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山田太郎ものがたり [二宮和也(嵐・ニノ)]

ニノ主演の「山田太郎ものがたり」を観ました。2007年のドラマです。

山田太郎ものがたり [DVD]

山田太郎ものがたり [DVD]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: DVD



原作は森永あいの日本漫画。お金持ちの学校で、常に学力がトップ。容姿端麗でどこかの国の王子様かと噂され女子の憧れの的になっている山田太郎(二宮和也)。実は彼は学費を免除されている特待生で弟や妹が下に6人もいて、体が弱くお嬢様育ちの母(菊池桃子)と、放浪して絵を描き家にお金を入れない父の代わりに、アルバイトで家計を支え家事を切り盛りする貧乏な学生です。家族の笑顔があればハッピーと青春を謳歌していきます。

ラブコメ、家族愛、友情のドラマでとってもハッピーな気分になりました。主題歌も嵐の「Happiness」を使っていて、はじけた感じがこのドラマによく合ってました。正真正銘のお金持ちのお坊ちゃま御村(桜井翔)と太郎は何故か馬が合い仲良くなり、お互いにいい影響をしあいます。また本当はそんなにお金持ちでないけれどお金持ち学校に入って玉の輿を狙い、太郎がどこぞの国の王子様と勝手に妄想し大好きになる池上(多部未華子)。しかし実際はど貧乏であると知り、一度は太郎を諦めますが貧乏であっても好きな気持ちは変わらないと悟ります。池上の様々な妄想が目茶苦茶楽しくて、これぞラブコメの王道って感じで笑えました。

また太郎を頼る6人の弟や妹たちが結構可愛らしく、家族の笑顔を観ることが一番だと知って、それを軸に動いている太郎のぶれない生き方はちょっと格好良かったです。家族のためならどんなバイトも次から次へと笑顔でこなし、家族が次々問題を持ち込んでも笑顔で解決する太郎。実に爽やかで、見ていて気持ち良かったです。何だかとっても応援したくなりました。きっと神様はこういう人に福をもたらすのだろうなと思いました。

またこのドラマは、ニノのファンにはきっとたまらないと思います。池上のお母さん(柴田理恵)を買い物の達人の師匠と崇めて太郎(ニノ)が特売品の買い物に出かけたり、エプロン姿で家事をいろいろこなしたり、女装して御村家のメイドとして働いたり、預かった外人の男の子を笑わせるために着ぐるみを着て踊ったり、家族にアメリカサイズのハンバーグをゲットするためエアギターで御村と池上と一緒にHappinessを演奏したり・・・といろんなニノが見られるからです。そして何といっても爽やかな山田太郎役がステキで、ニノが王子様みたいに本当に輝いて見えます。

また粋だったのは、映画を作ると言われて太郎がぼろぼろの制服を着た貧乏学生に抜擢され(相手役には池上が金持ちの令嬢役に抜擢される)映画監督(水川あさみ)が「今度アメリカで戦争映画作るときには日本兵士の役をオファーするから」なんていうセリフを言ったこと(明らかに映画「硫黄島からの手紙」のこと)。「硫黄島からの手紙」は2006年に既に公開されているので、こういうちょっとした遊び心も面白いと思いました。また嵐の大野君も最後にちらりと出てきて、嵐ファンにはたまらないかもしれません。

脇役の人たちも面白かったです。ツンデレの先輩が好きな先生(吹石一恵)の存在や、太郎が好きになってしまう男の子(忍成修吾)の存在などいい味を出してました。

とってもほのぼのできるし、コミカルで面白かったので、このドラマお勧めです。


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コメント 1

naonao

>nice!をくださった皆様、ありがとうございます。
by naonao (2014-10-12 00:05) 

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