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余命10年 [日本映画 恋愛]

日本映画「余命10年」を観ました。

余命10年 [DVD]

余命10年 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Warner Entertainment Japan Inc for JP-DVD
  • 発売日: 2022/07/22
  • メディア: DVD

2022年の作品。IMDb評価は6.9。小松菜奈ちゃんと坂口健太郎くん主演なので観ました。題名からして映画を観ずとも内容も分かりきっと泣くんだろうなと思いましたが、予想通りの内容で泣けました。小松菜奈ちゃんと坂口健太郎くんのケミも良く、二人とも演技力が高くていいなあと思いました。

茉莉(小松菜奈)は余命10年と言われる不治の病に罹っている。そのためあまり周りと関わらずに生きてきた。久々に地元に戻り同級会に出席して和人(坂口健太郎)に再会。その後東京に出てきている茉莉と和人は和人の自殺未遂をきっかけに距離を徐々に縮めていく…。

良くある内容の映画でした。好きな人ができ、楽しい思い出をたくさん作り、そして最後はもう会いたくないと宣言して、そして短い生涯を終えて亡くなっていく…。でも同じパターンだと思いながらも毎回忘れていることをしっかりと思い出させてくれます。生きたくても生きられない人たちがこうしているという事実を。だから生きられる人はちゃんと生きなければダメだと気づかせてくれます。自殺などはもっての外であることも。普段は忘れがちな大切なこと~生きてる間はしっかり生きろということを映画を観て再認識させられるようでした。またこの映画は楽しい場面をたくさん美しい映像に織り込んでいてとっても良かった。桜の場面も美しかった。他に黒木華、山田裕貴、奈緒、原日出子、リリー・フランキー、松重豊、田中哲司など顔馴染みの役者さんたちがたくさん出ていました。naonaoお勧め度★★★★

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君は月夜に光り輝く [日本映画 恋愛]

日本映画「君は月夜に光り輝く」を観ました。

君は月夜に光り輝く DVD通常版

君は月夜に光り輝く DVD通常版

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2019/09/18
  • メディア: DVD

2019年の作品。IMDb評価は6・1。ラブロマンス。永野芽衣ちゃんと北村匠海くんが出ているので観ました。松本穂香ちゃん、優香さん、今田美桜ちゃん、生田智子さん、長谷川京子さん、及川光博さんと豪華な俳優陣。でも永野芽衣ちゃんが演じるまみずが最後は病で亡くなるのですが、あまり感情移入できなかったのが残念でした。

まみず(永野芽衣)は発光病という病に侵され入退院を繰り返している。新学期が始まっても学校に来れないまみずのところに、同級生になった卓也(北村匠海)が同級生全員のメッセージを書いた色紙を代表して届ける。それを機に卓也は頻繁にまみずの元に見舞いに来るのでした…。まみずは卓也に自分のやりたいことを卓也に代行してやってもらうことにする。遊園地でジェットコースターに乗ったり、パフェを食べたり。母と離婚してしまった父に会いに行き離婚の理由を聞きだしてもらったり、バッティングセンターでバットを振り回したり。お台場のビーナスフォート(懐かしかった。今はもうない)で買い物を楽しんだり…。卓也はアルバイトで貯めたお金でまみずが欲しがっている赤いサンダルを買ってプレゼントするのでした…。

「もうこれ以上病院には来ないで」と言われ病院には行けずにいた卓也ですが、彼女と会わなくなっても彼女がやりたいことを彼が代わってやることを続けていました。ロメオとジュリエットの演劇でジュリエットになりたかったまみずの夢を叶えるため、卓也がジュリエット役を演じます。北村匠海くん、女装しても可愛かった。そして良く似合っていた。永野芽衣ちゃんの目から涙がほろりと流れるシーンが結構あるのですが、表情とかやっぱりうまいなあと思いました。また「女神降臨」を観て以来、永野芽衣ちゃんがムン・ガヨンちゃんに見えて仕方ない。永野芽衣ちゃんと北村匠海くんを愛でる映画でした。naonaoお勧め度★★★

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ムーンライト・シャドウ [日本映画 恋愛]

日本映画「ムーンライト・シャドウ」(Moolight Shadow)を観ました。

ムーンライト・シャドウ

ムーンライト・シャドウ

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2022/03/16
  • メディア: Prime Video

2021年の作品。IMDb評価は5・9。原作は吉本ばななの同名短編で、小松菜奈ちゃんが主演なので観ました。セリフが吉本ばなな風だったし、ゆっくりとして静かで重い、それがちょっと心地よかったです。恋人を亡くしてそれからちゃんと食べれるようになること。不思議な体験をして同じところに留まっているのをやめる決心をすること。じわじわ泣けました。

さつき(小松菜奈)と等(宮沢氷魚)のカップルと、等の弟の柊(佐藤緋美)とゆみこ(中原ナナ)のカップル。4人で仲良く楽しく過ごしている。しかし等とゆみこがある日交通事故に巻き込まれ帰らぬ人となる。「月影現象」~満月の夜の終わりに死者と再会できる。必ず起こるわけではなく、それは川の近くでいくつかの偶然が重ならないと起こらない。でもほとんどの人は起こったことに気づかない~それをかつて話題にしていた4人は残されたさつきと柊で案内人(臼田あさ美)の導きによって体験することになる。柊には実際に亡くなったゆみこが見え、そしてさつきには等の象徴で合図とも確信できる鈴の音が聞こえたのだ…。

小松菜奈ちゃんの雰囲気がとても好きなので彼女の映画は観たいといつも思っています。そこへ好きな吉本ばなな作品とあっては観ないわけにはいかないと観ましたが、微妙に吉本ばななの世界がうまく反映されていないような気分。たぶん30年以上前にこの小説も読んでいるはずで(「キッチン」の中に収録された作品)内容は忘れていたので、今回またこれを機会に読み直しました。「キッチン」の中でも人気がある短編なので、英語と日本語の両方で記された本で単独に新たに出版されていました。

ムーンライト・シャドウ

ムーンライト・シャドウ

  • 作者: よしもと ばなな
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2003/06/12
  • メディア: 単行本

読んで思ったことは、やはり原作読むと映画はその原作の良さをあまり映し出されていなかったなあということでした。原作のほうがやはり断然いい。月影現象なんて言葉は出てこなかった。川でさつきは亡くなった等を見ていた。確かに鈴は二人にとってとても大切なものなので映画で鈴の音だけを聞くように変更したのはそのほうが鈴の重要さを強調できるからか。柊がゆみこを見たのは夢の中での話だったし。いろんな細かなことがたくさん変更されていたけど、最も大切なのに違和感を覚えたのは、映画全体に漂う雰囲気と原作に漂う雰囲気が違く、映画を観た後と原作を読んだ後の余韻も違うものだったことでした。原作のほうが優しくてとても癒された感が大きい。まあ仕方ないですね。映画と原作は別物です。それでも小松菜奈ちゃんを観れて、久々に宮沢氷魚くんを観れて(観るのはドラマ「偽装不倫」以来)、こうして「ムーンライト・シャドウ」を原ますみさんのイラストたっぷりで、これを機会に再読できる機会を得られて良かったです。

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桜のような僕の恋人 [日本映画 恋愛]

日本映画「桜のような僕の恋人」(Love Like the Falling Petals)を観ました。

桜のような僕の恋人

(映像はFilmarksより拝借しました)

2022年の作品。IMDb評価は6・2。中島健人主演。テレビCMでもやっていたし、タイトルからこの時期にぴったりの映画かなと思い、久々に中島健人くんを観ました。もっと軽くてかわいい映画なのかと勝手に思っていましたが、恋人が病気で亡くなってしまう話で、後半は泣きに泣きました。

美容院で働く美咲(松本穂香)に恋した晴人(中島健人)は思い切って彼女をデートに誘う。諦めかけていたカメラマンになる夢を美咲に後押しされ、晴人は叶えるよう努力する。二人が付き合い始めると美咲が早老症という早く年を取ってしまう病気にかかっていることがわかり、美咲は晴人の連絡を絶ち、最後は好きな人ができたので別れると嘘をつく。死が間近になると観ていられない兄(永山絢斗)は本当の理由を晴人に伝えに行くのでした…。

画像が柔らかく、淡くて、美しかったです。映画のシーンもうまくまとまっていて、二人の関係を丁寧に要所要所をしっかり押さえつつ、しかもテンポ良く、期待以上でした。思いのほか泣かされました。桜のシーンがとっても美しくて、この時期に観るのはピッタリでした。久々の中島健人くん、表情がとっても良かった。着々と積み上げてる感じがしました。相手役の松本穂香ちゃんもキュートだった。永山絢斗くん、桜井ユキさんが脇を固めてそれも良かったです。二人の思い出の場所を晴人がカメラに収め、写真展に展示してそれを美咲が観に来た時、その一つ一つの場所がたくさんの二人の思い出が詰まった場所で、それを回想するシーンが泣けました。すっかり老いてしまった美咲に会っても気づくことができなかった晴人が、美咲が亡くなってからあれは美咲だったと気づいたのも、残された手紙も泣けました。恋人が難病で亡くなってしまうパターンは反則だよなといつも思うのですが(当然泣けるから)、まんまと泣かされた格好となりました。でも映像が美しくていい映画でした。

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海月姫 [日本映画 恋愛]

日本映画「海月姫」を観ました。


海月姫 [DVD]

海月姫 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • 発売日: 2015/07/02
  • メディア: DVD

2014年の作品。IMDb評価は6・1。東村アキコ原作のコミックを映画化。古いアパートに他のオタクの女子たちと一緒に住むクラゲが大好きなオタク女子の月海(能年玲奈)。そんな彼女の前に女装男子の蔵之介(菅田将暉)が現れてアパート立ち退きを救うため、月海の好きなクラゲをテーマにしたファッションショーを開くことを計画する…。

オタク女子の中に池脇千鶴さんや篠原ともえさんがいたのですが全然わからなかった。髪の毛で顔が全然見えなかったせいもあるけれど、原作がコミックなのでオタク女子の格好と演技がぶっ飛んでいて笑えました。また蔵之介演じる菅田将暉くんの女装が、何とも女子より女子って感じでこんな子どっかにいそうじゃないと見とれてしまいました。男の子だとはまったく思えないほど可愛い。また能年ちゃんは愛らしくてこの役に見事にはまってました。イ・ビョンホンのポスターが出てきたり、会話にイ・ビョンホンに会いに行くというセリフが出てきて何とも懐かしかった。ハリウッド映画、ボリウッド映画、世界のいろんな国の映画をお構いなしに観ていた時期に、韓国の映画を観るとかなりの確率でイ・ビョンホンさんの映画を観ていた気がします。それとチャ・テヒョンさん、チョン・ジヒョンさん、ソン・イェジンさんの映画。

ファッションショーのクラゲをイメージした服はどれも素敵で、水族館やペットショップなどで度々出てくるクラゲの映像にも癒されました。軽いタッチで気軽に観れて、ハッピーな気分になれていい映画でした。


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