ナルコ

映画公式サイト：http://www.narco-movie.jp/

渋谷ユーロスペースにてフランス映画「ナルコ」観て来ました。どこでも時と場所を選ばず、発作的に眠ってしまうナルコレプシーに罹ってるギュスという男性の物語です。

仕事をしてるときも、恋人といるときも、とにかくいつでもどこでも時と場所を選ばず寝てしまうので、日常生活に支障がないはずはありません。就職をしては首になり、だんだん恋が実って結婚した奥さんにも愛想をつかされる始末。でも神様はそんなギュスを見放しはしません。すぐに寝てしまう彼に寝ている間にたくさんの奇想天外な夢を見せてくれ、そのうち彼はその夢をコミックにしようと思い立ち、たくさんの絵を描き始めます。コミックを描くことこそ生きがいになるのです。

それと同時にギュスは集団診療セラピーに通い始めます。そこで知り合った医師は彼の描くコミックに圧倒され、ギュスの描いたコミックをある人のところに自分が描いたと言って偽り、売り込みに行きます。内緒でギュスの妻パムに絵を売ってもらい医師はお金を儲けます。そしてギュスを殺害するために元スケーターに依頼し、ギュスは交通事故に遭い意識不明で入院するのです。その間に妻のパムもせっせとギュスの絵を医師を通して売ってお金を儲け、空手に熱中しジャン・クロード・ヴァン・ダムに憧れるギュスの友人といい関係になり、二人でアメリカに旅立とうとまで話しているのですが、ギュスはある日突然眠りから目を覚まし退院してきます。不思議なことにナルコレプシーもその時点ですっかり治ってしまいます。

そこから本当に目覚めたギュス。2度も殺害されそうになりますが、友人が憧れのジャン・クロード・ヴァンタムを相手に自分の良心に問い、自分の良心に従い、ギュスとの友情を取り戻すべくお酒を一緒に飲もうと出かけると、ギュスがちょうど襲われてるところでギュスを助けます。殺人依頼を請け負う双子の元スケーターにその友人は説教し、それ以降殺人依頼を引き受けるのを止めさせたりもします。ギュスも最後は普通のサラリーマンになり、妻パムともよりを戻しハッピーエンド。

ジャン・クロード・ヴァン・ダムが特別出演したのはサプライズでした。また登場人物がそれぞれユニークで、ちょっとクスクス笑える映画でした。ブロンディーやテンプテーションズ、シナトラなどの曲を使って、肩の張らない楽しい映画でした。

ナルコ オリジナル・サウンドトラック

• アーティスト: サントラ, セバスチャン・テリエ
• 出版社/メーカー: バップ
• 発売日: 2007/10/24
• メディア: CD

 

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今週は、J-WAVEの招待で六本木ヒルズアリーナにてJUJUのライブも観て来ました。JUJUのデビューアルバム「Wonderful life」を記念してのライブ。JUJUはNY在住のシンガーソングライターで、歌が何となくMISIAに似てる感じです。ポップで伸びやか。「奇蹟を望むなら・・・」「Wonderful life」など素敵でした。ライブがオープンエアのスペースだったので、この時期は気持ちもよくて最高でした。

ソニーミュージックのJUJUのサイトでJUJUの曲を試聴できます。こちら→http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/AI/JUJU/

Wonderful Life

• アーティスト: JUJU
• 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
• 発売日: 2007/10/10
• メディア: CD

コメント 12

ＪＵＪＵのライブの様子ＴＶで見ました＾＾
あの会場に行かれていたのですね。
映画ナルコ、前に紹介記事を見て面白そうだなと思っていました。
ｎａｏｎａｏさんの記事を見てますます興味を持ちました。
by miffy (2007-10-12 21:21) 

あらすじを読んでて面白かったです。こんな奇想天外な事あるかもしれませんね(笑）悪徳医者の行動が面白いです。フランス映画ってアランドロン！とすぐに思ってしまいますが古すぎたかな？
by jyoji-san (2007-10-13 15:19) 

こんにちはぁ～。
ナルコレプシー・・・初めてきく言葉だけど、本当にある病気なの？
なんだか、面白そうな映画ですね。
by こころん (2007-10-13 16:07) 

すごく面白そう！！フランス映画らしくなく、明るく楽しそうな話の内容ですね。また、見に行ってしまいそうです！
最近、naonaoさんの映画情報ブログの影響で、ここ3週続きで毎週1本ずつ映画見に行きましたよ。「ミス・ポター」、「幸せのレシピ」、そして「エディット・ピアフ」と・・・。どれもとっても良かったです～＾ ＾v♪　ｎａｏｎａｏさんに感謝です～☆
by Mimosa (2007-10-13 17:22) 

眠り病、といえば、リバー・フェニックスの名作「マイ・プライベート・アイダホ」を思い出します。緊張すると眠ってしまう奇病を持つホモの青年の自分探しの旅・・・暗い映画、と友人はみな批判的だったけど、僕は中田ヒデの自分探しの旅より、グっときた。ってまた話がズレましたね。
ジャン＝クロード・ヴァン・ダムのカメオ出演は違和感なかったですか？？
by (2007-10-13 17:53) 

>miffyさん、いつもありがとうございます。
JUJUのライブ、テレビでやってたのですね!確かに撮影してました。
映画は結構楽しく気楽な映画だったので良かったです。

>amaguriさん、ありがとうございます。
仏映画でアランドロンを思い出すというのは年齢がばれそうですね（笑い）そういう私もアランドロンを思い出します。amaguriさんと一緒です（
amaguriさんを笑えません。笑い）

>こころんさん、いつもありがとうございます。
ナルコレプシー、本当にある病気のようです。世の中には様々な病気があって健康でいられるだけで幸せですね。

>Mimosaさん、いつもありがとうございます。
私が影響して映画館通いしてるとは、何だか責任感じます。この映画はフランス映画だったし、Mimosaさんにとってはフランス語の勉強になるでしょうね。登場人物がちょっと変わってて面白かったです。10月20日から公開らしいのですが、同じ日公開の「ヘアスプレー」（以前にブログ記事書きましたがミュージカル映画です）もお勧めです。こちらは文句なしに楽しめます。

>コールドターキーさん、いつもありがとうございます。
仕事お忙しそうなのに、私のところにもわざわざありがとうございます。
リバーフェニックスのご指摘の映画は観たことないです。リバーフェニックス可愛らしかったのに若くして亡くなり残念でしたね。コールドターキーさんがグッときたなら私も観てみようかなあ。
ヴァン・ダムなんですね。ヴァン・タムかと思ってました。私はこういうカメオ出演って好きです。結構良かったですよ。実はヴァン・ダムの生写真、持ってるのですよね。モロッコに行ったとき、知り合ったモロッコ人がモロッコで映画撮影に来たヴァン・ダムの写真を撮っていて、私にくれたのです。何も自慢することないので、ここでプチ自慢（自慢にならないか・・笑い）。

>toshiさん、萬中さん、Krauseさん、toraneko-toraさん、いつもnice!ありがとうございます。
by naonao (2007-10-13 21:54) 

『ナルコ』気になります。最近、映画館で頻繁に(-_-)zzzてしまう事があったりして^^;　これは、ユーロスペース行きですね。面白そうです。
by 江戸うっどスキー (2007-10-13 22:56) 

肩のはらない映画っていいですよね。
くすくす笑えたり。
最近、私もナルコぎみです。
by (2007-10-13 23:57) 

>江戸うっどスキーさん、ありがとうございます。
記事アップしたらまた江戸うっどスキーのブログにお伺いしますね。

>crystalmimiさん、いつもありがとうございます。
「最近、私もナルコぎみ」って、私もこの表現これから使おうかな・・。最近めっきり涼しくなって眠りやすくなりましたよね。

>もこちんさん、Travelerさん、monkeyayakoさん、nice!ありがとうございます。
by naonao (2007-10-14 16:10) 

この映画おもしろそう
もう少し拡大上映してくれないかな〜
by (2007-10-14 20:39) 

この映画は、東京だけの公開のようですね。
by たいちさん (2007-10-15 19:36) 

>WIZARDさん、ありがとうございます。
渋谷のユーロスペースと吉祥寺のバウスシアターの2ケ所しかやってないのですね。今確認しました。

>たいちさん、いつもありがとうございます。
本当、東京でも2ヶ所しかやってない映画のようです。

>xml_xslさん、puyolさん、わかまろさん、くろたさん、nice!ありがとうございます。
by naonao (2007-10-16 16:35)