大判三国志②乱世の奸雄 [本]
大判三国志②乱世の奸雄を読みました。
横山光輝の漫画。
董卓は献帝を王に立てる。何太后と廃帝を殺す。丁原たちが董卓に夜襲をかけるがうまくいかず。赤い馬で一日千里をも走る名馬、赤兎馬を董卓が呂布に贈る。呂布は父の丁原を殺し董卓の元へと行く。この時35歳であった曹操は王允から七星剣を借りて董卓を暗殺しようとするが、それがバレて捕まり門番をしていた陳宮と共に逃げる。許劭に人相を観てもらうと曹操は「乱世になれば奸雄となる」と言われる。逃げてる途中知っている呂伯奢というおじのところに行くが、その家のものに殺されると勘違いし殺し家を出てくる。酒を買いに行ったおじに道で会うが曹操はそのままそのおじを殺す。董卓を討つための軍資金を調達するため曹操は父に頼み衛弘を呼んで宴を開いてもらうことにする。袁紹も兵を挙げ、劉備も加わる。呉の孫堅は汜水関にまで攻め董卓側の華雄と戦うが、味方から兵糧が送られてこず困り孫堅は敗れる。関羽が名乗りを上げ華雄と戦い華雄の首を持ち帰る。虎宇関の戦いでは呂布と張飛が戦うが引き分ける。
董卓は洛陽から長安へと遷都する。曹操が董卓を討とうとするもうまくいかず曹操は戻って来る。孫堅の部下が井戸の中から玉璽を発見し手に入れるとこれを袁紹に非難される。孫堅は袁紹の追手にやられる。劉備の義勇軍は解散。皆各々が帰っていく。
冀州を攻め領土を半分ずつ獲ろうと袁紹から手紙をもらった公孫瓚だったが、袁紹と公孫瓚は戦うことに。磐河の戦い。冀州はほぼ袁紹のものとなり公孫瓚は弟の公孫越を使いに出すと闇討ちにあってしまう。公孫瓚を助けたのは元袁紹の家来でもあった趙雲だった。その時客分として一緒にいた劉備も駆け付けた。
このあたりからドラマでも描かれていたエピソードが出てきて馴染みあり、余計に面白かったです。巻末に表紙の絵の塗り絵があって楽しい。
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2023-12-07 14:59)