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群ようこのかもめ食堂 [本]

群ようこのかもめ食堂、読みました。映画を先に見てそれから原作を読んだので、映画では描いていなかった出演者たちのバックグランドがはっきりわかり、映画により膨らみが出たように思います。読んでるうちにまた映画を思い出し、何だかほんわりとやさしい気分になりました。群さんは初めから小林聡美や片桐はいり、もたいまさこをイメージしてこの本を書いたのかなあと思えるほど、彼女たちの役がぴったりはまってたし、本の中の挿絵も、映画で使われたかもめ食堂のメニューの絵と同じタッチで、素敵でした。そのほのぼのさが。映画かもめ食堂を見た人は是非原作を、原作を読んだ人は是非映画を見てほしいですね。これほど映画も原作も裏切らずぴったりはまった感じのものはないんじゃないかと思います。大抵映画を先に見ると原作に裏切られ、原作から入ると映画に裏切られてしまうので。またシナモンロールやおにぎり、シャケが食べたくなった。


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