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乙男(オトメン)~夏~ 乙男(オトメン)~秋~ [岡田将生]

岡田将生くんが出た2009年のドラマ「乙男(オトメン)~夏~」「乙男(オトメン)~秋~」を観ました。

オトメン(乙男)DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2010/02/02
  • メディア: DVD

漫画原作のドラマ化。乙男とは乙女的趣味、考えを持ち料理裁縫など家事全般に才能を発揮する男子、また乙女的な心を持ちつつ男らしさを兼ね備えた男子。その乙男の正宗飛鳥役に岡田将生。またその正反対で可愛らしい容姿とは裏腹に、颯爽とした凛々しい立ち振る舞いや、趣味嗜好も勝気で男性的な女子の都塚りょう役に夏帆。

飛鳥は母から男らしくと言われ乙男であることを隠していたが、転校生のりょうがやってきて一目ぼれし、彼女を助けるために料理や裁縫などの腕を振るうことになるが・・・・。

岡田将生くんと、夏帆ちゃんの共演。「天然コケッコー」以来の共演で、二人ともこの映画から2年経っているのですっかり素敵な役者さんになっていました。文武両道でありつつ乙女の心を持つ繊細な男の子を岡田くんは爽やかに演じ、まさに少女漫画から飛び出してきたみたいでした。このドラマは彼のためにある、って感じのキャスティングで役にピッタリでした。夏帆ちゃんも武道が決まっていて凛々しく格好良くて、女の子の得意とするようなことはダメダメで、やっぱり爽やかでとっても可愛かったです。ドラマの中でお互いがお互いを尊重しあい、敬語で話をするのが何とも新鮮で魅力的でした。こんなカップルは見ていてすがすがしいし、ステキだなあと思いました。

Honesty is hardly ever heard.Mostly what I need from you.という言葉の引用がこのドラマに何回か出てきます。のちにカミングアウトして女性となり人気漫画家となった飛鳥の父親が、人気漫画家の語録に書いていたこのフレーズ。それはまさしく私が大好きなBilly JoelのHonestyの歌詞の引用なのでした。「正直な人を探すのは難しい。でも君には正直であってほしい」何度かこの引用が出てきて、懐かしくなりました。このドラマのテーマも自分に正直たれという感じでなかなか良かったです。

そして好きなフレーズ「いのち短し、恋せよ乙女」がこのドラマではたくさん出てきます。

もともとは「ゴンドラの唄」

いのち短し 恋せよ少女
朱き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日の ないものを

いのち短し 恋せよ少女
いざ手をとりて 彼の舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには誰れも 来ぬものを

いのち短し 恋せよ少女
波に漂う 舟の様に
君が柔手を 我が肩に
ここには人目も 無いものを

いのち短し 恋せよ少女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを

この詩はステキなのでここにちょっと書きとめておきます。

そしてとどめはこのドラマの最後。映画「卒業」を思い出させました。「卒業」では花嫁を強奪するのはダスティー・ホフマン演じる男性でしたが、このドラマでは花婿を強奪するのは夏帆ちゃん演じるりゅうと立場が逆転していました。男女逆転してるこのドラマらしくて面白かったです。このドラマではいろんなパロディの要素がありましたが、それもチェックしてみると面白いです。

楽しいドラマでした。


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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。


by naonao (2013-11-08 20:31) 

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