大判三国志⑦関羽千里行 [本]
「大判三国志⑦関羽千里行」を読みました。
横山光輝のマンガ。
離れ離れになっていた関羽は劉備から手紙をもらう。関羽は劉備の元へと急ぎ、曹操は別れるのが嫌だったため別れの挨拶もしなかったが、考え直して後を追い別れを言う。関所で通行証をもたない関羽は足止めを食いその度にやむなく人を殺していく。山賊の周倉が関羽に仕えたいと申し出、周倉を部下にする。城にいた張飛と再会。劉備とも再会。劉備は表向き劉表を味方にするために話をつけに行くと言って出てきた。関羽は関平を養子に取り、趙雲が劉備に仕えたいと申し出、劉備は趙雲を部下にする。
孫策は狩りの間に命を狙われ体調を崩すも、名医華佗に診てもらうと具合も良くなる。袁紹から手を結ぼうとの手紙をもらいその誘いに乗る孫策。于吉仙人は民から尊敬を集めていたが、孫策はそれを邪宗だと捉え于吉仙人を獄に入れてしまう。そして3日間雨乞いをさせて雨が降らねば殺すことにしていたが、雨が降ったのにそれでも殺してしまい、それ以来孫策は仙人の幽霊を見ておかしくなり27歳の若さで亡くなってしまう。亡くなった孫策の代わりに呉の国王となったのは19歳の孫権だった。
荊州の劉表に劉備は出迎えられる。劉備たちが賊を追い払ったからだ。劉表が馬を褒めると劉備は劉表にその馬をあげるが、劉表は部下に馬が凶馬だから返した方がいいと言われ返す。劉備には子供ができ阿斗と名付け劉備は新野を任される。
家督争いで劉表が劉備に相談すると劉備は長男の劉琦に家督を継がせるべきだと発言し、それを知った次男の劉琮の母、蔡夫人が兄の蔡瑁に相談すると劉備を殺そうとする。劉備はその場から逃げる。劉表は具合が悪い中宴会を催したく劉備は荊州の国王の代理として客をもてなしてほしいと乞われ趙雲を従えて宴に参加するが、暗殺計画がまだ続行中なので逃げ、凶馬と言われた馬で逃げ、檀溪を馬で渡る。
水鏡先生と出会いあとから趙雲が追って迎えに来る。劉備が暗殺されそうだったと劉表に手紙で知らせると劉琦がやって来る。また単福と出会い劉備は軍師として迎える。彼は役人に追われる身だったので名を伏しており本当の名は徐庶だった。
曹仁が新野に攻めて来たが樊城がガラ空きになったのでこれを劉備たちが取る。李典と趙雲が戦い曹仁の八門の陣を劉備たちが破る。夜討ちもして劉備たちの大勝利。劉備は劉泌の甥である寇封を養子にする。
曹操に徐庶の母を囮に徐庶は曹操に呼ばれて行ってしまうが、別れ際に隆中の大賢人、伏龍先生(諸葛亮)を教えてもらう。水鏡先生が言う「伏龍(諸葛亮)、鳳雛(龐統)のどちらか一人得れば天下を手中に得られる」との言葉を劉備は思い出していた。
ここのパートはドラマでも同じように描かれていたので頭にス~と簡単に入って来て楽しかったです。劉備、関羽、張飛が離れ離れになってまた再会し、趙雲も劉備たちの仲間になる。そしていよいよ諸葛亮の名前も出て来て…とワクワクシーンのはじまりです。
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2023-12-26 19:53)