きみの瞳が問いかけてる [三木孝浩監督]
日本映画「きみの瞳が問いかけている」を観ました。
2020年の作品。IMDb評価は7・2。三木孝浩監督作品。韓国映画「ただ君だけ」のリメイク版(以前に私は「ただ君だけ」を観てます→https://naoazucar.blog.ss-blog.jp/2020-10-18)日本版と韓国版はかなり似ていましたが、どちらがいいかと聞かれたら韓国版のほうが良かったです。韓国版はかなり泣けたのに、日本版では泣けなかったのが残念。ただ主役の吉高由里子ちゃんと横浜流星くんのカップルもそれなりに良かったし、たぶん韓国版を観ずにこちらを観てたらもっと自分の中の評価も変わっていたかもしれません。
ストーリーは韓国版にほぼ同じ。日本版の題名が「ロミオとジュリエット」の「彼女の目が問いかけている。僕が応えなければ」というセリフから取られ、「椰子の実」の歌とオルゴールの曲が「椰子の実」であったこと、韓国版では夜来香が使われたのに対して日本版は金木犀の花を使われていたことなど微妙な違いがありましたが、だいたい同じ流れで進んでいました。役者さんも違うけれど映画全体の雰囲気は似てました。韓国版でかなり泣けたのに日本版では泣けなかったのは、もしかしたら編集とか音楽の入れ方、間の取り方などの微妙な何かなのかもしれません。この日本版は最近国連で演説したBTSが主題歌「Your Eyes Tell」を歌い、ちょっと前にテレビのトークショーで観た町田啓太くんも出ていたのが私にとってはタイムリーでもありました。ストーリーが素敵な映画なので、日本版でも韓国版でもどちらでも一度は観るのはお勧めです。三木孝浩監督作品が好きなのでこの映画もチェックしましたが、そうでなければ韓国版を観てたので観なかっただろうなあと思います。そしてリメイク版を観るよりオリジナル版を観たほうがいいという気持ちを更に強くしました。オリジナル版がいいからリメイク版が作られていて、大抵リメイク版はオリジナル版を超えることは難しい場合が多いと思いました。
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2021-09-29 12:47)