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医師ヨハン [チ・ソンJiSung池晟]

韓国ドラマ「医師ヨハン」(Doctor John)を観ました。

医師ヨハン DVD-BOX1

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医師ヨハン DVD-BOX2

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2019年の作品。IMDb評価は8・1。メディカルヒューマンドラマ。チソン主演でイ・セヨンさんやイ・ギュヒョンさんも出演してるので長い間観たいなあと思っていました。いつも泣きモードになり、涙腺が崩壊してました。こんなに泣くドラマと思ってなかったので、一気に観るのは体力消耗するのでできず、大切に大切にコツコツ観た感じのドラマでした。

事故で結果的に植物人間になってしまった父を救えなかったシヨン(イ・セヨン)は医師として自信を失い休業していたが、アルバイトとして刑務所内で勤務することになり、囚人のヨハン(チソン)と出会う。ヨハンは医師で患者を安楽死させた罪で服役していたが、次から次へと急患が出る中、ヨハンの迅速な指示でシヨンは的確に対処でき人を救い徐々に自信を取り戻していく。そして医者一家のシヨンは母や伯母、妹が医者として勤務している病院に復帰すると間もなく、刑務所で会ったヨハンが医師として同じ病院に勤務するのだった…。

ペインクリニック科の医師たちの奮闘ぶりが描かれています。痛みを訴える患者の病気がいろいろあり、また痛みを全く感じない病気(CIPA)=先天性無痛無汗症や、安楽死の問題、DNR(Do Not Resuscitate)=蘇生処置拒否のお願いなど涙を誘うことがたくさんありました。DNRを申請してたが家族のためにこれを考え直したボクサー、ニッパウイルスに侵された神父、ガンで顔半分を失った女優、主役のヨハンと同じ病気を患う若いCIPAの男の子、ガンを患ってるヨハンの担当検事で出所してからもヨハンが安楽死をさせるのではと疑ってる検事(イ・ギュヒョン)、植物人間になり最後は脳死となったシヨンの父…。毎回泣かされっぱなしでした。また師弟関係にあったヨハンとセヨンがいつしかプラトニックな関係になり、ヨハンの体調をチェックし保護者としてセヨンが立ち振るまいますが、ヨハンの病気のためにハラハラドキドキする場面も多く、最後はヨハンが海外へ行って離れてしまい音信不通になって3年後に再会。ヨハン側も病に倒れながらセヨンに気遣っていたこともわかり、ホスピスでヨハンは働き始め、一応のハッピーエンドでした。ちょっと最後はバタバタでしたが、こんなにもたくさん泣けたドラマだったので大満足です。

検事役のイ・ギュヒョンさんといつも検事に連絡を取ってる看護師役のシン・ドンミさん二人が「ハイバイ・ママ」でも共演していたなあと思い出しました。検事の指輪にはmemento mori(メメントモリ)の文字があり、「死を忘れることなかれ」の通り、この言葉はこのドラマのテーマでもあるのだと思いました。別のドラマ「シカゴ・タイプライター」と同時進行的に観ていて、こちらのドラマにはCarpe Diem(カルペディエム)=「今この瞬間を楽しめ」という店が出てくるのですが、時々この二つの言葉に出くわすのはとってもラッキーなことだと思います。これからも忘れたころにこの言葉に出会えて思い出せたらいいなあと思いました。naonaoお勧め度★★★★★

おまけ:SALTNPAPERさんの「Look At」ドラマでよくかかっていたOST。 

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2023-01-23 19:07) 

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