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大判三国志⑨赤壁の戦い [本]

「大判三国志⑨赤壁の戦い」を読みました。

大判 三国志 9 (希望コミックス)

大判 三国志 9 (希望コミックス)

  • 作者: 横山 光輝
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 2017/09/25
  • メディア: 大型本

横山光輝のマンガ。

周瑜+魯粛+諸葛亮の三人で話し合い。手を組んで曹操と戦うことにする。その一方で周瑜は諸葛亮が後々脅威になると考え、諸葛亮を劉備共々暗殺したいと考える。周瑜と学友だった蒋幹は曹操に願い出て口どくために周瑜に会いに行く。そこで周瑜と蔡瑁が交わしていた密書を蒋幹が曹操に持ち帰ると、曹操は裏切った蔡瑁を殺す。水軍を一番に理解している蔡瑁を失うことは曹操にとって痛手だった。しかしこれは実は周瑜の策略であった。10日で10万本の矢を作るよう周瑜に言われた諸葛亮は3日でできると言い、夜の霧の中藁人形を乗せた船を出し、曹操軍に矢を射やらせ易々と10万本の矢を手に入れた。

曹操側は蔡瑁の甥の蔡和と蔡仲を使い、呉軍に偽の投降をさせる。しかし諸葛亮も周瑜もこれが偽りで曹操の策略なのだとわかっていた。「埋伏の毒」~毒を甘いもので包み毒とわからぬようにして飲ませる。この策略をした曹操だったが、周瑜たちもこれを利用する。黄蓋と周瑜は裏をかくために芝居を討つ。黄蓋を鞭打ちし曹操に黄蓋が投降したいといったことをわざと蔡和や蔡仲に見せたり盗み聞きをさせ、仲間割れしていることを曹操に報告させる。蒋幹がまた周瑜のところへ探りに行くために出かけると今度は捕まってしまうが、何とか蒋幹は逃げる。逃げる時に龐統に出会い龐統は曹操のところへ行く。兵たちが船の揺れで具合悪くなっているため、船を繋いで陸のようにする「連環の計」をする。その頃西涼の馬超と韓遂が反旗を翻し都を襲撃したため、徐庶が都に戻ることに。

諸葛亮は東南の風が吹くことを知っていてそして祈祷をしていた。東南の風が吹くことで火を使い、曹操の船を燃やす作戦。燃え始めると曹操は逃げ、趙雲と張飛が待ち受けそこを曹操がスルスル抜けると最後に関羽が待ち構えていたが、関羽は温情から曹操を見逃してしまった。

有名な赤壁の戦い。敵から矢を調達する諸葛孔明。映画「レッドクリフ」を観た時の情景も思い出します。関羽が曹操に恩義を持っていてとり逃がしてしまうというのも一つの見どころ。これがなかったら(曹操がもっと早い時期に亡くなっていたら)一体三国志はどんなふうになっていたかなあと思います。

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2024-01-16 14:52) 

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