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藤井風の「満ちていく」 [精神世界]

藤井風の「まつり」「帰ろう」「grace」などの歌に衝撃を受けて来た私ですが、最近発表された「満ちていく」にも結構な衝撃を受けて、そして聴くたびに泣けてひとり黄昏れたくなるような歌詞に感動してます。聴けば聴くほどこの人本当は25,6歳ではないよね?と思ってしまう。Youtubeにある「満ちていく」のオフィシャルビデオにコメントがたくさん載っていたけれど、英語圏の人がコメントした「藤井風はまるで(なんでも悟った)年取ったお坊さんのようだ」というコメントがまさにその通りだと思いました。

「走り出した午後も 重ね合う日々も 避けがたく全て終わりが来る」「あの日のきらめきも 淡いときめきも あれもこれもどこか置いてくる」「それで良かったと これで良かったと 健やかに笑い合える日まで」「明けてゆく空も暮れてゆく空も 僕らは超えてゆく 変わりゆくものは仕方がないねと 手を放す 軽くなる 満ちてゆく」

歳を取って人生を振り返り、時の流れを止めようもなく半ば諦める境地。若い時は変わることが大好きだったけれど年取って来ると変わることが嫌になる。それでも仕方ないと思い生きていく。若いころの輝いていた日々を懐かしみ、もうその時が終わってしまったことを思う。私は自分の人生を振り返りながらこの歌を聴いていました。ちょっと切なく人生の黄昏の時。でもミュージックビデオでは母との死別の暗示がなされ、肉親との別れを語った歌のようにも聞こえます。大切な人との死を経験した歌というのもしっくりくる歌です。


人の死を受け入れる段階、自分の死を受け入れる段階で否認、怒り、取引、抑うつ、受容といったもの(キューブラー・ロスによるもの)が、キューブラー・ロスの言う「受容」の部分が藤井風の表現で「手を放す、軽くなる、満ちていく」という風になったのだなあと思いました。藤井風のこの言葉選びが抜群に素敵。マントラのように繰り返して言いたくなる。そしてもともとこの歌は佐藤健主演の映画「四月になれば彼女は」の主題歌として作られたものなので恋愛の歌でもあり、恋愛でうまくいかなかったその境地を歌ったものにも聞こえます。「愛されるために愛するは悲劇」というフレーズにもちょっとドキッとします。また「手にした瞬間に無くなる喜び そんなものばかり追い求めては…」というフレーズにも。

受け手によって受け取る人の物語が五万とあり、実際Youtubeのこの曲のコメント欄にはたくさんの人のコメントで溢れ返っていました。一人一人の数えきれないほどの人生の物語。たくさんの人が涙を流しながらこの曲を聴いているのがわかり、こちらもそのコメントを読み更にまた泣けてくる。「晴れてゆく空も荒れてゆく空も 僕らは愛でていく」「何もないけれど全て差し出すよ 手を放す 軽くなる 満ちていく」すべてを手放したその先に見えるその風景。一つ何かをやり終えた自分が優しくそっと包み込まれ、やってきたことが全て肯定されちょっと褒められた感じ。大きな安らぎと恍惚感がある。メロディも歌詞も大好きで「grace」の時のように何度も何度も繰り返して聴いている。

Youtubeから藤井風の「満ちていく」


もうひとつ先日NHKで放送されたtiny desk concerts JAPANから(埋め込むことができなかったので)→https://www.youtube.com/watch?v=ldVTbMypH_k

ライブなので素敵です。

おまけ:藤井風に関して書いた他の記事→https://naoazucar.blog.ss-blog.jp/2022-10-17


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藤井風とインド [精神世界]

精神世界のカテゴリーでブログを書くのは何年振りのことでしょう。

藤井風の存在をちゃんと知ったのは今年に入ってからでした。アマゾンプライムではドラマや映画を観ることに忙しく、アマゾンミュージックにお世話になることはほとんどありませんでした。それでも聴くとしたら若い時に聴いた洋楽。しかし、たまには日本の今流行っている(アマゾンでよく聞かれている)曲でもいいかなと思ってかけたのです。そこに藤井風の曲がありました。

「きらり」がポップでノリも良くて、大きな字で画面に書かれてる歌詞と一緒に歌うのがとても心地よくすっかり気に入ってしまいました。「きらり」「さらり」「ゆらり」という言葉遊びや「あれほど生きてきたけどすべては夢みたい あれもこれも魅力的でも僕はきみがいい」という詩が特に素敵でした。

その後「祭り」を聴いて、すごい衝撃を受けました。その歌詞にです。「花祭り 夏祭り」「秋祭り 冬休み」「らっせーら」「っしゃ っしゃ っしゃ っしゃ」「皆抱きしめたら踊りなさいな」など言葉の選び方もセンス抜群ですが、「で 一体何が欲しいわけ 誰に勝ちたいわけ なかなか気づけんよね すでに何もかにも持っているのにね」とか「何でも好きに選びな あなたの心の中の花を咲かせな」「あれもこれもが大当たり 比べるものは何もない 勝ちや負けとか一切ない」とか「好きにしてください 何も知ったこっちゃない 好きにしてください」「生まれゆくもの死にゆくもの 全てが同時の出来事」「あれもこれもが有難し 苦しむことは何もない 肩落とすことは一切ない」

この人一体何者?とその時ググりました。若干25歳の若者。風貌が何だかインドを放浪しつくした旅人みたいに見えました。私は若い時にバックパッカーで世界を旅してきて(42か国回りました)インドは5,6回足を運んでいます。インドは数ある国の中でもインパクトの強い国で大好きな国です。インドで出会う旅人もユニークで面白い話を聞く機会も多かったし、人生を語ったり精神世界を語る機会が多かったのです。藤井風を観た瞬間、この人インドで会うような輩だなと思いました。絶対インドあたりを放浪して悟りを開いたような人でしょう、と思いました。でも彼は海外に一度も出たことがない、岡山の田舎で暮らしてきたという若者だと知り、何と凄い人が現れたのだと思いました。今まで私が本であったり、インドで出会った人たちの言葉であったり、経験したことを、彼は軽快なリズムと共に彼自身の言葉によって、全く気負うことなくむしろ脱力し自然体で、こんなにも軽やかに素敵に精神世界を歌にしてしまうのですから。25歳というのが本当に信じられず、韓国ドラマでよく見る見た目は若いけど、実は何百年も生きてたくさんの経験を積んできた「トッケビ」のトッケビとか「九尾の狐とキケンな同居」の九尾の狐とか「星から来たあなた」の宇宙人のト・ミンジュンなんじゃないの?と思ってしまいました。そう思わせるくらいの彼の成熟度に脱帽でした。その時あまりにも興奮したので、インドで知り合ってずっと友人である人たちにラインを送りました。

「帰ろう」では「ああすべて与えて帰ろう ああ何も持たずに帰ろう 与えられるものこそ与えられたもの ありがとうって胸を張ろう 待ってるからさ もう帰ろう 幸せ絶えぬ場所帰ろう 去り際の時何を持っていけるの ひとつひとつ荷物手放そう 憎しみあいの果てに何が生まれるの わたしわたしが先に忘れよう」との詩。死にゆくときを歌ってます。青春真っ盛りの彼が書く歌とはこれもまた驚きです。聴いていて涙が溢れてきます。

また「ロンリーラプソディ」の曲が映画「カサブランカ」の「時の過ぎゆくままに」(As Time Goes By)に似てるメロディラインがあって好きですが「孤独なんてゲーム 楽しめばいいの みんな一人でしょ みんな一つでしょ」「何をしたの 何もしてないよ 君は誰なの 僕は君だよ 何も違わないよ 何で泣いてるの 何が悲しいの」も好き。

長くなりましたが、今日の本題は実は新曲grace。そしてそのMV。ロケがインドで(題名のロゴもヒンディー語に真似たgraceの文字がお洒落)インド好きの私にはたまらないMV。インドのこの風景、空気感、音、匂い、この極彩色の色のすべてが蘇ってきて、1990年代のインドとほとんど同じ情景だなあと思って観てました。たくさんの思い出もどっと押し寄せ、爽やかなメロディにハイヤーセルフとの出会いの歌詞が余計にインドの土地とマッチして、この曲は自分の若き頃の自分探し的な旅行とも重なり、私にとっては大切な曲のひとつになりました。そして藤井風がこれまたインドにすっかり馴染んでることを発見。初めて彼を観たときからこの人インドでよく会う旅人だと思い、藤井風とインドは絶対に繋がってると思ってたけど、実際の彼はやっぱりこんなにもインドが良く似合い、私の勘は間違いなかったなあと思いました。毎日このMV観ながら、インドを思い出し幸せな気分に浸ってます。また行きたいインド。何度でも行きたいインド。藤井風の存在がインドをまた思い出させてくれました。


「grace」から抜粋~「何ができるかな 愛に従うのならば 出来ないことなど何もないさ」「明日になればさよなら ああ儚い世界だ 何があろうとも すべてあなたのgrace 何があろうとも すべてあたしのgrace」「あたしに会えてよかった やっと自由になった 涙も輝き始めた」~良いことも悪いこともすべて神様の恩寵。本当の自分に巡り合うことこそが幸せ。インドが好きな友人とも話したけど、インド人に交じってあの中で踊りたい。最後の踊りの部分はインドらしくて特に好き。インド映画も観たくなった~。

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ネパールの地震、そしてEspecially for You 1990年 [精神世界]

ネパールに地震が起き、日増しに死傷者が増え気が気でなりません。

ダルバール広場の壊滅的な映像を観たとき、 胸が潰れる思いがしました。東日本大震災のときも同じように感じましたが、私にとってはネパールの地震はそれ以上かもしれません。1990年にネパールを訪れて以来、1991年、1995年、1999年と1990年代に何度も訪れており、現地で親切にしてくれたたくさんのネパーリたちもどうなったのかと、心配です。またたくさんの良き思い出もこの地震とともに一気に無くなってしまったようで悲しすぎます。

世界中を旅行してきたので、訪れてきた国のニュース、特に悲惨なニュースが流れるとその度にその土地のことや人のことを思い出してきました。そして同時に悲しい気持ちになってもきました。つい先日起きたチリの火山爆発ではプエルトモントの町などが灰だらけになっているのも見たし、中国の雲南省、四川省を中心とする度重なる地震にも(特に麗江(リージャン)の旧市街地が地震で酷いことになったときにはひどく落ち込みました)、ニュージーランドのクライストチャーチの地震にも…。またタイのバンコクでの民主化運動で流血事件が起きたときも、知り合いが巻き込まれているのではないかと国際電話を何度もかけ心臓が縮みあがったのを思い出します。

そしてこのネパールの地震。たくさんのいい思い出の地がこんなことになってしまって酷すぎます。ダルバール広場に向かうとき、迷子になりながら適当に入った名も知らないレストランで、すいかをちょうど切り分けたからとにこにこしてご馳走してくれたお兄さん、大丈夫だろうか。またチベット旅行中一緒にいた旅行者と離れ離れになってしまい、残念だなあと思っていたらタメル地区のお土産物屋さんで劇的な再会を果たし、その人が懇意にしていたネパーリの家に遊びに行ってご馳走になったことを思い出します。またその人にはパシュパティナートを案内してももらいました。バグタプルにもオートバイの後ろに乗せて連れて行ってもらったこともありました。またそれを目当てに行ったわけでないのに牛の祭りのときにちょうど当たって祭りを楽しめたことや、生き神様のクマリが山車に乗って廻ってきてお顔をその時じっくり拝見できたこと。ジョムソントレックのトレッキングを1週間したこと。ポカラのレストランで出会ったチベタンに招待されてチベットの結婚式に出席できたこと…などなど、たくさんの思い出の土地なのに…。

報道では都市のカトマンズ中心ですが、そのほかの土地がどうなっているのか、それも心配です。早くたくさんの人が救われますように。早く多くの人に望むものが行きわたりますように。


最近、エディ・レッドメインのファンが書いている世界中にいる彼のファンブログを夢中になって読んでいる私ですが、私が彼を好きになったのには訳があった、理由なくして好きになったわけではないと悟りました。やはり何でも好きになるというのは奥深いところで繋がっているのだ、と再認識してくれる出来事でした。世の中には偶然はなくやはり必然なんだなと思え、この発見をして何日間か至福の時を送りました。好きなことや好きなもの、人にはどこかで繋がっているのです。

その発見とは、「Especially for You」という曲にまつわることです。この曲はKylie Minogue(カイリー・ミノーグ)とJason Donovan(ジェイソン・ドノバン)のデュエット曲で、私は1990年や1991年の旅行中カイリー・ミノーグのカセットを持ち歩いて聞いていたので、自然とカイリーの曲を聞くとこの時期の旅行のことを思い出してしまいます。そして特に大好きだったのがこの「Especially for You」でした。当時私には好きな人がいましたが、彼が「誰とも結婚しない」という道を目指す人(お坊さん)だったので失恋することになり、この曲を聞いては"My heart is so so true"(私の気持ちは本当に本当なんです)という歌詞に自分の気持ちを重ねていました。だからそのときの恋愛をも思い出します。

エディ・レッドメインのインタビューを観てたら、彼が好きで一番影響をもたらしたドラマが「Neighbours(ネイバーズ)」であり、それがどんなドラマなのか調べていたら、このドラマが元々オーストラリアで人気のドラマで、イギリスでものちに大人気となり、ドラマに出ていたカイリー・ミノーグやジェイソン・ドノバンにさらに人気の火がつき、番組のファンから2人のデュエット曲の希望の声が高まって「Esepcially for You」がリリースされたというのです。この事実を今回調べて初めて知り、とてもびっくりしました。そして、1990年や1991年当時の自分のことを思い出す結果となったのでした。

少し前に25年前に観た大好きな映画「ニューシネマパラダイス」を観て1990年当時を思い出していたところでしたが、エディ・レッドメインのことからEspecially for Youを聞き直すことになりまた1990年当時を思い出し、そして極めつけはネパールの地震が起きたことで初めて訪れたネパールが1990年だったのでまた1990年を意識することとなり、ここのところ1990年に関連することが立て続けに起き、自分でもびっくりしています。25年前の1990年にもう一度何か学べという暗示なのか、いろんなことを振り返れということなのか、しばらく考えたいと思っています。しかしいずれにしても1990年は私にとっては忘れがたき年で、この年を抜きにして今の私を語れないくらい大切な出来事が起きた年ではありました。ある意味ターニングポイントの年だったかもしれません。


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ニュー・シネマ・パラダイス [Blu-ray]

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The Secret 思考は現実化する [精神世界]

昨日5月7日は私の誕生日でした。
私は毎日少しでもいいこと、ツイていたこと、楽しかったことを中心に日記に書いているのですが、昨日日記に書いたことは、下に紹介するYou Tubeの動画のことでした。

この動画は株のメルマガ(今は株も塩漬けでほとんど見ても動かしてもいないのですが、メルマガだけは何となくそのまま登録してます)で知ったのですが、この動画を知ってすごく嬉しくなりました。これは私への宇宙からの誕生日プレゼントだなと思えるくらい私にとっては意味のあるちょっとしたシンクロニシティでした。というのも、「自分にとって本当に価値ある生き方は何か?」「自分は本当に何がしたいのか?」「どんな生き方が喜びなのか?」をこのゴールデンウィークの間、何となく考えてしまい、図書館でキャロル・アドリエンヌの本「人生の転機」などをまた借りてきて読み直していたのです。

そのメルマガによると、
「The Secretという「人生を成功させる秘密の法則」についてのインタビュー形式のアメリカのドキュメンタリー映画なのですが、2006年の3月にインターネットを通して発信され、あまりの反響に10月にディレクターズカット版(延長版)として一般にリリースされ、11月にDVD化。北米では話題の映画です。日本では公開されていないのでまだほんの一部でしか騒がれていませんが・・・。これは「Law of Attraction(引き寄せの法則)」思考が現実化する、ポジティブなイメージを持つことによって現実に成功を引き寄せることができる・・・というものです」と説明がついていました。

まずは観てください。全編jimaku.inとYouTubeで観れます。簡単に見れるように下に動画を貼り付けました。この動画を観ると勇気を頂け、何でもやれるんだなと思えます。「神との対話」の著者のニール・ドナルド ウォルシュや「こころのチキンスープ」の著者のジャック ・キャンフィールドなども出演しています。ナポレオンヒルの「思考は現実化する」を思い出させ、バシャールの「ワクワクドキドキを追い求めなさい」というメッセージを思い出します。宇宙は私たちを応援してくれるのだから、宇宙に欲しいもの、欲しい状況などをぽんと注文したらいいのだなあと改めて思いました。感謝する。想像する。ワクワクドキドキする。これだけです。
この連休に考えてきたことにまるでポーンと答えをいただけた形となり、また今まで読んだ精神世界の本の集大成のような内容になっており、まるで宇宙が応援歌を歌ってくれてるような気がしました。「欲しいものややりたいことのヴィジョンボード(コラージュ)を作る」というのはキャロル・アドリエンヌも言っており、この動画でも言ってました。さっそく私もヴィジョンボード(コラージュ)を作りたいと思います。

導入部

秘密の使い方

 
強力なプロセスpart1

強力なプロセスpart2

お金に関する秘密

人間関係に関する秘密

健康に関する秘密

世の中に関する秘密

自分に関する秘密

人生に関する秘密

動画に出てくる賢人たちの言葉をピックアップしておきます。

・「最初の一歩を信じて踏み出しなさい。階段全部を見なくてもよいからただ初めの一歩を踏み出しなさい」~マーチン・ルーサー・キング牧師

・「宇宙の我々のありようは我々の思考の結果である」~釈迦

・「この力が何なのかわかりません。ただはっきりわかっているのはそれが存在するということです」~アレキサンダー・グラハム・ベル

・「想像力が重要である。やがてくる人生の呼び物の予告であるから」~アルバート・アインシュタイン

・「人は頭の中で思い描くことができることは何でも達成することができる」~W・クレメント・ストーン

・「抵抗すると持続する」~アール・ヤング

・「全ての力は内にある。したがって我々の支配下にある」~ロバート・コリアー

・「あなたができると思おうとできないと思おうとどちらにしろあなたは正しい」~ヘンリー・フォード

・「自分の至福に従うと以前はなかった扉が開きます」~ジョセフ・キャンベル

人生の転機

人生の転機

  • 作者: キャロル アドリエンヌ
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 文庫

思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき

思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき

  • 作者: ナポレオン ヒル
  • 出版社/メーカー: きこ書房
  • 発売日: 1999/04
  • メディア: 単行本
 
神との対話―宇宙をみつける自分をみつける

神との対話―宇宙をみつける自分をみつける

  • 作者: ニール・ドナルド ウォルシュ
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 文庫
 
こころのチキンスープ―愛の奇跡の物語

こころのチキンスープ―愛の奇跡の物語

  • 作者: ジャック キャンフィールド, マーク・ビクター ハンセン
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 1995/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • BASHAR(バシャール) 2006  バシャールが語る魂のブループリント

    BASHAR(バシャール) 2006 バシャールが語る魂のブループリント

    • 作者: ダリル・アンカ
    • 出版社/メーカー: ヴォイス
    • 発売日: 2006/02/18
    • メディア: 単行本

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    千の風になって・「生きがいの創造」シリーズと共に [精神世界]

    千の風になって

    私のお墓の前で 泣かないでください
    そこに私はいません 眠ってなんかいません
    千の風に
    千の風になって
    あの大きな空を
    吹きわたっています

    秋には光になって 畑にふりそそぐ
    冬はダイヤのように きらめく雪になる
    朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
    夜は星になって あなたを見守る

    私のお墓の前で 泣かないでください
    そこに私はいません 死んでなんかいません
    千の風に
    千の風になって
    あの大きな空を
    吹きわたっています

    千の風に
    千の風になって
    あの大きな空を
    吹きわたっています

    あの大きな空を
    吹きわたっています

    千の風になって

    千の風になって

    • アーティスト: 秋川雅史, 新井満, EDISON, 小沢不二夫
    • 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
    • 発売日: 2006/05/24
    • メディア: CD

     

    私は年末の紅白歌合戦カラオケなど見ることもなく、紅白カラオケ以来のヒットになってるというこの歌の存在も全く知らずにいましたが、つい最近立て続けにこのテノール歌手の秋川雅史さんの歌音譜「千の風になって」をラジオで耳にしたり、偶然ネットの動画で見たり、秋川さんのインタビュー記事を新聞、雑誌で読むことになり、まるでシンクロニシティ虹が次から次へと起きたようでした。気になった途端にこの歌の情報が次から次へと入ってきたのですから。この詩は読み人知らずとも、アメリカ人のMary Fryeさんが作ったとも言われてるのですがはっきりわかりません。しかしもともとはアメリカにあった詩のようでそれを新井満さんが自分なりに訳して曲もつけ、ご自分でも歌われてカラオケいるようです。でもテノール歌手の秋川さんのファンの方が是非この歌を歌ってほしいとリクエストしたことからこの曲は今のヒットへと繋がります。詩+楽曲+歌い手が初めて揃って人の心を打ち、どんどん広まって行ったというわけです。

    「この歌を聴いて感極まって泣き崩れる人も少なからずいる」と秋川さんがインタビューの中で言っていました。私はこの歌を聴いたとき、ふと飯田史彦著の「生きがいの創造」シリーズの本を思い出しベルました。このシリーズの「生きがいの本質」「生きがいのメッセージ」など読んだのは、困難に遭いとても苦しんだときでした。そして当時私は大切な人を亡くしたわけではなかったのですが、特に親しい大切な人を亡くしたときにはこの本は本当にお奨めの本だなあと思いました。そしていつかこの飯田氏の本もブログで紹介したいなあとずっと思っていたのです。この音譜「千の風になって」という歌と飯田史彦著の「生きがい~」シリーズの本。全く違うそれぞれの歌と本。でも私はこのふたつから同じにおいを嗅ぎ取ってしまったのです。人の心にやさしく溶け込み、癒し晴れとなるふたつの作品。だから今回はこの曲と共にずっと紹介したいと思っていた飯田氏の本を紹介します。

    2000年後半私は自分の人生において最も精神状態が危機的な状況にありました。全てが空回りし、追い込まれ、苦しみました。私は基本的に物事がうまくいかなくなると何かの答えが欲しいと本を乱読します。当時の私は飯田氏が書いた様々な言葉にずいぶん励まされました。この飯田氏の本がいいのは、精神世界の話を信じられない人が読んでも自然と理解でき自然と癒されてしまうことだと思います。

    以下当時読んだ飯田史彦氏の本から、私の心の琴線に響いた言葉の抜粋の数々です。

    宝石ブルー『思い通りにいかないこと』こそ、この物質世界が持つ最高の価値なのだ。『思い通りに行かない人生』をいかに正しく苦悩しながら生き、ふだんは思い通りにいかないからこそ、時折出会うことのできる『願いが叶うという喜び』をいかに正しく味わって感謝するか、ということを日々生活の中で学んでいる。

    宝石ブルー『死』『病気』『人間関係』こそが私たち人間が人間として存在するための最低条件(人間としてのアイデンティティ)である。私たちは何故生まれてくるのか。それは生まれてこなけば経験できない貴重な学びの機会があるからこそ生まれてくるのであり、その機会、つまり『死』『病気』『人間関係』などの思い通りにならないことを通じて学ぶことこそが人間として生きる目的・意味なのだと言える。

    宝石ブルー私たちはこの世と言う修行の場に何度も何度も繰り返し来訪しては愛すること、許すこと、感謝することの大切さを学ぶ。人生はいわば生まれる前に自分で作成しておいた問題集のようなものだ。それぞれの問題を解くことができてもできなくても正解は問題集を終えるまで見てはならない。人生という問題集を最後までやり遂げたとき初めて私たちは自分で用意した正解と照らし合わせ、自分の成長度を自己評価する。そしてまた解けなかった問題を解くために、あるいは一段と難しい問題を解くために自分自身で新たな問題を編みそれを携えてこの世という修羅場を再訪する。

    宝石ブルー大失恋ほど価値がある。一定の学びの水準に達するまで失恋という経験を積み重ねるのだ。・・・過去の人生で家族や親友であったことがあるような相手を見つけ出しある時期に出会い自分を振ってくれるようお願いしておくことも少なからずあるようだ。

    宝石ブルー時には誰かを思い切り怒り恨み、憎むことにも価値がある。しかしいつかその人を許すためにいまは思い切り憎み恨むのだ。その相手に人生と言う舞台に登場してくれる俳優として演じてくれている役割に対して怒ってるにすぎない。

    宝石ブルーあなたはもう充分予定通り自分を責めながらもう充分学んだ。そろそろ過去の自分を許してあげてはどうだろう。

    宝石ブルー人生には病気になるからこそ体験できる貴重な学びもある。その学びを体験するために必要に応じて病気になることもあり得ると考え、その意味では今自分が病気になっているのはもしかすると予定通りにきわめて順調なことなのかもしれない。
    宝石ブルー全て君が自分で自分に与えた人生という名の問題集だ。自分のことは自分が一番良く知っている。人は皆がんばって手を伸ばせば届くようなちょうどいい高さのハードルを自分に与えて生まれてくる。自分に解けない問題を用意しているはずがない。どんなにつらいことでも君は自分にはその問題を解く力があることを知ってるからそれを自分に与えたのだ。つらければつらいほど君はその難問を解くに価する素晴らしい人間なのだ。両親も家族も今の境遇も全て自分にとって最適だからこそ、自分の意志で選んで生まれてきたのだ。

    宝石ブルー人生は過去にいくら負け続けた人でも前を向いて未来に進む権利を持っている。いくら失敗したり時には悪いことをしてしまってもそんな自分を反省して気を取り直してがんばればいつでも一気に過去の過ちは挽回できる。

                         (以上飯田史彦著「生きがいの本質」から)

    宝石赤物質主義的な目標やそれぞれの社会の成功尺度はまるで塩水のようなものだ。そんなものは飲めば飲むほど喉がかわくだけ。

    宝石赤自分自身も含めて全ての人を無条件に愛すること。富、権力、名声、地位という誘惑的な物質主義的目標が徐々に力を失い、それに代わって愛、思いやり、忍耐、許し、受容、寛大さ、やすらぎといった精神的価値観が高い地位をしめるようになる。

    宝石赤幼子のうちに死んでしまう人もいれば長生きをする人もいる。それはもしかするとほんの少しの講座を取るだけでよい魂もあればたくさんの講座に出ていくつもの科目を修了しなければならない魂もあるということなのかもしれない。

    宝石赤人生全体の成功と失敗を判断するものは愛とやさしさだ、と気づく。

    宝石赤人を心から思いやって手を差し伸べればそれは天使を歌わせるような特別な瞬間だし、反対に人に不親切だったり害を与えればそれが意図的であってもなくてもそこに生じたあらゆる苦しみがやがて自分に降りかかってくる。

                      (以上飯田史彦著「生きがいのメッセージ」から)

    宝石緑大切なことは忍耐とタイミングだ。すべてのことには時がある。人生あせってはならない。人生は多くの人が期待するようにうまく予定通りにいくことはない。したがって人はその時々にやってくるものを受け入れそれ以上を望まないほうがよい。生命に終わりはない。人は死なないし、本当はあらたに生まれてくることもない。ただいくつもの異なる場面が通り過ぎていくだけなのだ。

                         (以上飯田史彦著「生きがいの創造」から)

    ついでに当時同じ時期に読んだ別の本からも抜粋です。

    宝石紫幸せはごく普通のことの中にある。考えすぎたり動きすぎたりすると幸せはどこかに行ってしまうのだ。何事も度をすぎると何が本当に大切なのかわからなくなってしまう。宗教家たちは幸せは愛に満ちた心と信心と希望、そして善行、人に親切にすることによって実現すると説いている。これは確かな事実である。このような生き方をすればバランスと調和は大体実現するだろう。それがすべてのものと一体化した状態なのだ。人間が地上で生活している間はこうした自然状態にいないかのように見える。愛と慈悲、誠実で自らを満たし、清らかな己を感じ、病的な恐れを取り去るために人はもうひとつの意識に達することが大切だ。                     (ブライアン・ワイス著「前世療法」から)

    宝石紫死と言うものが存在しないことに気づきさえすればあなたの人生は大きく開かれるでしょう。不安が和らぎ束縛の鎖から解き放たれます。あなたは自分の思考、言論、行為に責任を持たねばならないと悟り、みずからの人生を存分に生きるようになる。そのような生き方を始めればあなたの生は非常に充実したものになるでしょう。   (ジェームズ・ヴァン・プラグ著「天国との会話」から)

    宝石紫私たちは苦しみに出会うでしょう。困難なる時もあるでしょう。そして多くの失望も味わうでしょう。でも全ては過渡的な出来事にすぎません。いつの日か私たちは今まで辿った旅を誇りと信念を持って振り返ることでしょう。哀れむべきは危険を冒すことを恐れているものです。おそらくこうした人々は失望することも幻滅することも決してないでしょう。従うべき夢を持っている人々が味わうべき苦しみも出会わないでしょう。

    宝石紫世界は多くの人々が同じ言葉を受け取り始める時代になっているのです。それは『あなたの夢に従いなさい。人生を変えなさい。神へと導く道を行きなさい。あなたの奇蹟を行いなさい。癒しなさい。天使の声に耳をすませなさい。自分を変えなさい。戦士になり、良き戦いを戦って幸せになりなさい。危険を冒しなさい』というものです。

           (以上パウロ・コエーリョ著「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」から)

    宝石白自由になることを学びなさい。自らを閉じ込めるな。自分の周りに垣根を作ったり外から入る新しい霊性を拒んではいけない。真理とは絶えざる探求である。あなたの中で真理の境界は日に日に拡大しつつある。何となれば魂が進歩するにつれ心もこれに応じるものだから。

    宝石白富者は貧者より悩みが少ないと皆さんは言う。だが富者の悩みをどのようにしてあなたは知るのか?

    宝石白私はあなたのためにあなたの問題を解いてあげるわけにはいかぬ。これもしなさい、あれもしなさいといちいち指示すればそれはあなたの自由意志を妨げる。私が教えれば本人の自由意志は止まり進歩もおしまいだ。あなたがあなたの手であなたの問題を解決すること。ここにあなたの内在するものを発現させる道がある。何事も坦々として容易であれば霊性の道はない。苦しみあるところに霊性の進歩がある」

    宝石白広い目で宇宙を見渡せば調和がその法則となっていてあなたがた一人一人はすべて神の計画のなんらの役を果たしている。時には風波があり絶望がある。時には苦しみがあり悲劇がある。だが人の一生の出来事はどれをとっても辿る道程にふさわしくあなたを創るためにみんな役立っている。

    宝石白人生辛酸をなめつくした後初めてほほえみと喜びの味がわかってくる。人生はどん底に落ちた分だけ高く飛翔できる。地上の影を経験し、嘗め尽くすほどに人は陽光のもつ大きな喜びを味わい取ることができる。

    宝石白・・・過ぎ来し地上の人生を振り返るとき人は初めてあらゆる出来事を貫いて達観する。ひとつひとつの経験はまさに置かれるべき場所に置かれていたと。またどの経験をとっても魂の進歩の教訓であり、また内在の可能性を目覚めさせる薬でないものはなかった、と。

            (以上は、残念ながらどの本からの抜粋かがわかってない文章ですが、ニール・ドナルド ウォルシュ著の「神との対話」シリーズかもしれません)

    生きがいの本質―私たちは、なぜ生きているのか

    生きがいの本質―私たちは、なぜ生きているのか

    • 作者: 飯田 史彦
    • 出版社/メーカー: PHP研究所
    • 発売日: 1999/02
    • メディア: 単行本
    生きがいの創造―“生まれ変わりの科学”が人生を変える

    生きがいの創造―“生まれ変わりの科学”が人生を変える

    • 作者: 飯田 史彦
    • 出版社/メーカー: PHP研究所
    • 発売日: 1996/06
    • メディア: ハードカバー
    生きがいのメッセージ―愛する故人とのコミュニケーションがもたらす新たな人生観

    生きがいのメッセージ―愛する故人とのコミュニケーションがもたらす新たな人生観

    • 作者: ビル・グッゲンハイム, ジュディ・グッゲンハイム, 飯田 史彦, 片山 陽子
    • 出版社/メーカー: 徳間書店
    • 発売日: 1999/04
    • メディア: 単行本
    前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘

    前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘

    • 作者: ブライアン・L. ワイス
    • 出版社/メーカー: PHP研究所
    • 発売日: 1996/09
    • メディア: 文庫
    天国との会話―生と死をつなぐ心の旅

    天国との会話―生と死をつなぐ心の旅

    • 作者: ジェームズ ヴァン・プラグ
    • 出版社/メーカー: 光文社
    • 発売日: 1999/09
    • メディア: 単行本
    ピエドラ川のほとりで私は泣いた

    ピエドラ川のほとりで私は泣いた

    • 作者: パウロ コエーリョ
    • 出版社/メーカー: 角川書店
    • 発売日: 2000/06
    • メディア: 文庫


    「千の風になって」を聴くと私も泣けてきます。そして飯田氏の本を思い出し、この本を読んだ辛かった日のことも思い出します。今この曲がヒットし、私の耳に入り、2000年のことを偶然にも思い出してしまうということにも何かの意味があるのでしょう。当時からしたら精神状態も良好この上なく、かなり能天気に日々を送っています。そういうことを考えればこの道は間違ってなかったのかなと感謝キラキラしてます。私にとっては1995年と2000年は大きな選択の時でしたが、この選択が良かったのか悪かったのかは飯田氏が言うように死後自分の問題の答え合わせをして明らかになるんだろうなあと思います。1994年にスコットランドでそして1995年にインドで占い師にみてもらったとき、「これまでのところ今生ではたくさんの人と出会って魂が大いに成長してきてる」と言われましたが、その後は一体どうだったのか。自分の解答用紙に正解を書けているのか、気になるところです。しかしもう苦しいことはこりごりと思って、今は楽な道、楽な道と進んできてしまってるので、しかも楽天的で刹那的で、日本にあってこんなラテンクラッカーな人は私くらいかもはてなマークと思えるくらいラテンクラッカー的で。もしかしたら魂の成長は苦しみぬいた2000年以降はストップしてるかもなあ、と思ってます。それでもいいじゃん音譜、と思ってしまってるところが心底ラテンクラッカーな今の私なのですけど


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