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ペイン・アンド・グローリー [スペイン映画]

スペイン映画「ペイン・アンド・グローリー」をセルバンテス文化センターで観てきました。久々のスクリーンでの鑑賞はやはりいいなあと思いました。

ペイン・アンド・グローリー [Blu-ray]

ペイン・アンド・グローリー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2021/02/17
  • メディア: Blu-ray

2019年の作品。ペドロ・アンモドバル監督脚本作品。主演のアントニオ・バンデラスがカンヌ国際映画祭男優賞受賞を始め男優賞をあちこちで受賞してます。世界的映画監督サルバドール(アントニオ・バンデラス)が昔を回想しながら幼き日のことやマドリッドでの恋など半生を振り返るドラマです。

背骨の痛みに耐えられず友人男優の吸っていたヘロインに手を付けるサルバドール。彼は世界的に有名な監督だが、既に仕事に意欲がなく、ヘロインを吸ってうつらうつらする中で、白い洞窟で暮らした日々を思い出したり、マドリッドでの恋と失恋を回想するのです。そして現実世界ではそのマドリッド時代の恋人と再会します。そして白い洞窟で暮らした際絵の上手な青年に、自分が年下ながらも文字を教えていたとき、その青年が当時の自分の絵を描いたのですがその絵を偶然目にして手に入れます。その絵の裏には手紙が書かれていました。そして気づくのです。自分がLGBTQになったのはその幼い時にその青年に感じた感情からだったと。母(ペネロペ・クルス)との思い出も思い出され、最後はこの自分の半生を映画化するラストで仕事の倦怠期から脱出できたところで終わっていました。

アントニオ・バンデラスもペネロペ・クルスも久々に観ました。何だか年取ったなあと思いました。アントニオ・バンデラスはもっと貫禄あって恰幅良かったイメージですが細くなってしまって、ペネロペ・クルスは役柄仕方ないですが、いいおばちゃんになってしまったなあと。この映画の同じ監督でペネロペ・クルスが出た「ボルベール」も思い出しつつ映画を観てました。アントニオ・バンデラスにしろペネロペ・クルスにしろ、スペイン語で母国の映画に出たほうが輝いているなあと思いました。アントニオ・バンデラスがスペイン出身なのか調べていたらメラニー・グリフィスと結婚したことがあったと知り、今更ながらびっくりしました。

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2021-11-28 13:26) 

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