養老孟司氏と中井美穂氏の講演会

今日はJTや新潮社主催の講演会を恵比寿ガーデンプレイスに聴きに行きました。「ばかの壁」の著者でお馴染みの養老孟司さんと元フジアナウンサーの中井美穂さんの講演会。養老さんの話は部分部分でおもしろかったけれど、マイクが悪いのか、はたまた活舌が悪いのか、音がこもって何といってるのか聞き取りにくい部分があって、その上、子供を連れた女性がいて肝心なところで子供の声がぎゃあぎゃあうるさく、話が全体的にわかりにくかった。大学教授だ（った!?）から仕方ないのかもしれないけど、大学で講義を聴いてるような堅苦しさがあり、話をするプロとしてはいまひとつで残念だった。期待してただけに。また最近音楽会や講演会に小さな子供を連れてくる人がいるけど、人としての品性を疑うなあ。いかにも非常識極まりないもの。養老氏の講演のあとは中井美穂さん。期待は全くしていかなかったけれど本当つまらなかった。人の前で仮にもお話しするなら、何か話題を絞って、興味を引くような話を少しは考えてきて欲しかった。まるでそこらへんでお茶飲みしながら、世間話してるのと変わらなくて、会場の人の時間を無駄にしたと思う。途中で何度も立とうと思いながら、でも何か面白い発見あるかなあとわずかな期待をしつつずるずるいたけど、最後まで裏切られました。今回のことでやはり講演会は何かを持ってる人でないとつまらないし、なるべく人生経験豊かな人の話を聴きに行きたいものですね。去年の年末に聖路加病院の理事長の日野原重明氏の話を聴きに行ったのですが、話しの内容も重みがあり、そのトークもすばらしく聞き易く、会場を笑わせ本当パーフェクト。人前で話す人はぜひ見習って欲しい。