ペルー・オリャイタイタンボ その1 [旅の思い出・中南米編]
毎度のことながら、アップが途切れ途切れの旅の思い出。ペルー編です。
今回はオリャイタイタンボ。オリャイタイタンボではたくさんの思い出があります。
村に1,2件しかない宿で、村のメインストリートに面するパン屋さんの2Fが宿になってるところに泊まりましたが、これはその宿の子供たち↓。
この宿でペルー人のボーイフレンドがいるシカゴに在住の日本人の女の子(=マヤ)と会い、「こんなところで日本人と会うなんて思わなかった」と言われ、「私のボーイフレンド(=フリオ)はシカゴから戻ってないけど、彼の家に今、出入りしていて、ボーイフレンドの弟さん(=ダビ)がよくしてくれるので、一緒に行かない」と誘ってくれ、オリャイタイタンボにいる間は、そのダビの家に食事をご馳走になりに毎日通ってました。クォッカと言われるネズミをご馳走になったのもダビの家でした。
また羊の解体も見せてもらいました。羊をばらしてご馳走にもなりました。
こちらはオリャイタイタンボの遺跡↓。マヤ、ダビ、ダビの友だち、ダビの妹たちと私と大勢で観光して私を含めた人物の写真をたくさん撮って、遺跡自体はこの一枚しか撮っていませんでした。
オリャイタイタンボを基点に、マチュピチュに出かけたり(後日アップ予定)、近郊の村にも出かけていたのですが、正月はここで過ごしたので、村をあげてのこんなお祭り↓も見られました。民族衣装が素敵です。
ほら貝↓を吹いてます。村を練り歩きます。
これから町の中心、ソカロ(広場)で、何かが始まろうとしてます。皆始まるのを今か今かと楽しみに待ってます↓。
ソカロはこうした行事のために、うまい具合に観覧席になってます↓。
実はこれからボーリング大会が始まります↓。お金をかけて、参加者の一番成績よかった人が賞金をもらえるといってました。花の飾りのついたボーリングのピン↓。ピンはさとうきびでできています。これに当てて倒すのです。
普段こんなに大人も子供がこの村にいたなんて思えないくらい小さくてひっそりした村ですが、実際にこんなにもたくさんの大人も子供もいる↓ことに、この日はすごく驚きました。一体どこから出てきたのだろうって感じでした。
実はこの新年を迎える前の大晦日は、村の老若男女が店に出かけ、ご馳走を食べながらフォルクローレを踊り明かします。私もそれに参加して、皆と一緒に踊り明かしました。すごーく楽しかった。私はそれまでディスコもクラブも縁がなく、盆踊りと学校のフォークダンスくらいしか踊ったことがなかったのですが、夜通し踊り明かすってなんて楽しいのとそのとき初めて実感しました。だからディスコやクラブに毎夜毎夜通う人の気持ちが今ではかなりよくわかります。
オリャイタイタンボ記は続く・・・・。
so-netのトラックバックキャンペーンで「最近買ったものは何?」に参加します。
最近買ったのは、大阪の新幹線の往復キップとホテルがついた2泊3日の旅。
と言うわけで、来週2泊3日で来週は大阪に行ってきます。
たぶん観光メインでなく食べるために行くって感じの旅になりそうです。
おいしいものの情報あれば是非教えてください。
ペルー・ピサック遺跡 [旅の思い出・中南米編]
久々に旅行記。ペルーの続きです。
ペルー・ピサックの市場のあとは、ピサック遺跡です。この遺跡は結構上って行かなければならないので、息がきれます。人と馬がこんなに小さい↓のです。
どっちから上るのか迷ってたら、地元のコーラ売りの男の子がちょうど現れ、誘導してくれました。この男の子↓、ビンに入ったコーラを売るために毎日重たいコーラを持って遺跡まで上っていくのだそうです。しっかりしてます。頼もしいです。お礼にコーラを買って飲み、記念に写真を撮らせてもらいました。
既に遺跡にはどこかのグループが来てました↓。
遺跡はこんな感じ↓。
そして、この遺跡からの帰り、恐怖が待ってました。帰り道が途中でわからなくなり、山をぐるぐる回ってしまったのです。道なき道を行く感じで(と言っても来るときも道なのか何なのかよくわからない道を歩きましたが)明らかに上ってきた道と違うことだけはわかってました。ちゃんと引き返せばいいのですが、私は引き返すのが嫌いな性質で、既に歩いた道のりを引き返すなんていつも考えられないのです。
そしてそのうち、雲行きが怪しくなり、雷までなり始めました。段々畑があるところに出たので少なくともここまで人が来てるなと思っていたら、掘っ立て小屋を見つけました。そこに人がいないか大声で怒鳴りました。すると小屋から人が出てきてくれました。既に雨が降り出し、水溜りも川のようなものも出来ていて、どうやって下へ降りていいのかわからなかったのですが、その人が向かい側の下にある小屋から、道を指で示してくれ、小川のできてるところまで出て私に手を貸してくれました。
とにかく降りていけば何とかなるだろうと安易に考えていましたが、とんでもなかった。でも、そこに掘っ立て小屋があり、畑があって本当に良かったです。命拾いしました。そのあとどしゃ降りの雨がしばらく降って、その間その小屋で休ませてもらい、お茶までご馳走になりました。この小屋は豚小屋でした。1時間ほどそこにいさせてもらったでしょうか。そこには4,5人の人がいましたが、話してみるとどうやら私はピサックの反対側の村に降りてしまったことがわかりました。雨が止み、お日様が出てきたところでお礼を言って、また小1時間ほどかけピサックに戻ることができました。良かったです。ピサックに戻ったときには本当にホッとしました。この時ほど神様ありがとう、と感謝したことはなかったです。旅行中いつも「困ったことが起きたら誰かが必ず助けてくれる」と思って旅行していたのですが(不思議ですがその思いは今も変わりません)今考えても人がいて、そしてその人たちがいい人たちで本当に良かったです。
ピサックの市場は本当に楽しかったけれど、ピサックの遺跡で怖い思いをし、後にも先にも中南米を回っていて、こんなに怖い思いをしたのはここ一箇所。そういう意味では思い出深い土地になりました。
ペルー・ピサックの市場 [旅の思い出・中南米編]
ペルーのクスコからピサックにやって来ました。ピサックは市場と遺跡が有名な観光スポット。まずはピサックの市場です。
こちらは↓ボルサ(かばん)。色彩が堪りません。私も青いボルサをお買い上げ。今なら紫のボルサを買うかなあ。
こちらは野菜売り場↓。人参ジュースがおいしいのでよくこういうところに行くと、人参ジュースを飲んでました。
山々に囲まれ、空気もおいしい↓。
このごちゃごちゃさ↓が大好き。
店主にお願いして↓お店を撮らせてもらいました。ここはちょっとひっそり。布をもっとクローズアップして撮ってくれば良かったです。
疲れて一休み。後姿がかわいい親子連れ↓。
後姿だけだと皆同じに見えてきますが、上の人とはまた違う人↓。この民族衣装を着た人がたくさん買い物に来てました。背負うのが一番だね。あとから私もこの布(青系統)を買いました。
ペルー・クスコ近郊サクサイワマン遺跡など その2 [旅の思い出・中南米編]
前回の続きです。クスコからピクニック気分で歩いてきたサクサイワマン遺跡。そこからケンコー遺跡、プカプカラ遺跡、タンボマチャイ遺跡へと目指します。
ケンコー遺跡は小さくて写真に撮っても面白い映像ではなかったので撮っていません。自然の岩盤むき出しの遺跡で、中にはミイラを作る場所、生贄を捧げる場所もある洞窟のようなところでした。生贄の血を流して占いをした場所でもありました。
↓ここからはプカプカラ遺跡とタンボマチャイ遺跡が混ざってます↓。プカプカラ遺跡はケチュア語で赤いという意味。夕日に当たると遺跡は赤く輝くらしいです。(といっても全部どの遺跡も夕日にあたれば赤くなると思うんですけど)またタンボマチャイ遺跡はプカプカラ遺跡の向かいにあり、タンボマチャイ遺跡は聖なる泉と呼ばれてました。インカの大切な水場で、ここの水を使って皇帝も沐浴したとか。残念ながらどの写真がプカプカラ遺跡かタンボマチャイ遺跡か、ごちゃごちゃです。毎度のことですがごめんなさい。
プカプカラ遺跡かタンボマチャイ遺跡↓。
こちらも↓プカプカラ遺跡かタンボマチャイ遺跡から撮った、プカプカラ遺跡かタンボマチャイ遺跡。(しつこいかな~)映ってる人たちは観光客。時々クスコ市内からバスツアーで来る団体客と出会いました。
こちらも↓どちらかの遺跡。もうどっちでもいいでしょう投げやりです(ハハハ~)。
この曇なんかすごいでしょう標高も高いので雲がすぐ手に届くかと思いました。本当に。空気が澄んでて、気分最高でした↓。
リャマ↓もこれくらい観るともう大満足。もう一杯。ニュージーランドの羊と一緒で、何となく見飽きてきます。人に遇うよりリャマにたくさん遇ってます。
朽ち果ててます↓。
こちらは↓基本的に日干し煉瓦を積み上げて白いペンキを塗ってるペルーの家。かなりこちらも崩れちゃってますけど。
↓材木を積んである倉庫でしょうか。
行きは歩きましたが、帰りはギューギュー詰めのローカルバスに揺られながらあっという間にクスコ市内に戻りました。それから市内の古い教会の見学↓をしました。
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ペルー・クスコ近郊サクサイワマン遺跡など その1 [旅の思い出・中南米編]
ペルーのクスコ近郊には遺跡がたくさんあります。その中でもクスコから一番近い遺跡は、サクサイワマン遺跡、ケンコー遺跡、プカプカラ遺跡、タンボマチャイ遺跡などの遺跡群。クスコのソカロ(広場)に面した旅行会社ではこれらの遺跡めぐり半日ツアーが売り出され、大抵の人がこのツアーに参加してましたが、私はゆっくり1日かけて歩いて遺跡を巡りたいなあと思ったので、どんどん坂道を昇ってこれら遺跡群を目指しました。ちょっとしたピクニック気分で楽しかったです。
こちら↓はクスコの街からサクサイワマン遺跡に至るまでの坂道を昇る途中の道。
サクサイワマン遺跡↓に到着。サクサイワマン遺跡まではクスコから北へ1.5KM。15世紀の遺跡でペルーではインティライミ(太陽の祭り)が6月にここで行われることで有名です。この遺跡はこの周辺の4つの遺跡の中では一番大きく、外せないスポットになってます。
巨岩がごろごろ↓。人の4,5倍もある巨岩もありました。
リャマ発見↓。のどかです。
↓中央にリャマを曳く民族衣装を着た現地の女性がいるのがわかりますかクローズアップしたい。
近づいてみました↓。でもこれくらいが限度。
こちらは羊↓ですね。
こちらも↓リャマ。
リャマ↓です。今は発見してキャーキャー言ってますが、そのうちたくさん見つけて飽きてきます。
この日は曇っていて歩くにはちょうどいい天気でした。カンカン照りでなくて良かったです。標高が高いので何となく空が近いし、曇りでも紫外線が若干きつく感じました。でも気持ち良かった。
続く・・・。
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