人生の特等席 [Clint Eastwoodイーストウッド]
よみうりホールで「人生の特等席」を観てきました。
公式映画サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/troublewiththecurve/
クリント・イーストウッド主演映画。イーストウッドは野球のスカウトマン役。その娘役にエイミー・アダムス、父と娘をつなぐスカウトマン役にジャスティン・ティンバーレイク。
時代に取り残されたようなメジャーリーグのスカウトマンのガス(イーストウッド)はぶっきらぼうで愛想がない。一人娘とのコミニュケーションもうまくいかずギクシャク。視力が衰え、目がかすみ、スカウトマンとしての誇りは持っているが、球団側は彼をお払い箱にしようとしていた。最期のスカウトの旅になるかもしれないそのスカウトの旅に、法律事務所で働く娘(アダムス)が一緒に同行することになる。父の目の衰えを娘がフォローし、ある高校生で活躍している選手はカーブが打てないことを見抜き、スカウトするのをやめるよう球団側に伝える。しかし別のスカウトマンは彼こそ有望だと主張し結局その高校生選手を球団へ。
一方、先に一人でさっさと帰ってしまった父親に再びがっかりする娘だったが、その泊まったモーテルでキャッチボールをする剛速球を投げる男の子を見つけ歓喜する。大活躍しそうな新人を見出したのだ。
旅行中には父が見出したかつての選手であり今はスカウトマンの駆け出しとなったジョニー(ディンバーレイク)と出会い、ミッキーとはいい雰囲気になったが、カーブを打てないからスカウトしないほうがいいとジョニーに言っていたのに、ガスが所属する球団ではガスの意見を取らずほかの人の意見を採用したため、うそを言って騙されたと勘違いしたジョニーは二人の父娘から離れる。
しかし、実際にはミッキーが見出したすごい球を投げる新人のカーブを、ガスが既にカーブを打てないと見抜き球団に獲った新人が、まったくカーブが打てないことがわかると、ガスはまた採用継続となり、ミッキーも今まで突き進んできた法律事務所の仕事を捨て、新しい道を選ぶことにするのでした・・・。
「グラントリノ」で見せた頑固で偏屈な老人役をこの映画でも見せてくれました。最期はめでたしめでたしでハッピーエンド。父と娘のわだかまりも消え、娘も新たな道を見出し、映画を観たあとの感じはグッド。野球ファンならすごく楽しめる映画だと思います。「マネーボール」がデータだけに頼ってスカウトを繰り返すのと対照的にこの映画のスカウトマンは昔ながらの経験、見て、音を聞いてをしっかりしてスカウトしているのが印象的でした。イーストウッドの映画ははずれがなくいい映画が多いと思いました。
クリント・イーストウッドの元気な姿を見られるのは、嬉しいですね。私は野球が大好きなので、観たい映画ですね。
by たいちさん (2012-11-24 08:15)
クリント・イーストウッドは年をとるごとにいい味をだしてますね。
by miffy (2012-11-25 21:35)
>nice!をくださった皆様、ありがとうございました。
>たいちさん、ありがとうございます。
野球好きな人にはいい映画でしょうね。「マネーボール」ともどもお勧めです。
>miffyさん、ありがとうございます。
私自身は西部劇をやってた頃のイーストウッドは観てないし馴染みがないのですが、観てた人は「格好良かった」「渋かった」と言ってます。若かりし頃のイーストウッドも機会あれば観たいです。
by naonao (2012-11-28 21:45)
かっこよく歳を重ねていますね。羨ましい。
by amaguri (2012-11-30 11:46)
>amaguriさん、ありがとうございます。
イーストウッドは、いい人生の見本ですね。
by naonao (2012-12-06 20:43)