでした…。

「カジノ・ロワイヤル」を観て、なか3作は全く抜けてるので、Mがジュディ・デンチでなくなり、Qという兵器開発者役に「パフューム」「未来を花束にして」のベン・ウィショー、別れた彼女役が「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥ、悪役サフィン役に「ボヘミアン・ラプソディー」のラミ・マレックが出演しているのにびっくりしました。豪華な顔ぶれ。そしてボンドガールはキューバ出身のアナ・デ・アルマスというキュートな女の子でした。初めのつかみはいきなりボンドが襲われハラハラドキドキ。でも途中ちょっと中だるみが。それでも面白かったです。ボンドは体の中に毒が入り感染したことで、もう愛する人にも触れることができなくなります。そして毒を作る兵器工場のある島を丸ごと無くすために最後はその島を脱出できずミサイルが飛んできて、そのままボンドも亡くなる最後でした。そして別れた彼女はボンドの子供を産んでいて、ボンドにとってはそれが慰めだったかな。ダニエル・クレイグが演じたボンドはスピード感があり本当に素晴らしかった。長きにわたるボンド役、お疲れ様といいたい。naonaoお勧め度★★★★★

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ロケットマン [イギリス映画]

イギリス映画「ロケットマン」(Rocketman)を観ました。

ロケットマン [Blu-ray]

ロケットマン [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • 発売日: 2020/07/22
  • メディア: Blu-ray

2019年の作品。IMDb評価は7・3。エルトン・ジョンの半生を歌で描く。エルトン・ジョンが特別好きというわけではないのですが、音楽がふんだんに使われた映画は好きなので観ました。エルトン・ジョンの深い悲しみが描かれ、スーパースターで大金持ちだけれど決して幸せではなかった人生が描かれています。エルトン役のタロン・エガートンの歌声がエルトンに似ていて素晴らしかったです。

集団セラピーの中で自分のことを語るエルトン・ジョン。アルコール依存症、コカイン依存症、セックス依存症、過食症、買い物依存症、そして同性愛者。映画は音楽と共に彼のスターになるまでを描き、幼い時に父にハグをねだるも「甘ったれってる」と言われ拒否され傷つき、母には「(同性愛者である)人生を選んだ。一生愛されない」「お前を産んでどれほど失望させられてきたか」といった言葉を投げかけられ傷つきます。子供の時に奨学金をもらい王立音楽院へ。父と母は離婚。言葉ならいくらでも書けるというバーニーと出会い、バーニーの詩にエルトンが曲をつけるそのコンビがスタート。Your Songはエルトンが即興で作ったバーニーへの思いの曲だったと映画の中でわかります。 Crocodile RockやRocketman、I'm Still Standing、Don't Go Breaking My Heartと知っている曲もありましたが、あとは知らない曲ばかり。スケジュール管理をするリードと恋人同士になり破局。その後女性と結婚、離婚。仲が悪くなったバーニーとはまた仲良しになり、今は男性と結婚し養子縁組し子育て中。最後の最後に本人が出てきました。エルトン役のタロン・エガートンが着た衣装とエルトン本人が着た衣装の比較は面白かった。本人が着た同じデザインで映画の衣装を作ったことがわかります。禁酒は20年以上続き買い物依存症は抜けきらないけれど子育て中のエルトン。今が一番幸せなのかもしれません。naonaoお勧め度★★★★

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モーリス [イギリス映画]

イギリス映画「モーリス」(Maurise)を観ました。

モーリス 4Kレストア版 [DVD]

モーリス 4Kレストア版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2018/09/21
  • メディア: DVD

1987年の作品。IMDb評価は7・7。E.M.フォースターの小説を映画化。「眺めのいい部屋」「ハワーズ・エンド」「日の名残り」のジェームズ・アイボリー監督作品。20世紀初頭のイギリス、ケンブリッジでの同性愛者を描いています。

クライブ(ヒュー・グラント)とモーリス(ジェームズ・ウィルビー)はケンブリッジ大で顔を合わせ、お互い惹かれあいプラトニックな関係が続くも、やがてクライブは女性と結婚。一方モーリスはクライブの狩猟場で働くアレックス(ルパート・グレイヴス)に同性愛者だと見破られ誘惑されてベッドを共に。少し前には著名人が同性愛者であることが明るみに出て地位も財産も名誉も奪われスキャンダルになっていました…。

「モーリス」「眺めのいい部屋」「ハワーズ・エンド」「日の名残り」はどの作品も雰囲気が似ていると思ったら同じ監督作品であり、また前者3つはE.M.フォースターの小説だという共通点もあったので納得でした(ちなみに「日の名残り」はカズオ・イシグロの小説)特に「眺めのいい部屋」は大好きなのですが、その主役の二人、ヘレナ・ボナム=カーターは顔だけちらりと出てルパート・グレイヴスは準主役のアレックス役で出演していました。ルパート・グレイヴスはBBCのSherlockのレストレード警部役でもお馴染み。またモーリスが主役ですがモーリスを演じた役者さんをあまり知らず、クライブ役のヒュー・グラントは主にラブコメで色々観てきたなあと思いました。「ラブ・アクチュアリー」「トゥーウィークス・ノーティス」「ブリジット・ジョーンズの日記」「ノッティングヒルの恋人」「おいしい生活」「ラブソングができるまで」「噂のモーガン夫妻」…。若き日のハンサムなヒュー・グラントを久々に観ました。画像処理がされて映像も美しく、E.M.フォースターの小説×ジェームズ・アイボリー監督作品に久々に酔いしれました。

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奇蹟がくれた数式 [イギリス映画]

イギリス映画「奇蹟がくれた数式」を観ました。

奇蹟がくれた数式 [Blu-ray]

奇蹟がくれた数式 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2017/03/24
  • メディア: Blu-ray

2015年の作品。IMDb評価は7・2。実話に基づく映画。「アインシュタインに並ぶ天才」と言われたインド人ラマヌジャンと彼を見出したイギリス人数学者ハーディの交流を描く。若くして亡くなってしまったラマヌジャンの才能がとても惜しまれました。

1910年代インドのマドラス(今のチェンナイ)で事務員をしていたラマヌジャンは日々直観によって公式をたくさん見つけていました。イギリスのケンブリッジ大の数学教授ハーディーに手紙を送るとハーディーが大学に彼を招聘してくれ妻を残してイギリスに渡るのです。そこで言われたことは公式を直観で見つけるだけではダメで、証明が必要だと。ひらめきや直観だけでは発表できないと言われるのです。いくつかの公式を証明し発表はできましたが、彼は結核にかかるとインドへ戻り、そして一年後のイギリスに再訪する約束を果たせぬまま亡くなります。32歳の若さでした…。

ハーディーが推してくれたお陰で、ラマヌジャンは王立協会(FRS)の会員になりケンブリッジ大トリニティカレッジのフェローにまでなりましたが、治療の施しようがない当時の結核病に罹り、慣れないイギリスの土地で時に差別や偏見にも遭い、「公式は女神が教えてくれる」というラマヌジャンの言葉を一番の協力者でなければならないハーディは無神論者のために理解できないという始末。どれほど苦労しただろうかと思います。彼の見つけたたくさんの公式は今もなお活用されているとのことで、彼が夭逝してしまったのがとても残念。その言葉に尽きる映画でした。

映画の中ではインドのマドラスの街並み、イギリスのケンブリッジ大トリニティカレッジ内、第一次大戦中のツェッペリン号のロンドン空襲、数学者(論理学者、哲学者、教育者などたくさんの顔を持つ)バートランド・ラッセルが同時期にいたこと、ニュートンの万有引力のリンゴの木が実際にケンブリッジ大にあることなど、面白いと思いました。この映画を観ていて、大昔に観たラッセル・クロウとジェニファー・コネリー主演の「ビューティフル・マインド」やエディ・レッドメイン主演の「博士と彼女のセオリー」を思い出しました。主役のラマヌジャンを演じたデーブ・パテールくんは「スラムドッグ$ミリオネア」「マリーゴールドホテル」「LION/ライオン~25年目のただいま」でお馴染みでしたが、イギリス映画でインド人となると彼しかいないくらい引っ張りだこなのかなあと思いました。最近韓ドラ中毒になっている私は、デーブ・パテールくんの顔がナム・ジュヒョクくんに見えました。表情が似ています。

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