ニューワールド

今日、映画評論家のクロちゃんと辺見エミリさんがゲストトークして、その後ニューワールドの試写会がありました。相変わらずクロちゃんは元気で、初めて見るエミリさんは素敵でした。肝心のニューワールドの映画には何だかとっても癒された。緑や川、小鳥のさえずり、風のそよぐ音があり、演じる人たちのセリフよりもその人たちの心の内を語る方が多く、スムーズに物語は進行して、全体的にとても静かな印象があって、心地よい映画でした。（もちろん戦争の場面もあって静かではないはずなのですが、全体としては「静」のイメージが強かったです）音楽もクラッシクっぽい曲になっていて格調高い映画になってました。見ていると17世紀の新大陸に一気に私も誘われ、最後には自分も主人公の女の子に思いっきり感情移入してました。「一瞬で一生を変えてしまう運命の恋と、一生変わらない穏やかな愛ー２つの愛に揺れ動く彼女が最後に見つけた幸せとは・・・・？」という副題はこの映画を語りきっています。そして私はこの女の子の選択をとても快いものに感じました。どちらを選択するのか、スミス（コリンファレル）かロルフ（クリスチャンベール）か。これは永遠の課題でしょうね。恋愛論や結婚論を論ずるときには必ず問題になる永遠のテーマですものね。たぶんどちらがいいとも言えず、それは個々人の心に問いただしてみるしかないのかもしれません。皆この映画を見た女性なら自分はどちらの選択をするのか、思わず主人公の女の子の選択と比較しながらこの映画を見ることでしょう。コリンファレルは相変わらずハンサムで格好良かったし、主人公のアメリカンインディアン役の女の子、クオリアンカ・キリヒャーは好演してます。お奨めです。

コメント 1

昨夜の試写会に 行った者デス。(^_^)/
ＴＢさせて下さいマセ！m(__)m
by KANAchanMaMa (2006-04-07 19:15)