初春を祝う 七福うさぎがやって来る in 静嘉堂文庫美術館@丸の内 [絵画・美術館展・博物館展]
東京駅近くの静嘉堂文庫美術館で「初春を祝う 七福うさぎがやって来る」の美術展を観てきました。この美術館に行くのは初めて。去年の秋にオープンしたばかりとのこと。先日行った三菱一号館美術館と目と鼻の先でびっくりしました。
静嘉堂文庫美術館公式サイト:https://www.seikado.or.jp/
(以下、美術品、館内は静嘉堂文庫美術館のHPより画像お借りしてます)
兎と兎の冠被った子供たち、そして七福神たちが山車を引っ張っていて、この後ろにもまだたくさんの七福神と子供たちのお人形さんたちが並んでました。全58体。三菱第4代社長の岩崎小彌太の60歳、還暦を祝って夫人が京人形司に作らせたもの。もうキュートで可愛いくてめでたくて、いうことありませんでした。
横山大観の「日の出」そして酒井抱一の「富士山」そんなに大きな作品ではなかったけれど(特に酒井の富士山はとても小さかった)新年にピッタリの作品でした。
そして、この美術館の売りが、この器「曜変天目」。12~13世紀南宋時代の建窯(福建省の建陽にあった古窯のもの)。徳川三代将軍家光から春日局に下賜されたもので長く稲葉家にあったため「稲葉天目」という別名もあり。青色、藍色、銀色、虹色が光の具合でキラキラ輝き、とっても綺麗だった。その色合いがとても素敵すぎでいくらでも眺めていられるほど。こんな美しい器がこの世にあるなんて。ヨーロッパやアジア、中南米で色んな美術館で美術品を観てきたけれど、器で感動したのは初めてかも。
この美術館は中に入るとロビーが広々。吹き抜けのようになっていて天井が高くて↓とても素敵でした。4つの部屋に分かれていて、ここからそれぞれの部屋に入っていきます。
また、明治生命館の1階にこの美術館があるのですが、この明治生命館自体も重要文化財になっていて外観も素敵です↓が、2階のそれぞれの小部屋を見学できます。受付の方に断って無料で見学してきました。重厚な素敵なお部屋がいくつかありました。
ランチはインドカレーのターリー↓。店(マハラジャ 丸の内店)には秋篠宮様一家の写真が飾られていました。インドカレーがお好きで何度も食べにいらしてるとのこと。
この後、人がほとんどいない重厚感ある落ち着いたカフェ(Papas Cafe)に入りお茶しました。このカフェは広くて居心地良かった(LINE PLACEから拝借)
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2023-01-10 00:06)