マウリッツハイス美術館展~東京都美術館 [観劇・踊り・イベント・ライブ]
東京都美術館で今開催中の「マウリッツハイス美術館展」を観てきました。
マウリッツハイス美術館展(朝日新聞)サイト:http://www.asahi.com/mauritshuis2012/
東京都美術館 マウリッツハイス美術館展サイト:http://www.tobikan.jp/museum/2012/mauritshuis2012.html
東京都美術館は2010年から改装工事を行っていて、2012年リニューアルオープン記念展としてこの「マウリッツハイス美術館展」を開催しました。目玉は何と言ってもフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。都美術館のまわりもすっきりとして見晴らしがよくなり、美術館内も前より広くなった感じがしました。
この絵だけ専用の部屋があり、ロープで仕切って人を列に並ばせ、絵の前に来てもほとんどゆっくりできる雰囲気でなく全く時間を取れずにさっと観るような感じになってしまいました。ロープで仕切ったことで余計に列が長くなっていました。ほかの絵と同列に並べて普通に見せてほしかったなあ。日本の美術館は全然空間がなくて、いつもせせこましくて人だらけですが、金曜の夕方6時くらいの比較的すいてると言われる時間帯でも結構混んでいたので、絵の良さが半減してしまいました。トホホ・・・。現地に行って広い空間の中でゆっくり観たいものです。
肝心のこの絵は思っていたブルーのターバンはもっと色が淡く、水色でした。ガウンの黄金色、黄色もかなり淡かった。そのためこの少女がもっと線が細くて華奢な印象を受けました。
フェルメール作品はほかにも、「ディアナとニンフたち」が来ていて→ フェルメールの絵は日本の美術館に本当にたくさん立て続けに来るので、ここ何年かで何点も観ることができました。今、西洋美術館でも「ベルリン展」がやっており、ここでも目玉はフェルメール。日本はちょっとしたフェルメールブームなのかなと思います。
こちらは武井咲ちゃんが来てCMになった衣装→
他にもルーベンス→ レンブラント→
ブリューゲル(父)→ ヤン・ステーン→なんかもあり、
私はブリューゲル&ファン・バーレンの「四季の精から贈り物を受け取るケレスとそれを取り巻く果実の花輪」の絵↓が特に気に入ったのでじっくり鑑賞してきました。
でもやっぱり絵を観るのは楽しい♪また何か観たいなあ~。
フェルメール 光と影の天才画家ヨハネス・フェルメールの世界 (e-MOOK 宝島社ブランドムック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/06/29
- メディア: 大型本
マウリッツハイス美術館展: 公式ガイドブック (AERAムック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/06/07
- メディア: ムック
NHK世界美術館紀行〈2〉ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム国立美術館、マウリッツハイス美術館
- 作者:
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
間違いなくフェルメール人気を創造していますね。
by たいちさん (2012-08-11 23:03)
ハーグで見た時はお客さんも少なくてゆっくりジックリ見れましたが、
日本だと人でごった返していて見るのも大変そうですね。
by miffy (2012-08-13 21:03)
やはり今回は金曜夜間開館時でも混雑しているのですね。
近々会いに行く予定ですが、相応の覚悟をして行こうと思います。
昼間はベルリン展と西美の常設、
夕方にマウリッツハイスを計画中デス♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
by りゅう (2012-08-19 23:50)
>nice!をくださった皆様、ありがとうございます。
>たいちさん、miffyさん、りゅうさん、ありがとうございます。
もう東京ではこの展覧会は終わってしまいましたが、今は神戸に行ってますね。芸術の秋で、涼しくなってからできれば観たかった気もします。
by naonao (2012-09-27 21:19)