食堂かたつむり [日本映画 ドラマ]
「食堂かたつむり」を観に、新宿明治安田生命ホールへ行ってきました。
公式映画サイト:http://katatsumuri-movie.jp/
26万部を超えるベストセラーとなった小川糸の「食堂かたつむり」の映画化。柴咲コウ、余貴美子、ブラザートム、志田未来、江波杏子、三浦友和が出演。
恋人と家財道具一式と声を失った倫子が、確執ある母の住む実家に戻り、食堂かたつむりを開きます。母との距離が縮まり、母の思いを知り、最後には声を取り戻す物語です。
1日一組しかお客を取らない食堂かたつむり。そこで食事をすればその人にとって小さな奇跡が起こります。片思いだった高校生の恋が実ったり、長年連絡が取れなかった離婚した妻から突然電話があったり、ずっと喪服を着ていた未亡人がカラフルな服を着始めたりといった具合です。自由奔放な母も娘の作った食事を取り、癌にかかっていることがわかるのですが、医者にかかった母が逢ったのは彼女にとってはかけがえのない長年思い続けていた人でした。
柴崎コウが次から次へと食事を作っていきます。手際も良く心を込めて作っていて、またできた料理もおいしそうで、ザクロのカレーライスとか色とりどりの野菜で作ったスープとか、ラムチョップ、サムゲタン風の鶏の詰め物、ほたての刺身、豚肉で作った世界各国の料理など、見ていて食べたくなりました。皆が幸せな顔で食事をし、その人にとっての小さな奇跡を起こすというストーリーはすごく素敵でした。映画にはところどころCGも使って可愛らしい絵を入れていて、女の子なら喜びそうな映像になっています。
残念だったのは主人公倫子が声を失っているためにカードを使って人と会話をしているのですが、そのカードの文字がしっかり読み取れなかったこと。字幕に大きく書いてもらいたかったです。
でも静かな時間の流れと田舎の食堂、皆が少しずつ癒されていく感じが素敵な映画でした。そして母が亡くなってから手紙を見つけて母の思いを知ることになるシーンには思わずほろりとしました。お勧めです。
素敵ですね!!私も行きたいな・・食堂かたつむり・・・。
「食」って、生きるために必要な事だし、体を創るものだし、
幸せの源みたいな意味で夢がありますよね。
by duke (2010-02-02 21:32)
映画のプロモーションで、柴咲コウさんが
クッキングスクールに通う生徒さんを前に
料理の腕を披露したとか。
この作品、覚えておきます。
by ぷーちゃん (2010-02-02 22:00)
キャストも実力派揃いですね。
たまにはこういう優しい作品に触れて、命を綺麗にしようかなぁ。(自爆)
by nomame (2010-02-04 12:58)
>nice!をくださった皆様、ありがとうございます。
>dukuさん、ありがとうございます。
そうですね。食って人間に欠かせないものですね。食ひとつで人は幸せにも不幸にもなれるのかもしれません。
「かもめ食堂」も良かったけれど、この「食堂かたつむり」も良かったです。
>ぷーちゃんさん、ありがとうございます。
柴咲コウさん、実際にもお料理が上手らしいですね。それが良く出てる映画でした!
>nomameさん、ありがとうございます。
確かに優しい映画で、癒され、気分もすっきりした感じがします。
by naonao (2010-02-04 21:01)
私も試写会で観ました。自分のブログでも感想を書きましたが、ゆるい、ファンタジックな映画で、女性向と思いますね。
by たいちさん (2010-02-20 23:53)