マダム・イン・ニューヨーク [インド映画]
インド映画「マダム・イン・ニューヨーク」を観ました。
映画公式サイト: http://madame.ayapro.ne.jp/
家族から感謝もされず、敬意も払われなくなっている主婦シャシ(シャリデビ)が、姪の結婚式でニューヨークに行くことをきっかけに、一人で現地の語学スクール4週間のコースに通い、英語を学ぶことで自分の自身を取り戻す物語。
久々のインド映画に楽しくなりました。歌はふんだんに使われていたけれど、踊りは姪の結婚式でちょっと踊られただけで、たくさんの歌と踊りのある通常のインド映画とはまた違ったものになっていました。しかも134分と通常のインド映画よりかなり短い!完成度も高くて素晴らしかったです。インド映画が苦手な人でもこれならすーっと観られると思いました(私は歌も踊りもたくさんあるインド映画が大好きですが…)
語学学校での仲間の一人のフランス人に恋心を告白されるシャシ。フランス人、パキスタン人、インド人、メキシコ人、中国人、アフリカのどこかの国の人…と国際色豊かで授業でいろいろ学び、視野も広がり、英語も少しずつ身に着け、最後には姪の結婚式でスピーチをすることに。しかも姪の結婚式と重なり語学学校の卒業試験を受けられなかったシャシを気遣い、唯一シャシが語学学校に行っていることを知っている大学生の姪が電話で授業内容を聞けるように手配し、その後語学仲間を式に招待し、その場でシャシの英語力をチェックしてもらい卒業試験にしてしまうという粋な計らいもありました。
飛行機の隣の乗客に大御所のアミターブ・バッチャンが出演。映画の冒頭にインド映画100年の歴史とアミターブ・バッチャンの70年の俳優人生に敬意を表して…のような表現がなされていました。またパキスタン人の学生の名前がサルマーン・カーンだなんて!面白かった。サルマーン・カーンの映画また観たいです。
シャシ役のシャリデビはこの映画撮影時50歳とか。実に若々しくてそんな年に見えません。また70年代から90年代に活躍して結婚のために休業し15年ぶりの映画だそう。彼女が出てる映画って観たことないので初めて観る女優さんでした。代表作ってほかに何があるのかな。探して観てみたいです。
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2015-06-22 00:26)