ミケランジェロ・プロジェクト [アメリカ映画 ドラマ]
アメリカ映画「ミケランジェロ・プロジェクト」(The Monuments Men)を観ました。
2014年の作品。IMDb評価は6・1。ヒトラーが戦時中略奪した美術品を奪還するチーム「モニュメンツメン」の7人の活躍を描く。ジョージ・クルーニーが監督、脚本、製作、出演。仲のいいマット・デイモンや、映画「カサブランカ」を思い出させる「さらばベルリン」で共演したケイト・ブランシェット、ウェス・アンダーソン監督映画にたくさん出てるビル・マーレイなど豪華なキャストが出てました。
ヒトラーはもともと絵描きになりたくてもなれずにいたため、戦時中は美術品をあちこちから略奪。自分の美術館「総統美術館」を建ててそこに収めようと計画していたらしい。鉱山やノイシュバインシュタイン城(学生の時にこの城へは行ったことを思い出した。狂ってしまった王が作った城でシンデレラ城のモデルとなった城。星がたくさん描かれた天井がとても美しかったのをよく覚えている)にたくさんの美術品を隠し、いざとなればすべてを焼き尽くす命令を出していて、相当焼けたり無くなったりしている。それでも500万点もの美術品を奪還し、元に戻すことに成功したこのチーム。映画の中では特にヘントの祭壇画やブルージュの聖母子像、ほかにもレンブラント、フェルメール、モネ、ラファエロの絵が次々に映っていました。彼らの活躍なしには今観られる絵画も彫刻も観られなかったということで、彼らの功績に感謝したいと思う映画でした。naonaoお勧め度★★★★
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2023-01-26 09:57)