SSブログ

パフューム~ある人殺しの物語 [フランス映画]

パフュームポスター.jpg

映画公式サイト:http://perfume.gyao.jp/

スピルバーグ、スコセッシが映画化を熱望した全世界1200万部以上の大ベストセラー本、パトリック・ジューキントの小説「香水 ある人殺しの物語」の映画化。映画「パフューム」はドイツ映画史上最大の製作費お金をかけた最高傑作!!との謳い文句が踊ってます。

劇場招待券を頂いたのでTOHOシネマズ錦糸町にて「パフューム」を観てきました。ここの映画館は去年できたばかりのolinasというモールとシネマコンプレックスが一緒になった場所でこのシネマコンプレックスではまだ観たことがなかったので、私は喜んで行って来ました。映画もモール散策も楽しかったべーっだ!

肝心の映画は香水調合師の一生を描くおとぎ話的なオバケ物語。ファンタジーとサスペンスの要素を交え、それに映画で扱えない香り宝石ブルーをテーマにしていてちょっと異色の映画でした。でも画像もきれい合格で、画像から香りが感じられるのが素晴らしかった合格し、18世紀のヨーロッパの様子も垣間見れるようで興味深かった合格です。ラストシーンは700人を越えるエキストラが丸裸になり最高の香水宝石ブルーに恍惚となり、誰もがちょっと前まで殺人犯と騒いでいたのに香りを漂わせる主人公の彼を天使が舞い降りたとまで言ってしまうのには驚き目でした。主人公が次から次へと殺人を犯すのは意図的であっても、いろんな人がいろんなことであっけなく死んでしまう様やこの主人公もまるで冗談のような死に方をしてしまうのは何とも嘘みたいだけど逆に真実味があるのかもしれません。人生こんなものだなあ雪の結晶と思わせてくれました。音楽音譜はベルリンフィルが担当。映像と音楽音譜でどこまで香り宝石ブルーを表現できるかに挑んだ作品で、その目的はしっかり果たされていた合格と思います。

ストーリーは最高の香水宝石ブルーを作りたいという思いから女性の殺人に走る男の一生を描きます。18世紀のパリの魚うお座市場で産み落とされ、孤児での生活からなめし皮工場へ売り飛ばされ、そこで落ち目の香水調合師と出会い、弟子にしてもらい、勉強し自分の人生の目的となった最高キラキラの素晴らしい香り宝石ブルーをどう捕らえ、保存できるかに心血を注ぐのです。それが結果的に殺人へと繋がって行きます。せっかくの並外れた臭覚を持つ主人公の一生が、うまくコントロールすれば素晴らしいキラキラ一生になるのになあとこの男の人生を考えると残念ショック!な気がしました。

香り宝石ブルーで強烈な映像はやはりパリの魚うお座市場でした。その腐りかけたたくさんの魚うお座からすごい異臭が匂ってくる気がしました。なめし皮の工場も強烈。でもなめし皮を納めに街に出て、たくさんの馨しい香り宝石ブルー、特に香水屋でのシーンは本当にさぞかしいい香り宝石ブルーがするんだろうなあと思わせます。真っ赤なバラの花やラベンダー畑、白や黄色の花など色彩もきれいでいかにもいい香り宝石ブルーがしそうな気がしました。落ち目の香水調合師の役を演じてたダスティン・ホフマンが好演虹し、数百人のオーディションから選ばれたという商人の娘ローラを演じた17歳のレイチェル・ハードウッドが可愛らしく可憐です。今最もヨーロッパでは注目されてる若手女優ということで、今後も注目目していきたいと思いました。

ところで究極のその素晴らしい香りを放つ香水って一体どんな香り宝石ブルーなのかその場にいた全員が裸になり恍惚としてしまうなんて。実際に嗅いでみたいあせると思いました。

 

映画「パフューム」オリジナル・サウンドトラック

映画「パフューム」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 サイモン・ラトル, サイモン・ラトル, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ラトヴィア州立合唱団, クリスティアン・ヤルヴィ, チェン・レイス, メラニー・ミトラノ, トム・ティクヴァ, ジョニー・クリメック, ラインホルド・ハイル
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: CD
Perfume

Perfume

  • 作者: Patrick Suskind
  • 出版社/メーカー: Penguin Books Ltd
  • 発売日: 2006/11/30
  • メディア: ペーパーバック

nice!(14)  コメント(18)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

nice! 14

コメント 18

音楽はベルリンフィルのサイモンラトルですね。映画館で大音響で聞いてみたいです。DVDを楽しみに待ちます。。
by (2007-03-27 06:21) 

ミユ

パヒューム素晴らしい映像ですよね。
ラン・ローラ・ランの映像が斬新だったので期待してました!

パリの街に漂う悪臭と香水師の作り出す究極の香りのコントラスト。
香りと映像と音楽で表現する試みは圧巻でした!

この映画を見ちゃうと、マリーアントワネットの見方が変わっちゃいます・・・(^^;
by ミユ (2007-03-27 16:10) 

かおり

これ、早く観にいきたいんです♪
こないだは夫の観たい方でしたから
次回のレイトショーにはぜひとも!!!
by かおり (2007-03-27 21:25) 

naonao

>Ikesanさん、こんばんは。
ベルリンフィル素晴らしかったですよ。映画館の音響いいので最高でした。

>ミユさん、こんばんは。マリーアントワネット見てませんが、庶民は大変な生活を強いられてましたよね。それを思うと今は極楽ですね。

>青い花さん、こんばんは。
人によってこの映画をけなす人もいますが、私は結構好きな映画でした。是非観てられてください。

>nikitokiさん、nice!ありがとうございます。

>tomoさん、nice!ありがとうございます。

>三度傘さん、nice!ありがとうございます。
by naonao (2007-03-27 21:32) 

Labyrinth

これは思い入れがありまして、原作も読んでしまったりしました。^^;
あの赤毛の子 17歳だったのですかー?!
見た目老けてるな~ なんて思っちゃったのですが ぽりぽりですね。
少女たちから “香り”の素を掠め取る作業に興味津々でしたよ。 (^^ゞ
by Labyrinth (2007-03-28 02:55) 

こころん

香りにはとっても興味があります。
最高の香水ってどんなんだろう・・・。
殺人犯を天使とまで感じさせてしまう香りって・・・?!
う~ん、ちょっと怖い感じもします。
by こころん (2007-03-28 11:19) 

パフュームは映像とかすごいキレイそうですね!
先日はniceありがとうございました♪
by (2007-03-28 20:11) 

naonao

>Labyrinthさん、こんばんは。
外人って結構皆老けていますよね。
日本人のほうが明らかに若くて肌もきれいですね。

>こころんさん、こんばんは。
香水も最高級の香水ってどんな香りがするのかなあ、と私は思いました。
今度香水売り場に行っていろいろ嗅いでみようかなあと思ってます。

>けんさん、こんばんは。
最近の映画は画像がきれいな映画が多いですね。
このパフュームもそうでした。
こちらこそアクセスしてコメントまで頂きありがとうございます!
by naonao (2007-03-28 21:03) 

ツカ

ご訪問ありがとうございました!^^
パフューム、もう一度観たい映画でした♪
ホントに行って来ようかな(笑)
by ツカ (2007-03-29 00:51) 

ange

はじめまして、こんにちは。
niceをありがとうございました。
この映画はラストに驚きました。香りがうまく表現されていましたね。
嫌な臭いも(^.^;  

ブログにさくらが舞って綺麗ですね!素敵!
by ange (2007-03-29 12:14) 

naonao

>ツカさん、こんにちは。
この映画、いい映画でしたね!!
私ももう一度観たいです。

>angeさん、こんにちは。
この桜は桜の時期限定なので、今だけ散らせてます。
angeさんのブログのスキンや色も素敵です!!

>朱色会さん、nice!とTBありがとうございます。
by naonao (2007-03-29 15:26) 

朱色会

こんばんは。香りを映像で表現するという挑戦に拍手したいですね。終盤の展開と結末の突き抜け方は「あれ?」と受け止める方も多いと思いますが。。表現した勇気は大変なことだと思いました。人間・才能・いろいろなことを考えさせられる映画です。
by 朱色会 (2007-03-29 23:32) 

naonao

>朱色会さん、こんばんは。
香りを映像でって初めての試みではないでしょうか?本当に拍手もんですね!!自分の知らない世界を知ることができ、いい映画でした。
by naonao (2007-03-30 17:15) 

めぎ

ご覧になったんですね。
この原作、ドイツの作家の作品です。
たしか85年に発表され、80年代後半のドイツのベストセラーでした。
by めぎ (2007-03-31 16:35) 

naonao

>めぎさん、薀蓄どうもありがとうございます。
by naonao (2007-04-02 09:10) 

たいちさん

こんにちは
昨夜、私も観てきました。香水についての日本と西欧の文化の違いを感じました。体臭の少ない日本とは異なる偉大な文化(歴史)が存在しているのですね。香水に対する拘り方は、異常とも見えました。それはともあれ、映画は最後まで飽きさせず楽しませてくれました。
by たいちさん (2007-04-04 12:49) 

naonao

>たいちさん、ありがとうございます。
西洋ではもともと体臭を消すために作られていった香水なので、西洋人の体臭は本当にきついですね!!旅行中、汗ときつい体臭、香水が混ざった西洋人に会って、オエーとなった経験が何回かあります。日本ではまだまだ香水がそれほどポピュラーでないですね、未だに。
by naonao (2007-04-04 18:17) 

naonao

>lapisさん、nice!ありがとうございます。
by naonao (2007-04-08 20:56) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1