ヴァロットン~黒と白展 in 三菱一号館美術館 [絵画・美術館展・博物館展]
先日東京駅と有楽町駅の間にある三菱一号館美術館の「ヴァロットン~黒と白展」を観に行ってきました。個人的にはかなり久々の美術展。
ヴァロットン展サイト:https://mimt.jp/vallotton2/
スイス生まれで19世紀末のパリで活躍した画家ヴァロットンは、黒一色の木版画で名声を得たとのこと。初めて知る名前でした。ロートレックと同じ時代に生きた人で、ロートレックのポスター画の展示も一緒にされてました。リトグラフ、ジンコグラフ、木版画の数々。展示に工夫がされていて、大きな壁に彼の版画を大きく描いたり、また薄暗い展示場を利用して部屋を移るときの頭上の壁やちょっとした隙間の壁に、影絵のような映像を流したりして可愛かったです。ゆっくりじっくり観て行かないと見逃してしまいそうではありましたが。また彼の作品に動きを加えた映像をいくつかの小部屋で流し、結構手が込んでいて観甲斐がありました。彼と同じナビ派のボナールやヴュイヤールの作品の展示もあり、フランス文学のジュール・ルナールの「にんじん」の表紙がヴァロットン作であることも知りました。ウィリアム・モリスやスタンダール、ドストエフスキーなどの版画もあり、こういった人たちは似たような世代の人たちだということも。どうしても横の繋がりがピンときませんが、こうしてみると何か新しい発見をした感じです。
三菱一号館美術館にはできた時に何回かお邪魔しただけですが、狭くてスペースがそんなになくて展示する作品も少ないという印象しかなかったのですが、今回行ってみると観覧順路がうまく作られていて、小部屋をうまく利用していて意外にもそんな印象が吹き飛びました。結構な数の作品を観れました。久々の美術鑑賞良かったです。
帰りは丸の内仲通りのイルミネーションを散歩↓。ティファニーのツリーも。
丸の内ビル内のツリー。時間になるとユーミンの歌と映像のショーが始まりそれに合わせてツリーの色も変わります。タイミングよく観れました↓。
草間彌生さんデザインのルイヴィトン↓。
とってもびっくりしたのが、新郎新婦がモーニングとウエディングドレス姿でカメラマンを従えて写真撮影をしていたこと。それもこちらが恥ずかしくなるような熱々のポーズで。この日だけで10組以上のカップルを観ました。30年前くらいに中国や香港、韓国を街歩きしてた時は、よく街中の綺麗な場所でこういう風景は日常的に観ていましたが、今や日本もそれが普通になっているなんて。いや~、本当に驚きました。私の世代は恥ずかしくてちょっと抵抗あるけど、若い世代はきっと恥ずかしくないのでしょうね。そして世界で行われてることはいずれはやはり行われるんだな~と。
こちらは東京駅横にあるKITTE内のツリー。時間になると音楽かけてクリスマスツリーの色が変わるショーがありました。こちらもタイミングよくすぐに観れました↓。
KITTEの郵便局内。人の大きさの巨大ぬいぐるみが置いてありました。この大きさのぬいぐるみを観るのはオーストラリアのサーファーズパラダイスの海岸沿いの店以来。オーストラリアはコアラでしたが、こちらは熊↓。日本のぬいぐるみはキュート。
ペニンシュラホテルのツリー↓。
東京ミッドタウン日比谷のツリーと6Fのパークビューのイルミネーション↓。
有楽町で入ったベトナム料理屋さん。久々のベトナム料理、美味しかったです。
2022-12-17 00:02
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コメント(1)
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2022-12-19 15:16)