SSブログ
マレーシア映画 ブログトップ

タレンタイム~優しい歌 [マレーシア映画]

マレーシア映画「タレンタイム~優しい歌」(Talentime)を観ました。

タレンタイム~優しい歌 [DVD]

タレンタイム~優しい歌 [DVD]

  • 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
  • 発売日: 2021/03/03
  • メディア: DVD

2017年の作品。IMDb評価は7・5。ドラマ。学生たちのタレンタイム(芸能コンテスト)を通してマレーシアが多民族国家であることを思い出させる。ドビッシーの「月光」を始め、たくさんの曲が流れ心地いい映画でした。マレーシア映画は初めてでした。

インド系、マレー系、中国系の学生それぞれがそれぞれの事情を抱えている。叔父が亡くなり「好きな人と一緒になりなさい」と遺言を受け取った耳の不自由なマヘッシュ。彼はタレンタイムのためにピアノ演奏しながら歌うムルーを送迎をするうち彼女に恋をする。二胡を演奏する中華系のカーホウは成績トップだったのにハフィズに抜かれ父親に叱責される。ハフィズは母親が闘病し毎日病院へ向かう…。

マレーシアにも昔2回ほど行ってますが、中国系、マレー系の人たちには気づきましたが、あまりインド系住民に接触しなかったので、そんなにインド系の人たちがいるのかなあとこの映画を観て思いました。イスラム色の印象が強く、また中国系のレストランとかホテルがたくさんある印象があり、覚えているのはマレー系と中国系のミックスしたニョニャ料理がおいしかったこと。このミックスした子供たちはプラナカンと呼ばれていることもガイドブックに書かれていたと思います。「アミール・カーン」や「ラクシュミーおばさん」ガネーシャやインド寺院、学校の舞台でサリーを着てインド音楽に合わせて踊る踊りなど、インド好きの私はいち早くインド住民に反応していました。よく外人アーティストが「日本でコンサート開くとみんな真っ黒の頭にびっくり」とか言ってましたが、確かに世界中どこ探しても単一民族である国はまれでなので、この映画を観て日本は希少な国だなあと改めて思いました。また彼らが歌う音楽が素敵でした。ヤスミン・ハマドという女性監督が撮った映画で母方祖母は日本人だそうです。南国のゆったりした時間を感じました。naonaoお勧め度★★★★

nice!(15)  コメント(1) 
共通テーマ:映画
マレーシア映画 ブログトップ