モネ・ゲーム [イギリス映画]
モネ・ゲームを観ました。
2012年の映画。ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が脚本を手がけた犯罪コメディ。印象派のモネの絵画「積みわら」の贋作を用意して、冴えない美術鑑定士(コリン・ファース)とテキサスの田舎娘(キャメロン・ディアス)が手を取って巻き起こす詐欺騒動が実に楽しかったです。
モネの絵が映画の中に出てくるということなのでどんな風なのか気になって観てみましたが、まあモネの絵がどうのということは特になく(モネの絵でなくても何でも良かったのかも)ちょっとしたコメディで、しかも最後にはどんでん返し的な落ちもあって、気楽に楽しめました。どんでん返しといえば「スティング」ほどでもないけれど、それでもストーリーはなかなか良かったです。
堅物役がとっても似合うコリン・ファースは適役で小難し顔が彼にすごく似合っています。テキサスの陽気なカウガール役のキャメロン・ディアスも彼女の本領発揮という感じでした。彼女はシリアスなものよりこういう明るい役のほうが似合っているなあと思いました。途中で日本の取引会社の人たちが出てきて、その動きも通訳の英語も実におちゃらけているなあとちょっとガッカリしながら観ていましたが、最後まで観ると実はちゃんとしていたことが分かって、救われました。
おまけ:
アカデミー賞が発表になり、レオナルド・ディカプリオがやっと念願の主演男優賞を手にしました。本当に良かったです。嬉しいです。エディ・レッドメインも好きなのでレオと一緒に応援をしていましたが、2年連続はちょっと獲り過ぎでしょうから、レオで良かったのだと思います。また日本アカデミー賞ではニノが主演男優賞を獲り、こちらも嬉しかったです。
>nice!をくださった皆様、ありがとうございます。
by naonao (2016-03-18 17:38)