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ヘンダーソン夫人の贈り物 [イギリス映画]

 「ヘンダーソン夫人の贈り物」見てきました。

富豪の未亡人のヘンダーソン夫人が、イギリスで初めて「ヌードレビュー」を登場させる劇場、ウィンドミル劇場を支配人ヴァンダム氏と共に始める物語。彼女の自由な生き方、率直さ、好奇心、それを実行する実行力に脱帽という感じで、結構元気を頂ける映画です。

世界大戦中、このヌードレビューのショーが行われるウィンドミル劇場は、圧倒的に支持され、爆撃にさらされながらもオープンし続け、現地に赴く兵士たちへのささやかな贈り物になったのです。その劇場を開こうとしたヘンダーソン夫人の思いが最後に明かされるのですが、それがこの映画のキーとなり、クライマックスと言えるでしょう。

この映画は実話を基に映画化されたものです。衣装も華やかで、2005年のアカデミー賞衣装デザインにサンディ・パウエルがノミネートされてます。また007でもお馴染みのM役のジュディ・ディンチがヘンダーソン夫人役をしてやはり2005年のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされてました。

舞台の歌も時々入り、本当に、軽やかで華やか、艶やか。世界大戦の最中の時代を描いているにも関わらず、少しも暗いところがなく、ヘンダーソン夫人のその元気さ、活力に圧倒されます。早口なので切れがよく、映画も次から次へと展開していくので良かったです。時には落ち込むことがあっても、また元気に力強く生きていく。年老いても彼女みたいに生きていかれたらいいなあと、思わせてくれる映画でした。上品でイギリス映画らしさが前面に出ていて、好感持てる映画でした。

お年寄りが主役の映画ですが、すごく元気をいただけます。こんなお年寄り素敵です。


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