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あいときぼうのまち [日本映画 ドラマ]

シネマート六本木で「あいときぼうのまち」を観てきました。

監督や出演者も舞台挨拶に駆けつけました。

あいときぼうのまちのポスター
映画公式サイト:http://www.u-picc.com/aitokibou/
1945年から70年間に渡って、福島に住む4世代の家族を追う。日本の原発政策に翻弄される家族の物語。学徒動員で何を掘らされているのか知らぬままウラン採掘をする英雄。時が流れ、その娘、愛子(夏樹陽子)にはもう孫ができ60代になるとフェイスブックを始め、昔の恋人(勝野洋)に再会する。昔を思い出し、福島の海岸に二人でドライブしたとき例の東日本大震災が起き、二人はその日に亡くなってしまう。愛子の孫娘は祖母愛子のデートを目撃し、いたずらで車のキーを投げてしまいそれが原因で祖母が亡くなった形になった。それから町へふらふらと出ては福島の人々への募金集めては飲食店で食べてる青年と出会い、一緒に募金活動に加わる・・・。
昔の雰囲気を出すためにセピア色の映像になっていて、一昔前の映画を観ているようでした。絶えず原発に翻弄されながら生きてきた家族の歴史。その場所にいたがために関わらざるを得ない人々。とても切なく、悲しく、もっと違う人生もあっただろうにと思いました。
今もなお福島の人々は仮設住宅に住み続け、仕事を奪われ健康を害し人生を狂わされている人たちが大勢います。本当はまだ放射能が垂れ流し状態なのに、すっかり私たちは忘れてしまっているこの怖さ。放射能に汚染された水の処理もままならず、時々海へと放出してます。それでもなお、原発を稼働しようとし、海外へ原発を売ろうとしている日本。どうかしてます。

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2014-07-12 14:35) 

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