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大判三国志①桃園の誓い [本]

大判三国志を読みました。マンガです。

大判 三国志 1 (希望コミックス)

大判 三国志 1 (希望コミックス)

  • 作者: 横山 光輝
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 2017/01/23
  • メディア: コミック

三国志をもっと知りたいと思い気軽に読めるマンガを読み始めました。全21巻。横山光輝の絵がとってもいいし、内容も面白い。どんどん読めます。このマンガは漫画家協会優秀賞を受賞、文部科学大臣賞も受賞してます。ドラマでは描かれていなかった部分も色々出て来て興味深い。あれこれ読んだり観たりすればどんどんわかってもっと楽しくなるなあという思いを更に強くしました。

1巻は桃園の誓い。劉備は母のために1年かけて貯めたお金を叩いて洛陽船からお茶を買う。しかし黄巾賊が船や商人を襲い、劉備もこれに巻き込まれる。黄巾賊は張角が南華仙人に会い「太平要術」を与えられ、その秘薬が人々を救って行った。張角のまねをして弟子たちが黄色い布を髪に結わえるようになり黄巾賊と呼ばれるようになったが、徐々に掠奪、殺戮を繰り返すようになっていく。劉備は黄巾賊に入らないか誘われ、お茶を奪われ剣を取られそうになった時にお坊さんに助けられ、芙蓉姫を逃がす手助けを頼まれる。その時張飛も現れる。張飛は恨みから黄巾賊の一員になり主君の娘の芙蓉姫を助けに来ていた。劉備と張飛はお互いの剣を交換して別れる。

母のところに戻った劉備は母に「育て方を間違えた」と言われる。母はお茶を捨て、違う剣を持っている劉備を責めた。本当は百姓でなく帝王の血筋なのだと劉備は言われる。劉備がむしろを問屋に収める時に黄巾賊を討つ軍の募集を見て、その後張飛に再会。すぐに劉備は剣を戻してもらう。張飛は世のため人のために働きたいという劉備の下で働きたいと思うようになりすぐに関羽にも会いに行く。子供たちに学問を教えている関羽も加わり、劉備の母が用意してくれた桃園の宴席で、劉備、関羽、張飛は桃園の誓いを誓う。「我ら天に誓う。我ら生まれた日は違えども、死すは同じ日同じ時を願わん」義兄弟の誓いのあと、人々が集まり馬を提供し金を出すという張世平が現れる。劉備たちはそのお陰で黄巾賊を討つ義勇団を作った。幽州の劉焉の兵が黄巾賊を討つため動き出すことも重なり劉備は初陣で勝利。2戦目は苦戦しながらも勝利。盧植先生が広宗で黄巾賊と戦っているのを知って劉備も加勢したいと劉備も戦う。10把ずつ松明を背負わせ火をつける火責めの計を使う。そして官軍であった董卓に加勢すると雑軍から邪けんな扱いを受ける。朱儁将軍が黄巾賊の張角の弟で妖術を使うという張宝を成敗してほしいと劉備に言うため劉備はこれも破り大活躍。黄巾賊を成敗するも、他の軍と違って義勇軍であるという理由から劉備たちは祝杯のために城内に入れてもらえなかったが、通りかかった張均の計らいで帝から中山府(河北省)安喜県の警察署長に任命され、義勇軍は解散する。劉備のお陰で治安が良くなっていたが、都からの勅使がやってきて劉備が賄賂を差し出さないためそのもてなしが気に食わないとわざと劉備の部下を脅し嘘の訴状を書かせるが、張飛はその勅使を縛り上げる。このまま警察署長に安穏していてはいけないと初心の天下万民のために劉備はその職を捨て放浪の旅へと出て、劉大人のお世話になると芙蓉姫とまた再会。身をひそめるために一度3人が解散し、涼秋の8月五台山で会うことにして別れる。

肉屋の何進の妹の何后が陛下の子供の弁を産む。また王美人も陛下の子供の協を産む。何后は王美人を毒殺。協は帝の母である董太后に預けられた。帝であった霊帝が協を後継ぎとしたいと言っていたが、十常侍(役人)はずっと帝をないがしろにしやりたい放題であり、十常侍は何進を殺そうとしていた。何進は各地の将軍を集めて十常侍を討とうとしていたが何進は首を捕られてしまう。西涼の董卓は宮廷にやってきて何太后に危害は加えないと言い、帝と協は逃げる。

今まで観た三国志のドラマでは桃園の誓いはサラリとしか触れず、また黄巾賊のことも言葉だけしか出てこなかったのでこのマンガでよくわかりました。また劉備がむしろを作っていた百姓であったというのも知れて面白い。劉備がきりりとした美男子で関羽も張飛も格好いい。この調子で21巻読破したい。

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2023-12-05 15:00) 

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