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ビリーブ 未来への大逆転 [アメリカ映画 ドラマ]

アメリカ映画「ビリーブ 未来への大逆転」(On the Basis of Sex)を観ました。

ビリーブ 未来への大逆転 [Blu-ray]

ビリーブ 未来への大逆転 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2020/07/03
  • メディア: Blu-ray

2019年の作品。IMDb評価は7・1。事実に基づく映画。アメリカ最高裁判事を27年務めたルース・ギンズバーグ女史の半生を描く。

1950年代既に結婚し子供もいたルースだが、夫と一緒のハーバードロースクールに入学するハーバードでは女性学生だけが男性を押しのけてまでどうしてロースクールに入ったのか理由を聞かれる。そして女性の発言までも茶化される。夫がガンに倒れるも回復。夫がニューヨークで仕事に就くため、ハーバードからコロンビアに移籍を申し出るが、ハーバード大の学部長から色よい返事はもらえず。それでも移籍し、最終的に卒業後は弁護士を目指すも何社受けても女性、母、ユダヤ人ということでたとえトップの成績を残してでさえ法律事務所に入ることができず。仕方なく大学教授に納まる中、ある案件に出くわす。母親の介護をしている独身男性が介護支払の税金免除を受けることができないという判決。これは男性への逆性差別であるとみなし、自ら上訴しボランティアで弁護を買って出るルース。男は外で仕事、女は家で家事という前提のもとに作られている性差別のある法律をすべて違法だから変えたいと願っていたルース…。

ルース役はフェリシティ・ジョーンズ。ルースの夫マーティ役はアーミー・ハマー。ルース・ギンズバーグ女史がとっても人気があり、ゲスト出演してる番組をちょっと観たりしたこともあり馴染みがありました。また彼女の映画が作られることも当時ニュースで知っていましたが、まさかフェリシティ・ジョーンズが彼女を演じていたなんて。観れて良かったです。女性であるが故に、男性の何十倍もの努力をして最高裁判事にまで上り詰め、数々の性差別のある法律を無くしていくことに力を注いだその尽力に頭が下がる思いです。こういう女性がいるからこそ、男女平等が少しずつ本当の意味で実現されていくのだと思いました。naonaoお勧め度★★★★

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2022-05-06 00:05) 

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