ジョイ [アメリカ映画 賞受賞]
アメリカ映画「ジョイ」(Joy)を観ました。
2015年の作品。IMDb評価は6.6。シングルマザーで発明家のジョイ・マンガーノの半生を描く。ジェニファー・ローレンスがゴールデングローブ賞で主演女優賞受賞してます。他、ロバート・デ・ニーロ、ブラッドリー・クーパー、イザベラ・ロッセリーニなど豪華な俳優陣が出演。監督は「アメリカン・ハッスル」「世界にひとつのプレイブック」のデヴィッド・O・ラッセル監督。起業家精神みたいなものが垣間見れて、会社を作る人はまさにこういう人だと思える人物像でした。
高校は首席で卒業したのに、家にお金がないため家の経理を手伝いシングルマザーとして生きるジョイ(ジェニファー・ローレンス)。ある日割ったガラスを片付けるためにモップを使いそのモップに触って手を切ってしまったジョイは、モップに触らずにモップを絞るアイディアを思いつく。小さい時から絵を描き紙で物を作ることが大好きだった彼女は、小さい頃を思い出し一念発起。父(ロバート・デ・ニーロ)やその恋人(イザベラ・ロッセリーニ)などに資金をお願いし、モップを作り大型スーパーマーケットの駐車場で売ろうとするがうまくいかず。そのうち元夫からショッピングチャンネルのQVCのニール(ブラッドリー・クーパー)を紹介され、QVCで売ることにするが…。
ジョイは更に自分の家を担保に二重ローンでお金を借り大変なリスクを背負って、ニールの5万本ものモップを作れとの要求に応えたものの、テレビで説明してくれる人がそのモップを気に入ってくれずうまいプレゼンができずに失敗。その後ジョイはニールに自分がプレゼンターになると言ってうまくプレゼンを行い、見る見る間にモップを売っていきます。他にも部品会社から突然の価格の吊り上げやらパテントを盗まれるやら、たくさんの試練に見舞われ、それでも負けずに立ち向かうジョイ。その勇気が、起業家には試されていることが良くわかる映画でした。大抵の人は試練に遭うとそこでへこたれ終了。そこが成功か否かの鍵なのでしょう。ジョ二ファー・ローレンスの切れのある演技が良かったです。そういえば、日本支社のQVCに仕事でちょっと昔伺ったことがあったことを思い出しました。naonaoお勧め度★★★★
2023-02-07 00:00
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コメント(1)
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2023-02-07 11:47)